[61]日本がやるべきこと其の二

太田理空 投稿日:2010/08/18 18:35

新しい日本のビジョン~太田論~

こんにちは、太田理空といいます。
私はいま、現役の高校生ですが、高校生という視点で見た、こうなると住みやすいであろうと思う日本を考えて発表してみます。前回は外交について申しあげました。
今回は日本について語ります。

日本がこれからやるべき事として、円建てでアメリカ国債を買いまくるということです。円でドルを買うので、日本は通貨発行権を得ます。どんどん、好きなだけ刷れるので、ハイパーインフレになります。つまり、意図的に世界へハイパーインフレをしかけるのです。すると、差別と地球環境に悪い現在の資本主義は終わりを迎えます。資本主義で得をするのは一部の人間のみなので、さっさと終わらせるべきです。これがまずひとつ目。

次に、国会議員の45歳定年制をつくります。年寄りの国会議員がいても、過去の視点でしか現状をみないから、日本が国際社会でリーダーをとれることができないのです。国政は20代30代の人に任せるべきです。幕末に活躍した志士たちはみな、若者です。しかし、その若者を育てるには副島先生のようなひとがいります!だいたい、20以上も国会議員をやっていると腐っていくんです。これは党派関係なく言えます。

次に、世襲制の完全禁止をして平民に政治を担わせるべきです。世襲制があるかぎり、一般市民が実権をとることはできないと思うのです。さらに、ろくな政治をしません。それは最近の首相たちをみてつくづく思います!さらに、国会議員資格試験をつくるべきです。ただし、官僚がつくるのではなく市民がつくらねばなりません。今の公務員試験や数々の試験はみな官僚がつくっています。それは正に官僚支配です。なぜなら、選んでいるのは試験をつくった官僚どもですから。
話がそれましたが、これがあれば漢字が読めない議員は論外として、政策立案や法案を考えられないタレント議員やオバカ議員は姿を消すでしょう。

次に、議院内閣制を廃止すべきです。なぜかというと、今の日本は三権分立ではなく二権分立になっており、その原因が議員内閣制だからです。国会で一番議席を取った党の党首が平気で内閣総理大臣になっています。それは一党独裁に同じです!学校の授業で教科書をみてたら誰にでも分かると思うのですが(現にこんな田舎の高校生にもわかっています)、なぜかみんな気がつきません。盲点というものです。
なので、議院内閣制はすぐにやめて、内閣のメンバーは、全く別に選ぶべきなのです。すくなくとも、国会議員をやめなければ入閣できないようにしなければなりません。また、国会議員への団体・企業からの政治献金は完全に禁止すべきです。

次に、死刑廃止条約を批准すべし!死刑はいかなる理由があってもしてはいけません。同じ人間が人間をころしてはならないのです。死刑を認めている限り、戦争はなくなりません。なぜなら、理由があれば人を殺して良いということになるからです。罪を犯したから罰として殺す。それは、アメリカのイラク戦争や過去にあった全ての戦争を容認してしまいます。

次に、教育。これは純粋に高校生という立場からの意見です。
学びたい事だけを学ばせてほしい。そのシステムがある国はいまのところ、北欧の福祉国家(フリーミアムですが)やニュージーランドといったところでしょう。キューバもそのようです。自分が興味があることからどんどん学ばせて欲しい。強制はイヤです。そして制限もイヤです。
強制や制限は、ある機能脳学者からいわせれば、脳のIQを確実に下げるようです。偏りがでてくるだろという批判があるかもしれませんが、学んでいるうちに、これも勉強しておいた方がいいなと思ってくるものです。現に私は、医者になって世界中を飛び回って、子ども達を救いたいという夢があるのですが、そのためには医学は勿論の事、法律・宗教・写真・ドラマ・サンスクリット語・ポルトガル語・スペイン語・タイ語・認知心理学・脳科学・コンピューター・東洋医学・栄養学・数理科学・気功・催眠・ロボット工学・化学・物理学は最低でも学んで身につけたいと思っています。
長い文におつきあいいただき、ありがとうございました。
では、これにて。

感謝
太田理空