[494]三村文男(みむらふみお)先生の訃報に接して

副島隆彦を囲む会・須藤 投稿日:2011/04/27 13:57

副島隆彦を囲む会の須藤と申します。

2011年3月15日に、三村文男(みむらふみお)先生がお亡くなりになりました。大正9年、1920年生まれ。91歳でした。先日、三村文男夫人からご連絡をいただきました。

三村文男先生には『米内光政と山本五十六は愚将だった―「海軍善玉論」の虚妄を糺す』(三村文男・著、テーミス、2002年7月刊)、『神なき神風―特攻・五十年目の鎮魂 』(三村文男・著、東京経済、1996年6月刊。2003年8月にテーミスから新装版)等の御著書があります。

・三村文男先生(右)と副島隆彦先生。2006/1/26,16:48、三村先生のご自宅にて撮影。

三村先生は満州帝国建国大学(建大)中退。第一高等学校を経て、1945年東京帝国大学医学部を敗戦の昭和20年に卒業(この時、25歳)。その後、無医村地に医者として入って行かれ、それから晩年まで神戸市長田区で開業医を営んでおられました。

私達「囲む会」も三村先生に大変お世話になりました。以前の「1セット4冊本」のおまけの一冊『神なき神風』は、三村先生の御厚意で私たちに無償で頂いたものでした。

ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。

副島隆彦を囲む会
須藤喜直拝