[703]今頃になって、NHKまで使って、アポロ月面着陸はあったのニューズを流したそうです。

副島隆彦 投稿日:2011/09/09 11:43

副島隆彦です。 NHKが、一昨日の9月7日に、NASA のアポロ計画の月面での活動の新しい証拠があることを、日本でも報道したそうです。NHKのニューズでこのことが報じられたことを、私に教えてくれた人が数人います。

私、副島隆彦がこのニューズをどう考えるのかを、多くの人が気にしているのでしょう。 人によっては、動画でも見て、月面に残されたというアポロ17号とかの乗組員(各号、2人ずつが月面に到着して月面で活動したことになっている)の飛行士たちの足あとも大きく写っていたそうです。

例のあの 草鞋(わらじ)のような大きな足跡です。あのワラジの大きさは、本当は70センチぐらいあるものだそうです。 まず、以下の新聞記事を読んでください。

(転載貼り付けはじめ)

「最後のアポロ、月面に残した跡」

ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2011年9月8日

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011090801&expand&source=gnews

NASAは2011年9月6日、月探査機ルナー・リコナイサンス・オービタ(LRO)が撮影したアポロ17号など3つの着陸地点の写真を公開した。写真には、宇宙飛行士が月面探査の際に残した足跡も写っている。

公開された画像はアポロ12号、14号、17号のもので、いずれにも月の表面に残された宇宙飛行士の足跡が確認できるが、特にアポロ17号の着陸点の写真には、人類が月に残した最後の痕跡が写っており、ムーンバギー(月面探査車)が残した軌跡も見ることができる。

LROはこれまで2年以上にわたり、アポロの着陸地点を含め月面を広範囲に撮影してきたが、今回オービタの軌道を高度約50キロから約21キロの低高度に修正した。低高度に28日間留まって撮影を行い、6日には元の高度に戻っている。

LROメインカメラの主任調査員でアリゾナ州立大学の研究員マーク・ロビンソン氏は、「新しい低高度望遠カメラによって、月の表面がより鮮明に捉えられている」と話す。「良い例がアポロ17号の着陸地点に写ったバギーの車輪の跡だ。これまでの写真でも走行した跡は見えた。が、今回は平行な2本線の轍(わだち)もはっきり確認できる」。

●「アポロ飛行士の足跡など撮影」

2011年9月7日 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110907/t10015439811000.html

アメリカの月探査機が、およそ40年前に月に着陸した「アポロ17号」などの着陸地点を上空から撮影し、宇宙飛行士が歩いた跡など、月面での人類の足跡が鮮明な画像で捉えられています。

これは、月の周りを飛行しているNASA=アメリカ航空宇宙局の月探査機が先月撮影したもので、6日に公開されました。 探査機が撮影したのは、1969年から1972年にかけて打ち上げられたアポロ12号、14号、そして17号の着陸地点です。

今回はこれまでで最も月面に近い高度およそ20キロから撮影されました。このうちアポロ17号の着陸地点の画像には、宇宙飛行士が歩いた跡や、探査用の車のタイヤの跡、それに月面に残された着陸船の台座の部分などが写っていました。

NASAは、40年も前の月面活動が今も消えずに残っているのは、月に大気がなく、地球のような風が吹いていないためだと説明しています。

アポロ計画を巡っては、月での宇宙飛行士の活動は実際には月には行かず、映画のスタジオで撮影されたのではないかと疑う声もありますが、NASAでは、今回の画像から当時の月面での活動の様子がより鮮明に分かるとしたうえで「アポロの輝かしい歴史を思い出させてくれる」と話しています。

(転載貼り付けおわり)

副島隆彦です。 NASA も 予算をオバマ大統領から、ものすごく削られて、今にも潰(つぶ)れそうになっているので、こんな 小賢(こざか)しいことをやります。 こんな中途半端なことをしないで、月面に無人のカメラを落として、アポロという名の月ロケットの残骸を近距離から撮(うつ)せばいいのです。

こうやって、悪あがきとしか言えないことを、やって日本のNHKまでも脅(おど)して、放送させるということは、何か新しい策謀があるのでしょう。

ここの学問道場の会員たちで、まだ、私、副島隆彦の重要な著作である『人類の月面着陸は無かったろう論』(徳間書店、2004年6月刊)を読んだことのない人は、是非、読んでください。

自分で言うのもなんですが、この本はものすごく重要な本です。この本をじっくりと読んで正確に理解してください。副島隆彦の文章の緻密(ちみつ)さがよく分かるでしょう。私は、狙った獲物(えもの)は徹底的に研究して、周到に準備して逃がさないようにして、そして最後に打ち倒(たお)します。

この「人類の月面着陸はあったのか問題」は、今度の放射能コワイ、コワイ問題とよく似ています。この私の態度に対して、「私は、もう、副島隆彦の言うことを信じません。あなたの本はすべて捨てました。会員を辞めます」と書いてきた人と同じようになる人たちが出てくるかもしれません。おもしろいなあ、と思っています。

人間は、自分の脳がグラグラするぐらいに、1つのことで悩んだほうがいい。そのほうがその人の脳(=、知能、思考力)の成長になる。

さあ、日本最高の思想戦闘員(しそうせんとういん)である私、副島隆彦と、崩れつつあるアメリカ帝国の大ウソつきどもの、果たしてどちらが勝つかの、勝負の決着が着く時代にようやく至りつきました。あと一押しだ。 おもしれえなあ。

副島隆彦拝