[614]「今頃65歳にもなって、何を偉そうなきれいごとが言えるんだ!」 副島先生は質問の返答もすごい演説

川端優美子 投稿日:2011/06/29 22:00

群馬のゆみこ(川端優美子)です。

2011年6月16日(木)午後6時から東京の文京区民センターで行われたシンポジウム「小沢一郎と日本の新しい政治」に行きました(泉浩樹さんが、【[611]動画:シンポジウム「小沢一郎と新しい日本の政治」】で知らせている動画です)。以前[601]で先生の演説の報告をしましたが、演説のあとで、会場からの質問に答える副島先生の動画です。だいたいな感じで書き起こしました。質問は・・・何だったかな。質問を知らなくても楽しめる内容ですが、興味のある人は動画【シンポジウム「小沢一郎と新しい日本の政治」-5/6】にあると思うので、探して下さい。

【動画】シンポジウム「小沢一郎と新しい日本の政治」-6/6(副島先生7:30から)
http://www.youtube.com/watch?v=Lqg09JtgaaQ&feature=related

———–副島先生 答え 書き起こし はじめ———–

日本の官僚が操られるのは当たり前なんです。小沢一郎をいじめている東大法学部を出た高級官僚と裁判官どもが、二流の官僚である検察官たちを使って、あそこまで追い詰めて、ボロボロにしている。検察審査会などというわけの分からない汚らしい団体まで使って。

それはアメリカが、絶対に日本国民の、日本人自らの独立はさせないという意志によっている。それはここにいる皆さんも知っていることだ。

時間だけがこうやって浪費されていく。

笑い話ではなく、この厳しい現実はこれからも、もっともっと私たちに襲いかかり、私たちは追い詰められていく。

小沢系も、鳩山系も、川内博史さんたちでも、次の選挙で叩き落されていくという恐ろしい目にこれから遭っていくんですよ。そんなことは皆さんでも分かっていることだ!ひしひしと!

「絶対に許さない!日本国民の独立と自立は。」それがアメリカの意思だ。
(ここで会場が「日本国民の独立と自立を邪魔することは絶対に許さない」という意味だと思ってしまって、大拍手)

わたしたちがへらへらしていたら、いったいどこで、誰が闘えるんですか。

「がんばろう、明るい未来」なんて言って。明るくもなんとも無い!

メディアもぜんぶアメリカの手先になってしまって!朝日新聞が左の代表で、反権力の代表だったのに、あそこまで崩れ果てて、読売よりももっと悪くなって、読売と合体していく。

そういう状況のなかで、日本国民がどこまで追い詰められていくのだろうか、小沢が育てた若い議員がどこまで叩き落されていくのだろうかということを、わたしはいつも心配している。

わたしたちが団結していかなきゃいけないのだが、今回の原発放射能問題で、国論をここまでボロボロにされて、団結が難しくなっている。

皆様の脳までやられて、「危ない、こわい」騒ぎで・・・いったいどこに逃げるところがあるんですか、日本人が!東京からも逃げろ、などと!
大金持ちは逃げてます。フランスやマレーシアに。帰ってきません、大金持ちは。

皆さんは、定年退職したあとの年金生活者なものだから、言いたいことが言えるけれども、サラリーマンはなんにも言えないんですよ!(ゆみこ、控えめに拍手)

年金暮らしになったからといって、自由な政治活動ができるなどと思っているジジイどもにろくなヤツは居ないんだ!みなさんだ、それが!(会場に笑い。図星)

扇動者(せんどうしゃ)の一人である武田邦彦が、5月25日に原子力安全委員に復帰した。

「こわい、こわい、危ない、危ない」を言うことが、いまは新しい体制派になって、体制を乗っ取って、皆様の脳まで乗っ取って!「危ない、危ない」と言っていれば自分が頭のいい人だ、くらいに思って!(ゆみこ:人間って、意外とこの程度の考えで動いてたりする。思考停止だいのぅ・・・。)

日本国民の団結と復興のための力を、自立していく力を、どうやって削ぎ落としていくかということを、アメリカもヨーロッパも考える。

しかし、アメリカだってヨーロッパだって脱原発になっていきます。大陸ですから、原発なんか作ったら危ない。それは、そうだ。

だが、しかし、考えてください。
一方で、電力労連の親分たちが、労働組合が、原発を認めていったその流れの中で、○○アキヨシさん(ゆみこ:よく聞き取れず)も急にお亡くなりになった。そんなきれいごとじゃない。エネルギー問題というのは甘い問題じゃなくて、世界規模の問題です。急に火力発電にすれば間に合います。が、しかし・・・。

わたしは18歳で高校を中退したときから、反原発運動の集会にずっと参加していた人間だ。しかし、途中で考えを変えて、「世の中こんなもんだ」と、みなさんとおんなじように、世の中に押しつぶされて、自分の考えを変えながら生きてきたんだ!

それを何が、今頃65歳にもなって、偉そうなきれいごとが言えるんだ!(ゆみこ:そうだ!と思う。)
何が自分にとっての正義なんだ!

わたしは「危険だ、危ない」派の連中と、今度徹底的に議論しますから!

先ほど川内博史さんは、60兆個の遺伝子の一つ一つに一本ずつ槍(やり)が突き刺さるみたいなくだらないことを言ってたけども・・・

○川内博史議員、副島先生の発言をさえぎって 「何がくだらないんですか!」

○副島先生 「あとで議論しましょう」

○川内博史議員 「何がくだらないんですか!」

○副島先生 「その件に関しては、あとで議論しましょう」

○川内博史議員 「わたしの言ったことが間違いだって言うんですか!*△%☆の専門家の!」

○副島先生 「放射線医学の医者たちの多数派に、わたしは従います!」
「この件に関しては、どうせ議論になると、わたしは覚悟してます。」

会場 「*☆※□▲!」(ゆみこ:プロのどめきか!?)

———–副島先生 答え 書き起こし おわり ———–

会場から「評論家なんだから、言いたいことを言えばいいんだ!」という声もあったと、あとから会場にいたOさんという人に聞きました。

一つ訂正します。【[601]「日本人だって、自分たちの運命を自分たちで決めることぐらいはできるんだ!」副島先生の、魂揺さぶる大演説 2011年6月16日 文京区民センターにて】の中で、

「自民党の政治家をボロボロにしたのと同じような集団が、小沢一郎の若い政治家たち、これから私が立派な政治家にしていこうとしている連中を、同じようにボロボロにすることは、副島隆彦の目の黒いうちは、絶対に許さない!」

と書きましたが、「これから私が立派な政治家にしていこうとしている連中を」は聞き間違いで、正しくは「この連中にしていることを」みたいなことでした。

以上