[3514]2週間前に書いた、残りの重要な文を、全部載せます。

副島隆彦 投稿日:2023/01/31 11:10

副島隆彦です。 今日は、2023年1月31日(火)です。

私は、ここの重たい掲示板に、前回の、1,2に続いて、すでに年初に、書き溜めていた、
3,4,5 ・・12 を載せる、としたまま、そのあと10日が過ぎた。思い切って、決心して、急いで、載せなければいけない。

私は、10日前に、亡霊、怨霊に 導かれるようにして、 ギリシア彫刻の、女神像(の中国製の精密な模倣作品。しかし、本物の大理石(マーブル、石膏ではない)で出来ている。本当に美しい ) の 約100体の 塑像(そぞう)、等身大ぐらいの、torso トルソ、石像 たちに、魅(み)せられて、今も幻想と妄想の世界をさ迷っている。霊魂、亡霊、怨霊は、本当にいるようだ。

 それと、年末の 篠田麻里子(しのだまりこ。元AKBで、今はママドル)の夫婦離婚の騒ぎの報道に、私は、ずっと惹(ひ)きつけられている。おそらく、ここに日本の国民文化の、最先端が有る、と強く感じるからだ。

  今日のぼやきで、私と、外務省の高官だった孫崎享(まごさきうける)氏との、対談本が発売になったことの宣伝をやっている。読みに行ってください。孫崎氏が、どれぐらい偉い人であり、今の日本国の国際的な政治状況にとって、重要な人であるか、を、私は、この対談本で、ずっと、孫崎氏に、直接、聞いて確認した。


世界が破壊される前に日本に何ができるか

 私は、この孫崎大使との対談本の、私のまえがきで、以下のことを、書き忘れたので、ここで、補足(ほそく)して、簡単に、説明しておく。 それは、
英国の 高位の 王族である、 ケント公爵(こうしゃく、Duke )についての、記述である。
 
 Duke of Kent 「デユーク・オブ・ケント」、ケント公 は、2人いる。兄のエドワード王子(Prince Edward 、プリンス・エドワード)と、弟の、マイケル王子 (Prince Michael )である。孫崎大使の友人で、付き合いの深い人は、弟の、プリンス・マイケル・オブ・デユーク・オブ・ケント であった。

 私がこのふたりの区別をしっかり出来なくて、自分で混乱していた。 Duke 「公爵」というのが、歴史的に、どれぐらい偉い爵位(しゃくい)であるか、を、今の日本人は、もう誰も分からなくなった。 

 今の日本は、「 天皇家(皇室)以外は、皆、平等。で 、皆、平民(へいみん)、一般人、普通の人たち」という、疑似(ぎじ)民主政体(みんしゅせいたい、デモクラシー)で、デモクラシーと、王国(キングダム、モナーキィ)の2重構造、入れ子構造の国だ。このことは、私の、重要な本である、「愛子天皇待望論」(あいこてんのうたいぼうろん。弓立社、2022年刊)に書いた。 

 
 2人いるケント公爵は、兄のエドワード王子( 英陸軍元帥、フリーメイソンの、スコットランド儀式(rite ライト)33階位の最高の33階位。テニスのウインブルドン試合大会で、授賞式でトロフィーを授ける人)に、何かあったときに、弟のマイケル王子が、その地位をすぐに引き継げるようになっている。そのために、兄と弟の両方がケント公を名乗る。今の英国王チャールズ3世? の 伯父である。

 今の英国王チャールズの次男の、ヘンリー(=ハリー)王子の自伝 『スペア(Spare)』‘ Prince Harry  2023 ‘ が、1月10日に、欧米で発売されて、旧大英帝国の英連邦諸国や、英米世界では大きな話題になっている。

(ここに本の表紙を貼ってください)
 
 ヘンリー王子が、この400ページもある 自伝(オートバイオグラフィー)に、あまりにも多くの、英王室のうち側での 内部の言い争いとかを正直に書いたので、評判は、総じて悪い。しかし、一方で、このヘンリー・ウインザー の生き方の平易さと率直さを、賞賛する声も出ている。 300万部 ぐらい すぐに売れそうだ。アメリカでもかなり売れている。

 日本語版も急いで出版されるだろうが、日本人は、そこまで関心を持たない。欧米世界の王様たちの世界のことなど、どうでもいい、ということになる。有名芸能人たちの去就(きょしゅう)、居振る舞い、私生活の秘密が暴かれて騒がれるゴシップの分野でもある。

 このヘンリー王子 は、 厚かましいまでの主張を続ける、アメリカ黒人のメイガン・マークルと結婚して、あれこれあって、英王室から2人は追放された。私、副島隆彦は、それはヘンリー(ハリー)自身が賢明に生き延びるために自己防衛でやったことだ、と判断している。母親のダイアナ王妃が、イギリスの支配階級の総意で殺害されたことへの、強い抗議でもある。ヘンリー王子は、この自伝(まだ33歳だ)で、 自分の生い立ちの中の、 heir 「エア」 と spare 「スペア」という2つのコトバに執着して、強調している。

 heir 「エア」は、とくに、royal heir は、王位継承権者(おういけいしょうけんじゃ)であり、王権の相続人ある。父の王が死んだら、すぐに(瞬間で、儀式無しで)王位に就くつく立場だ。ところが、弟は、存在そのものが、spare 「スペア」であり、日本人でもすぐにわかる スペア・タイヤspare tire 、予備のタイヤ である。

 だから、次男である ヘンリー(ハリー)王子は、自分の スペアとしての立場を、良く弁(わきま)えていて、兄のウイリアムに、子供たちが生まれたので、もう自分は、王位継承の順位がずっと下になったから、もう王族である必要は無い、と判断して、アメリカ人の黒人女との結婚を機会に、黒人との合いの子を産んだ、このことで王室に迷惑をかけた、ということもあるので、王室から自ら離脱、あるいは追放された。私、副島隆彦は、それは、賢明な生き方だと思う。 このことは、もう、これだけにして置きましょう。

 私と孫崎(まごさき)大使との対談本は、かなりの高度の世界政治問題の内容です。読み進めることが出来る人は、相当の知能のある人たちだ。私の本の読者たちに、そのような人たちが増えていることを、私は知っている。

さて、それでは、私が、もう2週間も、ここに、載せなかった、3,4,5から後(あと)を、急いで慌てて載せる。

副島隆彦です。今日は、2023年1月20日(金)です。
 
 副島隆彦です。とりあえず、1.2 として、上記の文を重たい掲示板に載せた。以下に、18日の黒田日銀総裁の記者会見を報じた記事を2本だけ載せて、のちの資料とする。

3.ここからが、本当に私が、書きたいことだ。 私は本気で怒っている。創価学会の名誉会長の池田大作(いけだだいさく)は、もう死んでいる。生きているとすれば95歳だ。10年ぐらい前に死んでいる。たったこれだけの真実を、誰も書かない。それは、なぜなんだ。何で、この副島隆彦までが、インチキ報道世界 に騙されてずっと、我慢して生きていなければならないんだ。

池田大作 (1928(昭和3)年 - )

 いくら池田大作を守っている若手の学会の熱烈な信者の医者たちが輸血を続けているからと言って、表に出てこなくなって、もう20年間 も、その命が、持つわけがない。いったい、お前たちは何を考えているんだ。生きたまま、死んでいる。死んだまま、生きている、ということが、いつまで許されるのか。

 池田大作は霊的な存在になったのか。だが、まだ、成仏(じょうぶつ)せずに、幽界(ゆうかい)をさ迷っている、ということか。

 ただし、私は、法律学を 勉強しているから知っているが、死亡届を役所に出さなくても罰則規定はない。 国家というのはおもしろい仕組みをしていて、なんでもかんでも国民に対して、国民の自らの意思で、届け出を、国家に出させようとする。「そうしないと、不利益を受けるのはあなたですよ」という柔らかい脅しの構造を持っている、国家(政府)は、国民に、絶対に、お願いしない。頭を下げない。

国家の本質は、子供(息子たち)を無理やりでも兵隊に取る(徴兵制)ことと、それと、問答無用で、強制的に税金を取る(徴税)である。国家(政府)との契約など何も無いのに、
税金を取る。この2つだけである。

 死亡届の義務、強制 はない。だから全国に、高齢の爺さん が死んでも、山林などの不動産の登記の名義を変えないで、ほったらかしにしているケースが山ほどある。測量士と司法書士と不動産鑑定士 たちが、法務局(法務省の出先)とグルで、このことの利権に関わっている。わざと複雑な登記制度にままに放置して(公文書のデジタル化のふりだけする)、それで、あれこれ高額な手数料を取る。

池田大作の死のことは、うしろで続けて、書く。

 次に、4. として書くが、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)も、もうとっくに死んでいる。確か2018年●月に、 トランプ大統領が、 「北朝鮮で重大なことが起きていることを私は把握している 」と発言した。このときに、金正恩は、死んでいる。

 だから、今の、あの 四角い顔をしている金正恩と、以前の丸顔の、デブで、思いっきり元気よく、演説していた本物とは、違う。この2人の写真を以下に、並べて、貼り付けなさい。


左から、2012年、2015年、2018年


2021年

 2018年〇月に、金正恩が死んでから、急に妹の、可愛い女性の、キム・ヨジョンが、表(おもて)に出るようになった。北朝鮮は、一番上が、集団指導体制の国家だから、カリスマ(看板)の独裁者がいなくても、やっていけるようだ。 最近は、あの四角い顔が自分の娘だ、という少女の手を引いて出てくるようになった。 あの女の子を次の国家元首(ソブリンsovereign ) にする気か。

 今の四角い顔は、これまでに、1回も、外国向けの映像で 演説をしたこと がない。この身代わり (ボディー・ダブル )、 影武者の男は、ちっとも精彩がない。北朝鮮は今も、核ミサイル(宇宙ロケット)の発射実験と称して、2千キロぐらい飛ぶ、弾道ミサイルを、どんどん、ぶっ放しているが、大した威力はない。

 すでに2018年時点で、北朝鮮は1万キロ飛んで、アメリカのニューヨークやワシントンにまで到達する大陸間弾道弾(ICBM)の打ち上げ実験に成功している。だからこのあとは、何をやっても大したことはない。

 金正恩が、body double 替え玉、摩(す)り替(か)え であることは、私とベンジャミン・フルフォード氏との対談本でも、私は喋(しゃべ)っている。

 さらにここで、副島隆彦が教えておくが、北朝鮮の核ミサイル(ICBM)を、本当に作っているのは、ロシア人の科学者たちである。 30人ぐらいが、高濃度のプルトニウムの濃縮をやって、今では液体ではない 固体の、核弾頭(ニュークレア・ウォーヘッド)を50発ぐらい作って持っている。 

 これに発火装置を付けて、デリバリー・システム(運搬手段)である宇宙ロケット(弾道ミサイル。バリステイック・ミサイル)に載せて打ち上げれば、それでいい。核兵器の完成だ。この宇宙ロケットの方の開発は、別の30人ぐらいのロシア人科学者がやっている。彼らは、高い給料で雇われている。プーチンは、彼ら北朝鮮に残留したロシア人の核とロケットの両方の技術者たちを全員、知っている。

 この話に比べれば、北朝鮮のスカッドミサイルが、パキスタンのカーン博士によって持ち出されて、移転して、パキスタンの核兵器になったとか、このあと、イランにまでカーン博士によって技術移転したという話は、馬鹿みたいな話だ。昨12月8日に、習近平は、サウジアラビアに言った。「ペトロ人民元」を作る話をしに行った。すでに、米ドルの世界覇権の力は、崩れている。

 習近平は、サルマン国王(87歳)、と息子のムハンマド・ビン・サルマン(MBS)と、この、サウジ・リアル通貨と人民元の交換比率を決めて、直接決済して貿易で使えるようにした。かつて、「オイル・ダラー」と呼ばれた、米ドル建てでの、中東各国の原油の取引をやって、石油という実物資産の力で、ドルの信用を裏打ちした、オイルダラーが、どんどん勢力を失って、それの替わりの新しい版(バージョン)が、ペトロ人民元による世界通貨への道である。

 これまでサウジは、中国から核兵器を、まるまるそのまま買う話をしてきた。しかし中国の核技術者のトップが、リヤドに行こうとしたら、搭乗していたマレーシア航空の民間機がアメリカに撃ち落された。3回、撃ち落とされた。わざとらしくオーストラリア政府が、その残骸を探して回った。アメリカとしては、サウジへの中国からの核移転は絶対に、許さないということだったのだ。だが、もうそれはタガが外れた。以上を4とする。

3. の創価学会問題に戻る。私が学会に対して怒っているのは、いまや創価学会(公明党)の中に、統一教会の工作員が、2割ぐらいも、もぐり込んでいる。これが恐ろしいことなのだ。 

 だから今の学会の会長の原田稔(はらだみのる)も、公明党の山口那津男(なつお)代表も、、安倍が殺された後も、統一教会のことを、黙って何も言わない。コラー、学会員ども。本気で怒れ。自分たちの中に、潜り込んで来ている、まさしく獅子(しし)身中の虫である、統一教会員を、摘発して、叩き出せ。

 このことができないならば、お前たちも、やっぱり、邪教(じゃきょう、カルト cult )の集団だ、ということになる。 私、副島隆彦は、もう許さん。去年の7月に安倍晋三が殺されて(安倍処分)いなかったら、創価学会も、危ないところだった。学会も、本当に統一教会(ムーニー moonies )に乗っ取られているところだった。恐ろしい状況だったんだぞ。
 
  他の主要な、新興宗教の団体も、この30年の間に、統一教会に、じわじわと潜り込まれて、乗っ取られた。霊友会(れいゆうかい)も、杉並にある立正佼成会(りっしょうこうせいかい)、それから立川にある真如苑(しんにょえん)も。そして大阪の富田林(とんだばやし)市にあるPL(ピーエル)教団も、すでに、統一教会に、その一番、上の方が、乗っ取られている。

 元々、統一教会の インキュベイター(保育器)であった、生長の家 は、青年部を中心に統一教会の巣窟(そうくつ)になって暴れた。日本会議や、神社本庁(じんじゃほんちょう)も、上を乗っ取られた。それで、神社本庁と、神道政治連盟(しんとうせいじれんめい)が、文字通りの、激しい内紛を起こして、死者まで数人出している。

 統一教会そのものの隠れ蓑である、日本会議が、神社本庁や、仏所護念会(ぶっしょごねんかい)たちと、つながって、おかしな国会議員たちが、総計で、370人もいる。前原誠司(まえはらせいじ)のような、旧民主党の野党政治家まで、統一教会なのだ。
 だから立正佼成会(りっしょうこうせいかい)も、今、激しい内紛を起こしている。生長の家 の、若い教祖は、東京港区の本部ビルを売り払って、岐阜県の山の中に忠実な信者たちと逃げた。「自分たちは、一切、統一教会と関わらない」と声明を出した。

 統一教会の他の組織への、潜り込み戦術(加入=かにゅう=戦術ともいう。インフィルトレイション、infiltration 、mole もぐら とも言う 。草、くさ とも言う )が、どれほど恐ろしいことか。実際に、私たちの学問道場にも潜り込んできていた。

 安倍晋三が首相のときに、あった「森友(もりとも)・加計(かけい)学園・サクラを見る会」の次の4つ目である、東京高検検事長だった黒川弘務(くろかわひろむ)検事長が、統一教会の、法務省・検察内の大幹部だった。
(ここに黒川弘務の顔を貼る)

 黒川を 検察のトップの、検事総長にする策動を、首相である安倍がやった。これは、 広島で事件になった河井克之(かわいかつゆき)・案里(あんり)事件とつながる。広島で若い30歳の検事が、案里の事件を調べていて殺された。

 私はこのことを自分の本に書いた。 黒川の子分の広島の検事正(けんじせい。各県に派遣される検察官のトップ)が、この若い検事を殺した。このことで 法務省・検察庁が発狂状態に入った。法務省と検察庁は、人間も重なっていて同一体だ。

  自分たちも、もともと反共主義のアメリカ追随の刑事司法の、獰猛なドーベルマン犬たちなのだが、自分たちの組織内部にまで、2割ぐらい、狂った反共右翼である 統一教会員が、裏口入学(うらぐちにゅうがく)で、司法試験まで受かって(これも裏口入学 )潜り込んできていた。だから、国家の司法(しほう)部(judiciary branch ジュディシアリー・ブランチ)の猿山の、ボスザルたちが大騒ぎになった。安倍が、世界規模の最高判断で、殺され なければ、日本はもっと大変なことになっていた。 

 今も、すっとぼけて、安倍殺害など無かったように、テレビ、新聞の反中国、反ロシアの報道番組が、作られている。TBS、テレ朝、どころか、NHKにも、統一教会の秘密組織があって、蠢(うごめ)いている。この者たちを、内部で調査し、摘発できないなら、日本のメディアは、本当の危機である。

 池田大作がまだ生きていることにするために、最近、「池田名誉会長から、ウクライナ戦争を停戦せよ、という声明文が出た」という、おかしな報道記事が出た。もうすぐ、池田大作の死亡の発表とか、何かあるのではないか。

5.  学会問題で私が不愉快なのは、もうひとつ、 以下の真実も、誰も書こうとしない。楽天(らくてん)の三木谷裕史(みきたにひろし) は、創価学会員である。その幹部である。三木谷の会長室には、創価学会の三色旗が翻(ひるがえ)っているそうだ。

 楽天が創価学会の組織だ、は、業界ではひそひそと噂されてきたことだ。このことを、今さら、私が書いたからといって、何か変わるわけでもない。

 だが、私が公然と書くことで、流れは変わる。私は、ネットを見ていて最近、YouTubeで楽天トラベルの宣伝がよく出てきた。ここに出て来る、「 ももいろクローバーZ 」という、4人組の女たちが、かわいい。特に一番右の、女がかわいい。 この4人組の女たちももう、30代でおばさんらしい。16歳からデビューしている。

 私もよく知っている旅行会社のHISの澤田秀雄(さわだひでお)が全くダメになって、楽天トラベルが伸びている。JTB(旧日本交通公社)も、近畿日本ツーリストも阪急トラベルも、気が利いている人間は、みんなが、飛行機チケットもホテルの予約も、自分でネットで、何でも旅行予約ができる時代になった。だから、団体旅行以外では、旅行業者は、経営が大変だ。

 三木谷はスマホ(移動通信)事業に、8年ぐらい前から進出して、今、4番目のネットの会社として、総務省に盛んに、スマホのモバイル(移動通信)のプラチナ・バンドという電波の帯(おび、バンド)をくれ、と申請をしている。楽天は、まじめに基地局を作る資金も能力もないのだが、総務省の、通信電波の行政の官僚たちの中にも、自民党の中にも、学会員がたくさんいる。だから、楽天は、電波官僚(でんぱかんりょう)たちから、甘やかされて、あれこれ悪口を言われながらも、ちゃんと生き延びている。 

 私は、近(きん)未来で予測するが、孫正義が、ソフトバンクモバイルの経営がイヤになったら、それを放り投げて、楽天三木谷に売り渡すだろうと思っている。すると業界人が、「いや、絶対にそういうことはありません」と私に言う。分かるもんか。

 創価学会500万人プラス200万人(F票、フレンドという)の力があって、自民党や官僚たちもこれを実体として、大きな日本の勢力として受け入れている。日本の第3勢力は、創価学会である。私も、このことをを、この国の実体として、受け入れている。

 だからこそ、創価学会員たちは、今こそ、本気で、自分たちの中に、潜り込んで来ている、統一教会を、排除して、叩きだすべきだ。 誰が、奇妙な潜入分子か、臭(にお)いで分かるはずなのだ。証拠はたくさん挙がっている。

 あらゆる場面で、日本の第3勢力は、創価学会である。第1勢力が、自民党保守勢力。第2番目がいくら痩せ細って、ボロボロ状態であっても、反(はん)自民党の野党勢力。そして第3番目が創価学会・公明党の勢力である。 だから、楽天が野球の球団まで持っている。

 私が本気で怒っているのは、創価学会は、池田大作(今や、学会員の神さま。お釈迦さまや日蓮上人も、もうその思想はどうでもいい )が、本気で主張し続けた反戦平和の道を、守るべきなのだ。憲法改正反対 を堅持すべきなのだ。私が、本気で怒っているのは、このためだ。

 ここまで創価学会の中に、統一教会に潜り込まれると、軍備増強も肯定し、戦争もするぞ、という感じになってきた。これが許せない。だから創価学会の中の婦人部(今は女性部と名前を変えさせられた)が、必死の戦いをやっている。女性たちが、最後は、頑張る。女の愚直さが、日本国を守るのだ。 

 女性の学会員たちが、戦争反対、憲法を守れ。大作先生の教えを守れ、と、学会本部や公明党本部 に対して激しく主張している。だからこそ、潜り込んできた統一教会どもを摘発して叩き出さなければならないのだ。この戦いが出来なければ、学会なんか、滅んでしまえ。そうなったら、まさしくお前たちも、気色の悪いカルト集団だ。淫祠邪教(いんしじゃきょう)の集団だ。

6.さらに、もう1つ私は本気で怒っている。それは、日本の労働者階級の総本山(ナショナル・センターと言う)であり、その労働組合の結集軸である 連合(れんごう)が、統一教会に乗っ取られているという事実である。

 あの芳野友子(よしのともこ)という、高卒の、ジューキミシン労働組合 の、工員あがりの女が、今の連合の会長である。許しがたいことだ。あの芳野友子を、連合から叩き潰せ。これができなかったら、日本の労働運動も、社会主義思想もへったくれもない。何でこんなおかしなことになり果てたのだ。各単産(たんさん)の、それぞれの産業別の労働組合の代表者たちから成る、連合の幹部たちの中にまで、統一教会員がたくさん入っている、ということだ。だから、こんなヘンな女である、芳野友子を、「飾りの、女にやらせておくのが、一番、いいや」と、上に押し上げている。

(ここに芳野友子の顔写真を貼る)

 
 芳野友子を育てたのは、統一教会の世界日報の論説委員で、世界平和教授アカデミーの松下正寿(まつしたまさとし)である。こいつは、参議院議員もしていて、旧民社党である。この松下正寿が、「富士政治大学」という、 静岡県にある労働組合の研修センターにある、連合が持っている、富士社会教育センター で教育されて強烈な統一教会員として育った。そして、スルスルと、連合の会長にまでなった。何ということだ!

 断じて、許しがたい。今のこの事態に対して、激しく怒らなかったら、私たちは、一体、この世で、他に何を怒ることがあるのだ。下の方に去年の9月の日刊ゲンダイの「連合吉野会長と統一教会の怪しい関係」という記事を貼り付けて、載せておく。私の目に留まった、証拠の記事は、これだけだ。 これが真実の、事実関係だ。

 反(はん)共産主義、反共(はんきょう)思想、と言いさえすれば、すべてOKとなる。私の知っている、生来、温厚で、穏健な保守の人間たちまでが、騙(だま)されて、発狂状態に入って、統一教会の思想の奴隷になってしまっている。私は、このことに、この国の、最大限の危機を感じる。

7.そして、ブラジルの新しい大統領になったルーラ・ダ・シルバは、ディープステイト側に取り込まれたバカヤローだ。 こうなると、ボルソナーロという右翼的で、軍人あがりの、前の大統領の方が正しい。今も、ボルソナーロ派の国民が、インチキ選挙、不正選挙の結果を認めないと、ブラジル国内で大騒ぎをしている。

 ボルソナーロは、コロナのワクチン接種にもずっと反対し続けていた。アメリカやヨーロッパからも嫌われている、立派な民族指導者だ。
(ここに、ルーラと ボルソナーロの 2人の顔を貼る)

 それに対して、ルーラは、元は、ブラジル国民に熱烈に支持されて左翼の指導者だった。そして政治家として優れていたので、ブラジルを経済成長させた。ところが、ルーラは、このあと、悪魔たちに抱き込まれた。 前の、女の大統領のジルマ・ルセフが、表に出て来なくなった。ルーラに育てられたはずなのに。やっぱり、この女は、ブラジルの貧しい層と、労働者の味方だから、ルーラの変質と転向を見抜いて、自分の先生だったルーラと対立関係に入ったのだ。ルーラがおかしい、と最初に教えてくれたのは西森マリー女史である。

8. 自民党の国会議員379人のうちの、179人は、どうしても次の選挙で叩き落さなければいけない。なぜなら、統一教会のメンバーだからだ。彼らひとりづつは、地元で激しく嫌われているようだ。今、総選挙があれば確実に落ちると言われている。

 その筆頭は、東京八王子市の萩生田光一(はぎうだこういち)と、板橋区の下村博文(しもむらはくぶん。こいつは長いこと、創価学会員 のフリまでした )は、ここまでくると、この179人は、自民党の中に潜り込んできた統一教会員だった。

 それから、奈良県が選挙区の高市早苗(たかいちさなえ)。今や、許しがたいを通り越して、これは闘いである。ところが、今の日本国民は、どいつもこいつも根性無しだから、知らん顔して、安倍晋三が処分された件も、統一教会の話も、すっかり忘れちゃって、すっとぼけている。

 この「我れ、関せず」の態度が、いつの時代も庶民大衆だ。自分に直接の禍(わざわい)が及ばなければ、それでいいという人たちだ。ところが、この無辜(むこ。善良の意味)の民と、呼ばれるアホどもが、それこそ、何の罪もないのに、お互いに、かわいそうがりながら、戦争に連れていかれて、その息子たちが殺されるのだ。私は、これからの日本の動きを冷ややかに見つめる。

9.首相の岸田は5月に、G7のサミットを、自分の地元の広島でやるから、その根回しのために楽しそうに自分でエベントevent 屋となって、欧米に御用聞きをして回った。バイデンには相手にされなくて、子分扱いされて、ポンポンと肩をたたかれただけで、記者会見もなかった。晩餐会も開かれなかった。

 仕方がないので、ワシントンの日本大使館で自分たちだけで開いたそうだ。みっともない限りだ。日本は台湾、韓国なみの扱いで属国そのものだ。バイデンが、なぜ、日本に機嫌が悪いかというと、岸田が、前述した1. の日銀黒田と日本財務省が、米国債を売って日本国債をガンガン買い増しているからである。 中国も韓国も米国債を売り続けている。では、誰が買っているのか。そこに秘密がある。
 
 12月には、17兆円分、米国債を売った。そして、1月になっても、3日間で17兆円、米国債を売った。そうすると、米国債が暴落する(長期金利は上昇する)ので、それを下支えをする必要がある。どうやら裏側の取引で、日本がまた買い戻しているようだ。三重帳簿、四重帳簿は当たり前、というのが、国家のやることだ。

 大企業であっても海外に裏帳簿があるのだが、民間企業がそれをやって、それが発覚したら経営陣は背任罪で逮捕される。ところが国家というのはおもしろい組織で、法律を越えているからイザとなったら何でもやるのだ。

 最後のツケは大恐慌か、戦争になる。ここで、そろばん(算盤)の 「ご破算(これが、英語で、デフォルト、初期設定だ )に願いましては  」で、国家が破産して、やり直しとなる。このとき、国民がたくさん死ぬ。か、お札が紙切れになって新しいお札でやり直しだ。だから実物資産(タンジブル・アセット)である、金(きん)にすがりつきなさい。

 金(きん)にしがみつきなさい、と私がずっと書いてきた。国家や政府なんか信用するな。信じる者は騙される、んだよ。

10. 日本の国内政治で、今、何が本当に起きているか知っていますか。
決断力のない岸田の悪口ばかり言っていれば、それで済むと思っている人たちばかりだ。本当は、岸田が何をやっているのか、わかりますか。

 昨年末。岸田は、恥ずかしながら、自分も早稲田大学卒業だものだから(開成高校の話しかしたがらない)。 岸田は、森喜朗を、検察庁に捕まえさせないように、深く“配慮”しながら、森を 利用している。

  12月●日、早稲田大学の大隈庭園( 正面玄関の右脇のほうにある ふるい木造の建物を再築したらしい )に、森喜朗が、ひとりの人物を招き入れた。岸田は、和風の庭園の入り口まで、首相なのに、自分で、その男の車のドアの開け閉めまでしに行った。

 岸田は、こういうことまでできる男だ。その男とは、かつて参議院のドンと言われた青木幹雄(あおきみきお)だ。 今も砂防会館( さぼうかいかん。番町にある)で、麻雀をさすがにできなくなったようだ。

 青木は、田中角栄を刺し殺した竹下登(たけしたのぼる)の秘書を、60年やり続けた男だ。この青木幹雄が、学生の頃からの森喜朗と小渕恵三に、ずっとご飯を文字とおり食べさせ続けた。早稲田大学雄弁会(ゆうべんかい)という、ゴロツキの、日本の秘密結社がある。私もここに呼ばれて、昔、講演をしたことがある。

 青木幹男(あおきみきお)は、茂木敏充(もてぎとしみつ)が大嫌いだ。青木は、「この男だけは首相にしたら、あかん 」と言い続けた。しかし青木の竹下派は、茂木に乗っ取られてしまった。岸田は、茂木を自民党幹事長にした。これで青木は怒っている。自分の派閥まで取られたからだ。これを森喜朗を使って、岸田は、青木を抱き込みにかかった。

 岸田にしてみれば、あまりにも下品で、やり口のへたくそな茂木敏充を幹事長に選んだことが自分の失敗だったと悟った。とても自分の後継者にしたいなどと思わなくなった、岸田は茂木を切り捨てるだろう。だが、茂木も一代で、自力で這い上がった男だ。ハーヴァード大学に入学したときに、リチャード・ハース(CFR議長)に取り入って、今の地位を築いている。だから当然、今度の安倍殺しにも加わっている。

 森喜朗は、オリンピック賄賂事件で捕まるべきだ。だが、角川書店のオーナーの角川歴彦(つぐひこ)が、かわいそうなことに90歳なのに、まだ釈放されない。これを人質司法(ひとじちしほう)という。とても先進国では許されないことだ。

 角川歴彦が、「あの7000万円は、正当なコンサルタント料として払ったもので、(電通専務だった高橋治則に、人を介して )森への賄賂ではない」と、頑強に否定し続けているものだから、検察は、角川歴彦を痛めつけるために高齢なのに保釈しない。

11. これはカルロス・ゴーンのときの人質司法と同じだ。どこの国でも、権力者層や有名人に対しては、逮捕後すぐに横に弁護士をつけて、被告人の権利を守らなければならない。ところが日本の検察庁は、そこらの暴力団の粗暴犯人と同じように、重要人物たちまでも、丸裸にしてチンポをぎゅうぎゅう擦(こす)るようなことまで、係官にやらせる。そうやって辱めをする。

 これにカルロス・ゴーンは怒っていて、イギリスBBCの助けを受けて、現在も映画を作っている。ただし、カルロス・ゴーンだって、1000億円ぐらい、外国の勘定で、日産から吸い取って行っただろうから、正義ではない。だから映画は案外、冷静に描かれるだろう。

 しかし、この日本の司法と検察の有名人に対する取り扱いは。ちょっとひどい。「日本の司法警察は何を勘違いしているか。

 自分たち検察官は、無前提に、お奉行様で、法の番人の偉い人たちだから、「お前たち。私の前に、平等に並べ。私が、すべての人を平等に取り扱う」と、威張っている。お前ら検察官も、逮捕されて、真っ裸にされて、お尻の穴に指を突っ込まれて、チンポをぎゅうぎゅうやられた方がいい。何を威張っているのだ。

 話を10.の元に戻す。岸田が、今、本当に狙っているのは麻生太郎(あそうたろう)である。(三浦瑠璃=みうらるり=が、数日前に、遂にやられた。夫の詐欺容疑での特捜の捜索で)、今や83歳の麻生は、今も副総理で、自分が宏池会を(吉田茂系)の握っていると勝手に思って、首相の岸田に対して親分風を吹かせている。岸田にしてみれば、「安倍の次に処分すべきは、麻生だ」ということだ。だから、もうすぐ麻生が潰される。

 九州には、麻生に対する長年の憎しみを持っている男がいる。古賀誠(こがまこと)である。 古賀にしてみれば、麻生を叩き潰せるのならば、岸田に対して譲歩してもいいと考える。古賀は岸田を自分の子分扱いして、「お前はまだ首相になるのは早い」と、足を引っ張った。

 古賀は、自分が死ぬほどかわいかった野田聖子が、安倍派の仕掛けで、あんなひどい目にあって、夫が暴力団員」と言いふらされて、「日本初の女首相になる目」を奪い取られたので、このことでも怒っている。

 二階俊博も、岸田に対して不愉快だが、麻生を潰すというのなら、岸田に「あんたに協力するよ」ということになって、ホテルオークラの山里(やまざと)で手打ちをした。これが年末からこっちの、日本の現実の政治だ。

 こんなことも分からないで、お前らたち程度の知能の足りないのが、アホな政治談議なんかしているんじゃない。君たちは、本当に自分が頭のいい人だと思い込んでいるのか。 私の周りにも、そういうバカが山ほどいる。自分がバカだと気づかない。学問道場の会員たちでも、まじめな、いい人がたくさんいるけど、まだまだ知能が回らない。だから私のことを先生だと尊敬している人たちは、素直に、私の話を聞きに来る。

12.日本の国防、安全保障、即ち軍事で何が起きていることを簡単に説明する。
 岸田は、12月●日に、早々と「 2023年度から、今後5年間の防衛費総額を43兆円とする」 と決めた。これで岸田の勝利だ。1年間当たりに5年で割ると、8・1兆円だ。これまでの年間5・2兆円(GDPの1%枠内)を突破した。

 だから、岸田はハト派ではない、と言われる。ウクライナ戦争があって、国防のことが心配になった国民が、防衛費が上がってもいいよ、と考え出した。アメリカの圧力で防衛費をGDPの2%に倍増せよ、という動きが安倍首相のときから、もう5年ぐらい前から言われていた。5兆円を急に10兆円にするわけにはいかない。
 
  それで、今の国家安全保障局長の秋葉剛男(あきばたけお) が、結着した。彼が自分に忠実な3人の、外務官僚と財務官僚と防衛省官僚の3人に命じて年内にキレイに予算案を作った。私、副島隆彦は、これでいいと思っている。なぜなら、どうしても国家は何があっても、リバイアサン(海の中にいる怪獣)であるから、どうしても軍備をする。

 この程度の安い金なら、やらしておけばいい。それに対して、アメリカ大統領が日本に来るたびに、1回あたり3兆円のアメリカ製のボロ兵器を買わされてきた。それに比べれば安いものだ。この先端兵器の開発問題については、このあとすぐ書く。

 秋葉剛男は、自民党やアメリカのいうことを簡単に聞かない、優れた国家官僚だ。外務省のトップの次官も1200日務めたそのあと、安倍派の杉田や北村や、中村が追い出された後、事務方の官僚のトップの官房副長官と同格の、国家安全保障局長になった。

 11月26日に、キッシンジャーが日本に来たとき、岸田首相の隣にいたのは、この秋葉だけである。このあと、キッシンジャーは、習近平に会いに行った。まったく情報は漏れてこない。ここでものすごく重要なこれからの世界の動きが語られたはずなのだ。私の最新刊の『習近平独裁は欧米白人(カバール)を本気で打ち倒す』(ビジネス社、実質は1月10日刊)を読みなさい。ここらの恐ろしいことがたくさん書いてある。

 岸田がとりまとめた防衛3文書( 12月16日閣議決定)に盛り込まれた内容を、私は、ガツーンと見抜いた。

ここから、私の洞察力の恐ろしさを教える。
 孫崎享(まごさきうける)氏が正しく批判しているが、日本国が敵国への反撃能力(はんげきのうりょく。安倍派は、敵基地攻撃能力 と言い続けた )を持つということは、核兵器を持たなければ意味がない。核兵器がないのに、反撃するといっても、意味のないことだ、と指摘した。この考えが正しい。 安倍晋三のときは敵基地攻撃能力を保有まで主張していた。それがコトバとして、反撃能力に弱まった。

 私が鋭く注目したことは。どうやら、防衛省と自衛隊の次の、「次期主力戦闘機 F3X」の開発については、日本はもうアメリカの言うことを聞かない、という事態が起きていることだ。

 同時に、今度の防衛3文書に、「海中通信の開発」という新しい言葉が出てきた。これは、航空宇宙(こうくううちゅう)自衛隊 や、サイバー防衛軍 の創設などという劇画ウルトラマン並みの言葉は、、どうでもいい。宇宙軍(うちゅうぐん スペイス・ミリタリー、 スペイス・フォース)という考えを、世界で、一番始めに作ったのは、2013年の、中国の政権だ。

 日本の自衛隊は、日本の、次期主力戦闘機「F3X」の開発で、アメリカが押しつけてくる最新鋭のジェット戦闘機なんか、もう、いらない、とハッキリと言い切った。
 
 三菱重工も川崎重工もIHIもアメリカの軛(くびき)から脱出した。
なぜか。それは、F35( 一機200億円もする )という 超高価な、ステルス戦闘機など、もう何も意味もないということが、ハッキリとした。

 この20年間、ずっと「レーダーに映らない最新鋭の戦闘機」として、あれほど 宣伝されたのに。全体が三角のような形をした奇妙な戦闘機が、まるで“空飛ぶ幽霊” のように扱われたが、全部、ウソだった。

 ロッキード・マーチン・マリエッタも、マグダネル・ダグラスも、もう黙りこくった。自衛隊の技術陣としては、イギリスのロールスロイス社のエンジンと、スプラットリー・アンド・ホイットニーのエンジンがあればいい、あとは自分で作らしてもらいますわ 」という、アメリカには鼻もひっかけないという態度に出た。

 それは、去年の2月24日からのウクライナ戦争で、ロシアのスホイ35という米F35と、丸々そっくりの、重量級のステルス戦闘爆撃機が、ウクライナ軍のそれこそスティンガーミサイルででも撃ち落されてしまったからだ。

 何が、レーダーに映らないステルス機だ、バカ野郎、ということになった。
レーダーには映らなくても、宇宙からの、人工衛星(軍事用スパイ衛星)からは、ステルス戦闘機は、丸見えに見えていて、ハッキリと捕捉されたからだ。それでウクライナ軍の熱戦追尾型の誘導(ガイデッド)ミサイルに、いとも簡単に正確にロシアの最新鋭のステルス戦闘機20機ぐらい撃ち落されてしまった。

 アメリカの軍事偵察衛星からの通信で、ウクライナ軍がロシア機を次々と撃墜した。武装ヘリコプターも次々に何百機も撃墜された。地上の戦車隊だけではない。このことにロシアのプーチン大統領以下、3,4月まで、真っ青だった。ウクライナ軍の重量な通信は、アメリカ軍の将校たちが直接、キエフに派遣されて、今も実行している。

 それでもハイマースなどを実際に技術指導して運転している、ミリタリー・アドヴァイザースを自称する、アメリカ軍の将校たち、3000人ぐらいがロシアからの、直後の報復攻撃で死んでいる。

 だから、アメリカのF35も、もう撃墜されるのだ。このことが、判明してしまった。だからステルスなどという偉そうな言葉は、軍事の専門家たちの間では、もう消えた。だから、敵の支配地上空を飛ぶ戦闘機や爆撃機は、今や、必ず撃墜されることがハッキリとした。

 ドローン(UAV アンマンド・エアロ・ヴィークル)に全部取って替わられてしまった。中国製のDJI(デー・ジェイ・アイ)社(この深圳の、本社前まで私は、弟子たちと、2019年に行った)が、作っている一台2~10万円ぐらいの民製品のドローンに、ロケット弾や手榴弾をぶら下げてそれで、ウクライナ軍は、ロシア軍の塹壕に正確に投げ落としている。

 現代の戦争はここまで来てしまった。第1次世界大戦のときの複葉機(ふくようき)から乗組員が、手で、下に爆弾を投げ落とす時代の再来になった。

 だから次の日本の航空自衛隊の戦闘機(F3X)は、小型になって簡単になって安くなって、その横にドローンが2機ついて、人間の乗っている戦闘機を防衛する形になるだろう。だから、アメリカの戦闘機製造会社の言うことは、もう、聞かない。日本は、おカネも払わない、となった。

 そして、次に、前述した海中通信( 海中電波 )の開発が、大事である。
現代の世界戦争で、唯一、大事なものは、潜水艦発射型の核兵器(LSBM サブマリーンローンチ・バリスティック・ミサイル)である。核兵器搭載の原潜だ。 
 敵国の地上にある核兵器施設は、必ず正確に1センチも違わずに、把握される。そして核攻兵器で攻撃され破壊される。 それに対して、海の下に潜っている原潜は、どこにいるか分からない。これが海面近くまで上昇して、核を発射することを阻止できない。だから、現代の人類の最強兵器は、核兵器搭載の原潜(げんせん)なのだ。

 イギリスはみっともない国で、真実は核保有国ではない。アメリカの2隻の原潜に頼っている。大ブリテン島の、両側に米軍の秘密海軍基地があって、そこは海岸線の崖から横に、海底から、トンネルが掘られていて、そこに原潜の基地が有って、そこから原潜が出入りしている。

 イギリスの核兵器は、アメリカ軍からの借り物だ。かつ、イギリス軍には、その米原潜の核兵器を管理する能力も権限もない。これが、みっともない限りの、イギリスの現在の力だ。

 それに対して、フランスだけは、自力で核実験やって、自力で核兵器を持っている。だから、フランスは、何とかヨーロッパの大国なのだ。このフランス人の、「アメリカ、何するものぞ」の精神を、ドゴール主義という。このゴーリスト(ドゴール主義者)たちが、本物のフランスの保守の政治知識人たちだ。

 日本が核兵器を保有するときも、必ずこの 海中から発射する、潜水艦発射型 になる。ところが潜水艦の唯一の弱点は、通信の電波が届かないことである。海の中を電波は通らない。走らない。

 だからソナーという、ビュンビュンビュンビュンと伝わっていく振動波が、目標物に当たって、それがまたビュンビュンビュンビュンと自分に帰ってきて、それで相手の位置と大きさを何とか把握する。 潜水艦の耳と目は、このソナーしかない。潜水艦というのは、つんぼ・めくら(視力、聴力なし)状態で、海の中を走っているのだ。アタック・ソナーで海の中で岩にぶつからないようにはできる。

 ところが、どうやらアメリカは、西海岸の海軍基地で、世界最大の海軍造船所でもある、サンディエゴ海軍基地で、海中通信電波の開発に成功したようだ。これには、青色発光ダイオードの技術が使われたようだ。

 私はすでに、10年前からこのことに注目していて、書いている。中村修二(なかむらしゅうじ)という、徳島県出身の日亜(にちあ)化学工業という化学工業会社の技術者で、この青色発光ダイオードを、最終的に完成した男がいる。

 たしか5年前に、ノーベル物理学賞をもらった。おそらくこの時期に、中村が作った青色発光ダイオードが、米海軍で海中通信機として、実験に成功したのだろう。中村修二については今、私たちが使っているLED の電球にとって必要だった青色を作ったので、大業績なのだが、それだけにとどまらない。

 中村は、日亜化学工業を訴えて、自分の業績に対して600億円を払えと訴えた。しかし判決は、たったの12億円ぐらいだった。中村は、これに怒ってもう日本なんかにいたくない、と日本に去った。そしてサンディエゴの米海軍基地が眼下に見下ろせるカリフォルニア大学 サンタバーバラ校の教授になった。 

 日本側の理屈では、わざとらしく「日本の総資本(企業全体)にとって、あまりにも多額の個人業績への評価は、企業の経営を難しくする」という言い訳にした。だが、これは当時から作られたウソだった。

(ここに中村修二の顔を貼る)

 中村を、とある有名な弁護士が企業側が裏と繋がって騙した、というのもウソだった。はじめからアメリカが仕組んで、中村修二をアメリカに連れていって、軍事の海中通信技術の開発を、中村にやらせたのだ。それがこの海中通信電波としての青色発光ダイオードの貢献であるだろう。 今度の防衛3文書にたった1行、「海中通信の開発」と書いてあったので、私はピンときた。私のこの分析能力を甘く見るな。

 私が、こう書いたら、すぐに、「そんなことは私たちは知っていた」と言う。本当にふざけた野郎どもだ。オレの前に出てこい。首を絞めてやる。 民間人国家戦略家を名乗り続けている私の頭脳に対して少しは敬意を払え。

 最後の最後に書く。なぜ、安倍晋三は殺されたか。この答は、私の次々の本の中にも、少しづつ書いている。ちゃんと読みなさい。ここから書くことは、最新だ。 
 
 安倍晋三は自分の庇護者で、育ての親であるマイケル・グリーン と去年の4月に、大喧嘩をして、2人は分裂した。このことを、ここで私がハッキリと暴露しておく。

マイケル・グリーン ( 1961-)

 マイケル・グリーンは、安倍に言った。
「お前が核兵器を作り始めたことを私たちは知っている。日本は核兵器を持つな。これは。アメリカ政府からの厳命である 」 それに対して安倍は、 「なぜ日本は核兵器を持ってはいけないの。 アメリカにとってもいいことでしょう。 日米同盟が、さらに強化されるでしょう 」と、しぶとく、食い下がって、安倍は言い続けた。それでグリーンがついに怒った。そして安倍を見捨てて、怒鳴り上げた。

「勝手にしろ」 “Do as you like, please.“ と言って 安倍と縁を切った。「もう、お前のことは知らん。これで終わりだ」 と。 
 だが、このとき、マイケル・グリーンは、「お前、本当に殺されるぞ」 とまでは教えなかった。グリーンは、7月8日の安倍の死を、事前に知っていたのだ。

 そして、グリーンは5月には、さっさとオーストラリアのシドニー大学のアメリカ政治研究所に逃げた。 「お前のことは、もう知らん」ということだ。マイケル・グリーンは、もう2度と、日本には戻って来ない。グリーンを嫌う、敵がたくさんいる、ワシントンではなくて、カリフォルニアで隠居生活をするだろう。

 28年間も、日本で、アメリカの手先どもを、操(あやつ)り続けた、ジャパン・ハンドラーズの頭目が、こうやって日本から消えた。 
コラー、日本人ども。とくにアメリカの手先ども。私、副島隆彦 が書くことをハッキリと理解しろ。 
なあ、田中明彦(たなかあきひこ)よ、北岡伸一(きたおかしんいち)よ。安倍晋三が処分されて、その前に、お前たちの親分の、グリーンが、急に日本からいなくなって、びっくりしただろ。

以上、副島隆彦が、これだけのことを教えておいたからな。
 私のことを、人生の先生として尊敬している人たちは偉い(今年も会費を払ってね)。それ以外の日本のバカ官僚や、自民党の子分どもや、大企業の戦略部門で、私の文章からぺろぺろ泥棒しながらレポートを書いている者たちへ。

  お前らも、もうそろそろ30冊も、私の本を隠れて読んでいるのだから、全員、私の弟子だからな。いいか。私は何でも分かっているんだぞ。  
  副島隆彦記

副島隆彦です。以下に、前の方の6番で、書いた、今の連合の会長になっている、統一教会員 そのものである、芳野友子(よしのともこ)の正体を書いた、記事を一本、証拠として載せて置く。

(転載貼り付け始め)

〇 「“共産党アレルギー” 連合・芳野(よしの)会長と旧統一教会の怪しい関係…会見で突っ込まれタジタジ 」

2022年年9月6日  日刊ゲンダイ

自民党に急接近(芳野友子連合会長)
(ここに再度、芳野友子の 写真を貼る)

 国政選挙の前後くらいしか注目されない連合の定例会見が話題だ。なぜか? 「共産党アレルギー」で知られる芳野友子会長が反共を掲げる旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関わりを問いただされ、タジタジになったからだ。

昨年10月に初の女性会長に就任してからというもの、野党共闘を強烈な言葉遣いで邪魔し、立憲民主党を揺さぶる女傑ぶりはどこへやら。やっぱり火のないところに煙は立たないのか。

 先月25日の会見で問われたのは、連合加盟の労組が研修などで利用する富士社会教育センターと教団との関係、そして自身と教団との関わりだ。

 芳野氏が所属する労組JAMで副書記長を務めた労働運動アナリストの早川行雄氏が、「芳野友子新体制で危機に立つ連合」と題したリポートで「 芳野の反共思想は富士政治大学で指導されたもののようである」 と書いているほか、センターの影響が指摘されている。
 
というのも、元民社党委員長が設立した、このセンターの理事長には、旧統一教会関連の世界平和教授アカデミー初代会長 や 世