[603]私は今から福島に行きますが、今来たメールを載せます。 

副島隆彦 投稿日:2011/06/25 09:09

副島隆彦です。 暑くなってきました。 私は、今から急いで福島に行きます。 出版社で、「原発事故、放射能、ケンカ対談」(幻冬舎刊、 武田邦彦氏との対談本) と、 「大災害から復活する日本」(徳間書店、私の定例の金融・経済本)の見本を受け取りました。 この 最近作の 2冊は、29日ごろには、全国の本屋に並ぶでしょう。  副島隆彦拝

(転載貼り付け始め)

From: ****************
Sent: Friday, June 24, 2011 10:48 PM
To: snsi@mwb.biglobe.ne.jp
Subject: 副島先生、ありがとうございました。

はじめまして。仙台に住む相楽尚夫と申します。

 実家が白河(しらかわ)なので3.11以降不安な日々を過ごしております。 白河の実家では震災翌日から皆が心配するからといって店を開けている両親がいます。三月後半、福島が一番助けを求めていた時、報道や政治は知らぬ存ぜぬ的な態度をとり、その他の国民は匿名で言いたい放題していた時、副島先生のサイトにたどり着き涙がでました。

 この時期に福島から去らず、入ってきてくださる方がいた。一番危ない時に入って来てくださった方がいた!  どれだけ感激した事か言葉では言い表せません。 今すぐ全福島県民に知らせたかったです。

 数年後どんな結果がでようと副島先生の事は忘れません。唯一福島に入ってくださったかたですもの!  本当にありがとうございました。
乱筆乱文にて失礼します。

仙台市 相楽尚夫

PS どうしてもお礼を言いたかったもので。

相楽尚夫 さまへ

副島隆彦から

メールをありがとうございます。

 相楽さまからの 原発事故、放射能漏れ大事件の私と弟子たちの福島活動への深いご理解をいただきまして、大変うれしく思います。 私は、日本人として自分がやるべきことを知っている人間です。
大津波のあと3月12日から原発事故が起きて、私は、自分が何をしたらいいかをはっきりと知っていました。 そしてとにかく原発のところまで行って、放射線量を自分で測ることが大事なのだと分かっていました。 

 ですからそのように行動しました。危難(きなん)に際して、日本人のひとりとして自分に出来ることが何かを知り、自分がやるべきことをするするという考えで常に生きています。 

 3月中は福島の人たちのことはあまり考えていませんでした。とにかく日本を救うために緊急事態では、どのように行動することが大大事かを
ずっと考えていました。 今もそうです。そうしたら、福島の人たちが、私からのネットでの報告文をものすごく大事にしてくれました。

 私は、西郷隆盛が、西南の役(1877年、明治10年)で計画的に殺されたときに、最期(さいご)に言ったという、「おいは、後方(こうほう)じゃ死なんど (前線で死ぬ) 」 というコトバが好きです。

 あとは、大塩平八郎の知行合一(ちぎょうごういつ)の陽明学が好きです。今日も今から福島に行きます。 共に日本人のために自分のできる限りのことをしましょう。

副島隆彦拝

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。私は、原発事故から丁度100日たちますが、この間に、100通ぐらいの、原発・放射能問題についてのメールをいただいています。
ほとんど返事を差し上げています。私のメールアドレスは、弟子たちと、GZE(ジー・ゼット・イー)と呼んでいますが、弟子たち10人ぐらいがいつも見ています。 それで必要な処理をします。 それらの100通ぐらいのメールでの読者とのやりとりも、誰かが整理して、そのうち載せてくれるでしょう。  

私たちの福島復興活動を急いで軌道に乗せなければいけません。

副島隆彦拝