[503]被災地の様子

でんでん(篠原良一) 投稿日:2011/05/04 12:42

副島隆彦を囲む会 会員の篠原良一といいます。
遅ればせながら、ちょうど震災から四十九日の4月26日から29日まで福島、宮城、岩手の被災地に行ってきました。消防緊急援助隊として石巻市には3月に公務活動してきましたが、当然自由もなかったので、今回は、被災地に迷惑をかけないようフリーでなるべく広範囲にこの目で見たいという思いと、まだ知らない人達へ伝えることも含めての旅でした。
被災地の映像等は、マスコミ、新聞等で沢山情報を得ていると思いますが、割ったしなりに撮ってきた写真を、デジブックというサイトを使用し、私のブログにアップしましたので良かったら見てください。
http://blog.goo.ne.jp/denden119
今回は、福島県の「いわき市」から北上し「南相馬市」「相馬市」「気仙沼市」「陸前高田市」と南から北上していきました。今回の旅で分かったことは、①津波による被害(つめ痕)は、どこも多少の程度の差はありますが同じ被害をもたらしていること。②いわき市から北399号線沿い(原発20キロぎりぎり圏内)の西へ抜ける(原発側)道路はすべて閉鎖し立ち入り出来なくしている。(警戒区域設定)③半径20キロ付近の葛尾村、浪江町(津島)の一部は25マイクロシーベルト程の放射線量があり比較的線量が強いこと(町村民は誰一人歩いていません)④原発に近い南相馬市に宿泊しましたが、撤退している企業が多い、放射線量が市街で高くても0.8マイクロシーベルトであり気にすることではないこと。⑤南相馬市のガソリンスタンドは休止中が多く、夜間は人の往来が少ない。また居酒屋の休業が多いが、地元の居酒屋で頑張っている主人は、大変元気モリモリで、お客さんも多く皆楽しくやっていること。(一人で切り盛りしているので、お客さんが配膳等を手伝っていました。これも助け合いかな)⑥全体的に量販店は営業しているが、パチンコ屋さんは殆ど休業中。⑦市内のコンビには殆ど営業し、商品は充分であるが「たばこ」の売り切れが多いこと。⑧被災地の復旧には現在進行形でありますが、「自衛隊」の皆さんが多く、消防、警察の活動は見当たらないこと。⑨最も重要なことと思いますが、自衛隊の皆さんはかなり疲れていると思います。圧倒的に「重機」(大型ユンボ等)が少ないこと。(大手建設会社等を被災地に集結できないものか?)⑩最後に、何と言って自衛隊員がいなければ復旧、復興は難しいといっても過言ではありませ。(自衛隊をヒイキするつもりはありませんが、この震災で自衛隊員の大切さが再認識されました。また、私のようなものが車で通りかかっても、交通整理をしている自衛隊員は会釈してくれます。ありがたく思いました)以上、くだらない内容もありましたが、長々と失礼し掲載させていただきました。※福島産のトマトは特に甘くて美味しいです!