[659]福島県産の農産物の値段は高過ぎる

会員番号1350 高橋紀夫 投稿日:2011/08/18 01:28

会員の高橋紀夫です。

№657の投稿を読んでの東京の消費者として投稿します。

まず「風評被害」という言葉が独り歩きしていますが、凄く違和感があります。

過去にも狂牛病の国産牛肉や毒入り餃子事件での中国産食品の販売量が激減しましたが、その時には「風評被害」なんて言う言葉はまるで聞きませんした。
どうして「今回の原発事故」だけが風評被害なんて言う言葉が生まれたのか違和感があります。

次に「どうして福島産の農産物が売れないのか?」ですが、消費者の立場から言えば「魅力が無いから」です。
私の地元のスーパーでは福島産の農産物と言うと「なす」と「きゅうり」位しか見かけません。もちろん売れずにいつも残っています。
「何で売れもしない商品を並べるだろう?」とは思います。

地元のスーパーを何件か回って確かめたのですが、「福島産のなすときゅうりの値段が、原発被害を受けていない地域(新潟・長野・関西等)の物と値段が殆ど変わらない」です。せいぜい「若干安いかな?」と言う程度です。

ようするに「福島産の農産物と原発被害の無い地域の農産物が同じ値段で売られていれば、原発被害の無い地域の物を買うのは当然」と言うことです。
そして「福島産のブランドイメージが原発事故で傷ついたのですから、値段を下げて商品の魅力を上げる」という行為をしないと消費者は購入しないと思います。

ここで不思議なのが泉さんも「収穫しても、一割も売れないそうです。」と書いていますが、消費者の立場から言えば「売れないのにどうして値段を下げないの?」です。
狂牛病の時などは国産牛肉が半値程度まで下がりました。自分なども「狂牛病の心配よりも美味くて安い牛肉が手に入る」と喜んで購入したものです。

「売れないのならば値段を下げる」のは当然の行為だと思うのですが・・・・
それとも「農家が出荷する値段は安いが流通段階で高くなる」のでしょうか???
事情をご存知の方が居ましたらお願いします。

ちなみに私が値段を調べたのは中央線の新宿・高円寺・荻窪・吉祥寺・三鷹・武蔵境の近隣のスーパーです。他の地域では「福島産の農産物の値段は安いよ」と言う情報がありましたら、投稿をお願いします。