[679]年金・福祉について

川口 勝 投稿日:2011/08/26 23:14

1月頃自己紹介のメールに対し先生からお返事と投稿のお勧めをいただいておりましたが今になってしまいました。他の方が投稿されている話題とは違いますが、初めての投稿をさせていただきます。

私は日本年金機構に勤務しております。副島先生の著作を初めて読んだのは記録問題が多少落ち着きかけた頃でした。確かに非難を受ける点もあったのでしょうが、なぜ社会保険庁叩きがこの時期に起こったのか疑問がありましたがお金の問題があるのだと先生が述べてあったのがとても印象深かったです。官僚が行った年金資金運用で損失をだしたから年金がもらえなくなるのを末端の組織のせいにしようとする魂胆であることがわかりました。また、事務所の窓口ではあなたたちに年金資金の運用を失敗した責任はないのにね、とか中川昭一が殺されたのは陰謀があるんだよとおっしゃられるかたもいました。マスコミの言うことを真に受けている人ばかりではないようです。ついでに言うと長妻氏はうちの労組の大会にも顔をだしていたようです。それなのにあの変貌ぶりは何なのかと思います。同じく年金問題を追及していた原口氏にしても反官僚とは言っていなかったようですからノンキャリアしかいない社会保険庁を叩きまくって売名行為に利用したのではないのでしょうか。

今恐慌入りを目の前にしているところですが、運用されている年金資金はどれぐらい消えてしまうのでしょうか。先生が言われているように将来年金はもらえなくなるのであれば自分たちの仕事は何だったのだろうかと思います。また、運用して損失をだしたことの責任を明らかにしてもらいたいと思います。そして、今後福祉はどのようなものになるのでしょうか。確かに自立は大事ですし過剰な福祉が政府の肥大化を招くとは思います。しかし、負け組、勝ち組とか切り捨てて自己責任で終わらせるような社会もよくない気がしますから何もしないのはどうかと思いますがいかがでしょうか。

以上、失礼いたしました。