[847]支出をしぼるどころか・・

野田リベイル 明子 投稿日:2012/01/27 15:23

長年に渡り、国民に伝えるべき情報や真実を伝えず、アメリカの御用機関となり果てた末に、良識ある国民から見捨てられ、売上部数を堅調に減らしてきた大新聞会社。このままジリ貧になって、早く世から消えればいいものを、まだ裏から手をまわして姑息な手段で、血税にたかろうとしている。
以下を偶然目にしてしまったが、あきれてモノが言えない。以下の記事の中の、1つ1つの文章、1つ1つの言葉に、大きな欺瞞が含まれている。

<以下引用>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120127-00000086-yom-soci
学校図書館を新聞で活性、購読費を国が予算化
読売新聞 1月27日(金)1時26分配信

 言語活動の充実を求める新しい学習指導要領の実施で、学校図書館を活性化させる動きが始まっている。

 国は来年度から全小中学校の図書館に新聞を届け、司書の配置拡大も後押しする。新聞と司書教諭らが、相乗効果を挙げた学校も現れている。

 相模原市の鵜野森中学校の図書室には、1日約50人の生徒が本を借りに来る。「貸し出しや返却の受け付けで忙しくて、好きな野球関係の本も読む時間もない」と、広報委員長の2年生。放課後も10人以上が集まり、司書と談笑していた。

 図書室のショーケースに、最近の新聞記事が展示されていた。なでしこジャパンの記事から、内閣改造、遺跡まで10本以上。なでしこの記事には、沢穂希選手を紹介した本を添えてある。非常勤の司書が週2回以上、記事を替えている。

 「新聞には、面白い記事が載っているというのを知ってもらい、ニュースに関連した本に興味を持ってもらうためです」と、司書教諭。

 総合学習、国語、社会、理科から美術まで、ほぼ毎日、図書室で授業がある。放射能、地震関連の本や東日本大震災後の新聞や縮刷版も用意されている。

 指導要領には「新聞の活用」が盛り込まれたが、文部科学省によると、図書館に新聞がある学校は2010年に、小学校で約17%、中学校で約15%にとどまる。

 このため、文科省は12年度から始める「学校図書館図書整備5か年計画」などで、全国のすべての小中学校と特別支援学校に新聞1紙を置く予算(年15億円)を確保した。
<引用終わり>

今や子供たちに読ませるような価値のある記事はほとんどなく、連日アメリカと役所のプロパガンダ機関であることの確認と笑い話のネタ程度の情報しか提供していないようなものを、「面白い記事が載っている」とか「指導要領には『新聞の活用』」とか、これを書いた人間は正気なのか?と思わされる。
こんなものを「すべての小中学校と特別支援学校に置かねばならない」と考えるのは、売上低迷にあえぎ、今や瀕死状態の大新聞会社以外に、何があろう??こんなくだらないことに、年間15億円(!!)もの予算を割くほど、この国の財政には余裕があるのか?あったのか!?

なぜ、こういう新聞業界からの働きかけには応じるのだ?
こういう意味不明の予算が次々と確保され、官僚の利権は温存されたまま、どのツラ下げて増税を叫ぶ、ノダよ、勝よ!!
(あぁ、やっぱりこの愚総理との「同姓ハラスメント」は耐え難い・・・。)