[464]今も現地でおびえてますが・・・

市井の福島市民 投稿日:2011/04/18 23:40

副島先生の言う通りなんです。
それと、みなさん、論点がずれています。
即刻危険だから、浜松原発反対!ではダメなんです。
原発で恩恵を受けて高度経済成長を推進して浮かれていたのは、日本国民全員です。あなたは恩恵を受けていませんか?
誰もが多少なりとも受けているんですよ。
では、原発を直ぐ止められますか?
それともあなたの経済活動を3割すぐに削減できますか?
2時間電気が止まれば、2時間分の国民の利益が失われます。
電気が止まれば、私のような福島市の経営者はより苦難の道を歩む。
責任は東電にある、そして、政府にある。
しかし、そんなレベルの話ではない。政府が民主党に代わり、自民党が圧勝しても全然変わらないのをなぜわからないのか?
政府レベルでさえ将棋盤の駒にしかすぎない、それを操り利権を貪りお金をたんまりと儲けている駒を操る棋士がいるんですよ。その巨大な象と、副島先生が命をかけて戦おうとしていることが、一冊でも御著書を読めばわかるはずです。戦う相手が違うことを副島先生は知っているんです。
しかし、副島先生の御著書の通りであり、その裏には経済産業省、炭素権、エコによるCO2削減というトラップと黒幕がいる。
闘うべき本当の相手はその黒幕、胴元です。
原発反対、すぐにやめろ、そんなの無理なんです。
それを容認して経済を40年間回してきてバブルで浮かれた国民全員に責任がある。
何を今更原発反対。直ぐ止めろ、じゃあ、なぜ事故の前に副島先生の様に戦わなかったんですか?
原発反対は否定しない、であれば、計画的に代替エネルギーを提案し、10年で原発全てを廃炉にする具体的な計画こそ立てて提示すべきです。
ただ、自分の今の命が危ないからやめろ、止めろ、では止められるわけがないじゃないですか?冷静に物事を考えて下さい。
もし、今、すぐに原発を止めたら、我々被災地さえ、復興は不可能です。
クリントン、サルコジがなぜ慌てて来日したのか、副島先生の本を一冊でも読んだ方にはわかってるはずです。地震、津波だけでは彼らは絶対に来日しない。
私は、被災を知ったのはバンコクの空港でした。CNNで流れていたのは、
①福島原発②リビア③スーダン・・もう津波のニュースは消し飛んでいた。
つまりこの3つはすべて繋がっているんです。
重要なのは、津波のニュースではなくなっていた、1日で外国のプレスから消えました。問題は原発、核の冷戦構造なき後の、核の平和利用をどうお金に換算するか?それが、地球温暖化のゴア発言、核兵器なき日本の京都議定書、CO2削減の利権争い、中国のスモッグ削減とリークしていることを、副島先生は知っているはずです。
オバマがノーベル賞を取った核兵器廃絶と、オバマがなぜそれとは反するような原発PLANT推進に至ったのかは全く切り離して考えなければいけない。
原発事故は世界経済の問題なんですね。
福島市民としてはつらい、でもそれを受け入れて今こうしてこの小さな都市で私はこの運命を断腸の思いで享受し暮らさざるをえない。
私たちが、政府や東電の補償、他力本願でいつも生きてきた我々日本人が「ただ政府発表を待つ、どうすればいいんだ、困った」という姿勢を従来通りにもって生きる時代は終わった。これからは自分たちが自分の生き方を決めていく時代になった。新しい時代、今こそがチャンスなんです。
政府に言っても、東電に言っても何もしてくれにあですよ。
してくれる前に、うちらは死ぬんです。
待っていたら、水俣病訴訟や、ライ病訴訟の様に、ほとんどの犠牲者が死んだ頃に最高裁で勝訴、そしてその時生き残った人は数人しかいないわけですから、安い買い物なんです。
一番本当に私はつらい原発事故被災地ですけど、本当にその考え方から抜け出せなければ、結局、サバイバルできない、待っているだけで、すぐに10年20年なんてあっという間にすぎて、老いて死ぬだけです。それってただの負け犬でしょ?
戦う相手が違っている。
エコタウンを作る、エコカー減税、原発推進、アメリカ、フランス、地球温暖化政策での各国の利権争い、これはエネルギー産業が報道も政治も権力も経済も握る、そう副島先生は預言していたではないですか?
特別に、副島先生には失礼ですが、私は新興宗教の教祖だとは思っていない、でも先生の言っていることは的中していて正しいと思います。現地の人間がそう言ってるんですから、というか、現地でも私だけですが、ですから、副島先生は信じるに値するんです。
私は現場主義の人間です。
そしてまさに、現場の人間になってしまった。
それほど頭を使う必要はない、義務教育レベルで良い、東大に行くために義務教育を受けたのでなく、自分や家族を非常事態の時にどうサバイバルさせて次の日本国民につないでいくか?それが問われている。
ただ感情的になって、原発反対で、困るのはハウスの福島市の農家や、そこで暮らす被災者です。
どうか、明確に、論点を間違えずに改めて考え直してください。
見えてくるはずです。