[3570]「全体救済」=弊政改革=現実

古典回帰 投稿日:2023/08/10 16:48

小室直樹先生のいわゆる「全体救済」(儒教)とは、弊政改革のことです。

大げさに言ったり、理想化されていて、わかりづらいですが、その部分を

除けば、それだけのことです。

無名の人の仕事も含めて、過去に、いくらでも実例があります。

一方、「個人救済」は、パウロの単なる口約束=観念=信仰にすぎません。

「予定された者」に限定しても、その全てが救済された例は、副島先生の

ご指摘の通り、過去に、1例もありません。

それを信じたい人は、「これからだ」と思うのでしょう。

単なる口約束=観念=信仰(共産主義もです)に過ぎないものでもって

(それを信じるのは自由ですが)、過去に実例のある「全体救済」という

現実にケチをつけるのは、誤りです。

そこに、「個人救済」が、完全には行われなかったと言って、ケチをつける

のは、誤りです。

口先だけのきれいごとに騙されるのは、もうやめましょう。

現実と取り組んで、そこから、可能性のあることについて、

「より良くしよう」というのは、もちろん大切ですが。