[441]私が信用するのは
現場、現地へ行った人、すなわち体を張ってリスクを取っている人の言うことだけです。
現地へ行けるのに行かない人が言うことは、政治家や役人が言うのと同じでしょう。そこまでとは言わないにしても、様々な間接情報を勝手に選択し、解釈しているのですから、他人が行ったそのようなものに左右されて、重要な選択はしたくない。
私は偶然にも所要で海外におります。地震発生後に避難目的で海外行きを計画したのではありません。
現在発注しているガイガーカウンター(納期が遅れまくり)を手にした後に、故郷の東京へ帰り、自分で計測し、自分の判断で動いて生きて、最悪の場合は死のうと思います。
東京の知人は、マスコミ発表やその他の憶測に、怯えて慌てて、海外にいる私を羨ましがるのですが、通販で実際にガイガーカウンターを買って調べろと言っても、なぜか実行しない。なぜ?
私の両親は戦後戦中を経験し、一般庶民として実直に生きてきたのでさすがに肝が据わっている。東京がダメなら東京で死ぬさ、もう十分生きたし、という態度です。
私も同じ思いです。
家族が一生暮らせる現金を持っている人は、とっとと海外移住すればよいだけですし、そうでない人はどっちみち日本からは出られない、またいずれ戻るしかない。
だから、現地に行かない優秀?なエリートが勤務するTVやニュースに右往左往するよりも、真の情報が入ってきてお金も持っている高級官僚や財界人や政治家が東京にいる限りは安全なんだと知人たちには言っております。
だから、福島人を当事者感覚で考えない対策は根本的な対策にならない。地震大国日本の津々浦々に原発がある以上は、同じことが日本全国で起きてもおかしくないからです。
私は他者のためにリスクを負っている副島先生は他者を動かす言動を行う資格があると考え、ここ三年以内の先生の著作をすべて購入し、会員になってから書店で手に入らない著作で興味深いものを学問道場から10冊以上購入し、読んでおります。
先生の言うなりに100%動くのでなく、先生の言うことを咀嚼して、自分の判断で行動しようと考えております。100%言うなりに動くと、動いた結果良かれば感謝するも、良くなければ逆恨みするという浅はかな輩になってしまうからです。
だから、今回掲示板に投稿する資格も自分にあるかもと考え、初めて投稿しました。だけどこれが最後の投稿になるでしょう。
私が影響を及ぼし、自分の考えにより動かしたいと考えるのは、自分がケツもちできる家族や知人に限られるからです。
私はその範囲のリスクしか負えない、いわゆるその他大勢以上でも以下でもない人間だからです。