[3507]私の切実な課題

土井としき 投稿日:2022/12/24 15:38

「切実な課題」

 平和な戦後70年って言うが、今は「どん詰まり」の状況が続いている。

 例えば、自衛隊を正規な軍隊という認識だという平和の最後の状況だ。

 つまり、「国民の主権」を捨てて、普遍的な国際性に滑り込んでいけると思う認識方法だ。

 これは、戦無派の現在の若い人にも、この課題が突きつけられていることだ。被爆者二世の私にも重要な課題だ。客観的な意味で「どん詰まり」な気がする。

 なので、若い人たちは切実になっていないと思うかもしれないが、本当は国際性という普遍性に相当に追いつめられているのだ。私的には怖い感じなのだ。

 私は新聞も読まないし、テレビを見てても、この頃は食い物とお笑いしかない、ロクな内容ではない。 →だから、「勉強(頭脳思考)」と「感受性(内蔵思考)」を「自由」に横断する、「生命記憶を辿る旅」(三木成夫)=「アフリカ的段階」(吉本隆明)が重要に思えたのだった。