[817]福島本部活動日誌です49

吉見 おさむ 投稿日:2011/12/21 18:34

以下に、MLに投稿した内容を転載します。

(転載始め)

2011年12月11日の日誌です。

LEDライトの光がまだ慣れず、寝るのに一苦労しました。

洗濯をしました。外に置くしかない洗濯機が冬季も普通に動いてくれるか、今から心配です。

午後7時、Iさんが来ました。
Iさんは、夜のうちから屋根を作る作業に取り掛かっていました。

レシートの整理をしました。
明日、ダイユーエイトで過去のポイントをつけてもらう関係上、一度金庫の金を使って11月にかかった費用を清算しました。
未明までかかる作業になってしまいました。

遅めの夕食として、ご飯、漬物、もずく、納豆、麻婆豆腐、を用意しました。
もっと書くことがあったはずなのですが、思い出せません。

(転載終わり)

(転載始め)

2011年12月12日の日誌です。

燃えるごみを出しました。

午前8時38分、機動隊の車両が2台通りました。一台は川内村方面に行き、もう一台は都路の検問所方面に行きました。
月曜日が検問所の見張りを交代するタイミングだと聞きましたので、その車両だったのかもしれません。

船引と常葉町にIさんの軽トラックで行って、屋根の材料を調達しました。
行く時に「鳩を原ノ町まで飛ばす」と言っている人たちが、都路大橋を下りた所に居ました。
行きの道の途中ですれ違うトラックは、「災害復興支援」と書かれた張り紙をフロントガラスに貼っていました。
ダイユーエイトとコメリで鉄パイプなどを購入しました。洗濯機の延長排水ホースや夕食用の食材なども購入しました。
途中でケーズデンキとコンビニに寄らせてもらいました。LEDスタンドとエネループ、それから、事故から1ヶ月の間をまとめた河北新報のムックを購入しました。

午後2時から歯医者に行きました。1時間20分かかりました。

遅めの昼食は、焼そばでした。

Iさんは屋根を作る作業をしていました。

午後8時から、Iさんが設置した看板上の照明の設置を簡単に手伝いました。

夕食は、蕎麦、酒、漬物、もずく、半額の海栗、半額の生牡蠣を酢醤油で味付けしたもの、でした。
主な調理はIさんがされたので、美味しかったです。
なお、メキシコ産の199円の海栗は、一寸変な味がしました・・・。

(転載終わり)

(転載始め)

2011年12月13日の日誌です。

検問所の警官は2週間で交代するのだと聞きました。
また、ガソリンスタンドで雑談をしていた人達が
「事故の後な~んであいつら原発の方行くんだってやつらがいたけど、あいつら今思えば窃盗団だったんだなぁ。ATMとかコンビニとか、6億やられたらしい。」
と言っていました。

灯油を60リットル、ガソリンスタンドで補給しました。

2階と奥の部屋に掃除機をかけました。
布団とソファーを干しました。
洗濯をしました。

昼食は、ご飯にかれいの煮付けもどきを載せて、一気に食べました。

Iさんの作業を簡単なものだけ手伝いました。
とは言っても、余り役に立ってはいませんでした。

今日NTTの工事があって、光回線へ切り替わりました。
ADSLよりもずっと速くて驚いています。
但し、無線LANが上手く設定できていない状態です。

ガラスの壁に断熱材を貼りました。まだ半分ほど貼る箇所が残っています。

常葉町のコメリに屋根の部品を買いに行きました。
行く時に古道体育館の明かりがついていました。

夕食は、ご飯と鍋もどきを作って、後は昨日と同じものをお出ししました。
私は腹の調子がおかしかったので食べませんでした。

(転載終わり)

(転載始め)

2011年12月14日の日誌です。

無線LANの設定が出来ました。
現在問題無く使用可能です。2階でも使えます。
なお、2階のPCのメンテナンスを少しだけしました。

久々に石井魚店に行きました。
帰りに通りがかったパトカーは、警官が厚い防護服を着ていました。

昼食は炒飯をIさんが作りました。

午後3時10分、古道体育館に行ってみましたが、入り口、裏口ともに人がいて、ちゃんとした写真が撮れませんでした。
脇の入り口には車が停めてありました。

公民館の駐車場には宮城ナンバーの車が2台、いわきナンバーと福島ナンバーの車が3,4台置いてありました。

古道小学校の崖崩れ現場では、隣の木々も切られていました。

ショベルカーが崖の上から入れられていました。

大家さんのところに自転車で行って、屋根を作る許可を貰ってきました。

M商会でパイプを5本購入しました。
Iさんによると「意外と品揃えは良い」とのことです。

夕食は、余り物で作ったカレー、セロリと長芋のサラダ、白菜の漬物、でした。

六城さんが関心を持っていた、たくきよしみつ氏の裏日記はこちらです。
http://gabasaku.asablo.jp/blog/

(転載終わり)

(転載始め)

2011年12月15日~20日の日誌(・簡略版)です。
一寸大量に溜めてしまったので、時系列のおかしい簡略版ですが、ご容赦下さい。

17日に雪が降りました。

20日現在で融けていますが、また降り出しています。晴れているのに雪が降っています。
なんとか自転車を走らせることは出来ましたが、今後はわかりません。
道路は凍結しそうですので、ご注意下さい。

17日の検問所前の立て看板には、雪に注意を促す看板が追加されていました。

奥では3人の警官が外に立っていました。

丁度、原発に向かう作業員が検問所を抜けていくところでした。

公民館前の駐車場では、防護服を着た人が車に乗るところでした。

体育館内には防護服を着た人達が集まっていました。

Yさんが15日の午後3時半に来ました。
取材の途中で通りがかったそうです。
3分だけ居て、事務所の写真を撮っていました。
「ここだったのか・・・」と言っていました。

大家さんの奥さんが来ました。
干し柿を頂きました。

288号線と399号線を小型クレーンのついたトラックが頻繁に行き交っています。
以前に比べて、警察車両の頻度が減り、資材を積んだトラックが増えています。



19日の午前8時30分に、検問所方面から家畜運搬車が走ってきて驚きました。

警察車両のなかに、のどかな音楽をかけながら防犯を呼びかけるものが出てきました。

歯医者に行きました。

16日、17日は食事を摂らずに、お茶だけ飲んでいました。
残っているラーメンや鍋の残りなどがなかなか減りません。

K先生から衣類を頂いてしまいました。大変恐縮です・・・。

東京書籍の「new horizonでもう一度英語をやってみる」が届きました。
内容がエロゲやラノベ、そのまんまでした。
過去の教科書に載っていたキャラ達がこんな風に成長するのは、大変感慨深いです。

この本で一番盛り上がるのは、この絵を見て、どちらが攻めでどちらが受けなのかを考える事なのだと思います。

流石は、教科書を作っていたにも拘らず、トンキンハウスという名前で名作ギャルゲーを作っていた、東京書籍という・・・・・・・・・優れた出版社の著作物は物凄いと感服しました。
(ただ、エロ小説のフランス書院は筑摩書房がやっている(らしい)ことを考えると、余りおかしい話ではないのかもしれません。
少なくとも光栄の様に、世界初のエロゲーを作ったのに、社史からその過去を抹消するような行為とは比べようもありません。)

(転載終わり)

東京書籍というと、東大受験生必携と言われる(らしい)世界史Bの教科書&数学の問題集であるニューアクションシリーズが人口に膾炙していると思うのですが、私には断っ然「Lの季節」です。もう少し私の能力が高ければ、ギャルゲー史上最高傑作との意見もある「Missing Blue」を出来たのでしょうが、挫折しました・・・。