[685]吉田松陰について、故小室直樹博士とアメリカの考え方。

山口@福岡 投稿日:2011/08/29 20:09

こんばんわ、山口@福岡です。
ジョン・ヴィクター・ルース(@AmbassadorRoos)米国日本大使のツィター
(2011/08/28)の投稿記事より
参照先:http://twitter.com/#!/AmbassadorRoos/status/107652381046607872

(転載開始)
ジム・ズムワルト米国大使館首席公使は、自身のブログで明治維新の偉大な知的指導者のひとり、吉田松陰に思いを馳せています。 goo.gl/ZM7rv
(転載終了)

ジム・ズムワルト米国大使館首席公使のblogより
(転載開始)
知の力
(2011年8月26日)

松下村塾

 先日の萩旅行の際、私は明治維新の時代に活躍した偉大な知的指導者のひとり、吉田松陰について知りました。松陰が主宰し、門下生に講義をしたという私塾を見学してきました。予備の畳敷きの間がある小さな民家にあった彼の私塾は「松下村塾」と呼ばれていたようです。

 意外だったのは、松陰がそこで講義したのはごく短い期間だったということです。松陰は「日本が西洋の技術を取り入れて列強の仲間入りを果たす」という強い信念を持っていたようです。また松陰は、地位や身分で分け隔てることなく、才能ある塾生を受け入れたのです。

 松陰は30歳にもならないうちに処刑されてしまいます。それでも松陰の斬新な思想は、封建制度に根ざした国を近代国家に変える力になりました。松陰の門下生の中から、後の内閣総理大臣や元帥陸軍大将、実業家など、近代国家・日本の基礎をつくった多くの人物が輩出しています。

多くの人が訪れる吉田松陰の墓

 萩を舞台にした松陰の悲劇的な短い生涯に思いをはせ、知の力に対する認識を新たにしました。良き師は説明してくれるものですが、偉大な師は刺激を与えてくれます。松陰は自らの知の力で、門下生に刺激を与えたのです。

ではまた次回。

ジム
(転載終了)
参照先:http://zblog.japan.usembassy.gov/j/zblog-j20110826a.html

故小室直樹博士が教育論で今の日本の教育界で最も手本になる人物として吉田松陰をに挙げ、そのことについての本も書かれている。

Amazonに記述あり
関連書籍:小室直樹著 歴史に観る日本の行く末(予言されいた現実!)
単行本: 294ページ 出版社: 青春出版社 (1999/02)
ISBN-10: 441303130X
ISBN-13: 978-4413031301

Amazon商品の説明より

内容(「BOOK」データベースより)
吉田松陰の奇蹟の教育が近代日本を生んだ。近代日本は、生まれると同時に、吉田松陰をきれいに忘れてしまった。そこから、日本の悲劇がはじまった。日本を破滅から救う方法は、吉田松陰にかえれ。これにつきる。これが、狂瀾を既倒にめぐらす方法である。

内容(「MARC」データベースより)
子どもの心も大人の心もすさみきっている。日本を破滅から救う方法は、吉田松蔭にかえれ、これにつきる。近代日本をつくった吉田松蔭をはじめとする歴史上の人物の教育観に学ぶ。