[920]私は、24日の定例会で 重要な金融の話をします。
副島隆彦です。 3日後に迫った 私たちの 定例会(自力の講演会)
演題「 今、世界経済がどう変質しつつあるか 」で、私は、金融・経済についての 重要な話をします。
3月になって、急激に 円安(=ドル高)と株高(日と米の両方で)が起きて、副島隆彦の金融予測(予言)が外(はず)れた、と 私の金融本の読者たちだけでなく、金融業界でも ウワサになっているそうだ。
私は、この4ヶ月に何が起きていたかを、精密に調査、分析した。
それは、 ゴールドマン・サックスの ジム・オニールという ワル( この男が、BRICS =ブリックス、新興5大国 =というコトバを創ったのだ)が、日本の官僚トップの 勝栄二郎と 武藤敏郎 を あやつって、野田政権を動かして、 「日本も 株高 と 円安 にしてやる。なんなら日本国債の暴落までやってあげよう」 と 秘かに日本に何度も来て、金融庁の幹部たちまで 操っていた。
ゴールドマンは、ヨーロッパ投資で大失敗して( 200兆円ぐらいの損)潰れそうなので、米財務省に屈服して、”世界協調 ジャブジャブ”(副島隆彦が作ったコトバ。日銀の白川総裁らも 自民党”上げ潮派”=ローレンス・クライン・モデル派 に ひどく 脅迫されている。「もっと金融緩和しろ」と) をやっている。
ヨーロッパの大銀行に対して、 ”ドラギ・マジック” で年末から、100兆円(1兆ユーロ)が突っ込まれた。 副島隆彦は、前の金融本「金・ドル体制の終わり」(2011年10月26日に書き上げた。そのあと、急激な動きがどんどん起きた)を書いて、「ヨーロッパで20個の大銀行が潰れる」と 一覧表にした。
一行も潰れないじゃないか。副島隆彦のウソつき、 と 私に向かって、言える者が、いるか。
ユーロの無制限、無期限の 裏からの供給で、大銀行たち(とくに フランスの3大銀行)を、狂ったように 救済している。 そんなことをやっていいのか? そうすると、このあと、世界は、一体、どういうことになるのか。 だから、こんどの講演会の 演題は、「 今、世界経済がどう変質しつつあるか 」なのだ。
大銀行がバタバタ、連鎖倒産するのを、世界権力者たちが、黙って放っておくわけがない。 アメリカの大銀行もバタバタゆく。だから、彼らは、必死の反撃 、すなわち 問題の先送り = あと2年、生き延びれないい。だから、円安(ドル高)と株高を 人工的に演出して、 インチキの 景気回復を 日本でもやってやる。 日本の 輸出大企業の株は、1月16日のドン底から、軒並み、40% も上げた。 昨年3月の地震・大津波、ゲンカツ事故のときに、一斉に投げ売りしたものの買い戻しでもある。
だから、景気回復なのか?
1ドルは、95円の手前まで行く(5月には一度、落とすが)と、ジム・オニールらが指揮する ヘッジファンドどもが仕組んでいる。
事態は、急激に変化している。しかし、この「奇妙な動き」の4ヶ月を、私、副島隆彦は、すべて解読し、読み破った。 またしても、彼らにダマされて、”の提灯をつけられて” そして、ドット落とされて、また大損をしたい人は、すればいい。 私は、冷酷にすべてを見通す。
私の、以上の文に、心底、震え上がらない、金融、経済業界のプロたちがいたら、お目にかかりたい。 私、副島隆彦が、金融・経済の分野でも、日本では最高度の 管制高知(コマンディング・ハイツ )を維持する。
24日の私たちの講演会の当日券はまだあるそうです。 会員の人で時間のある人は来てください。 副島隆彦が、次に出す本の核心点を、すべて話します。 副島隆彦拝