[3495]世界情勢等

鈴木雄司 投稿日:2022/11/28 22:37

最近目に留まった報道等についてまとめてみたいと思います。

(1)[3483]で会員さんが中央銀行による金購入について言及されていますが、ASIA TIMESの報道によると、やはり最大の買い手は中国のようです。実物資産を担保にした通貨制度は着実に進行しているようです。

■中国の金備蓄はドルへの警告サイン(ASIA TIMES)
https://asiatimes.com/2022/11/chinas-gold-stockpiling-is-dollar-warning-sign/
(機械翻訳による要旨)
かつてドルを買いだめしていた中央銀行が、史上最速のペースで金を購入している。7-9月期には、中央銀行は前年同期比で4倍以上の金を購入し、すでに相当な量の在庫に正味400トン近くを追加した。ワールド・ゴールド・カウンシルが発表したこれらの数字は、決して異常なものではありません。1967年以来、1年を通じての金購入は、12ヶ月間のどの期間もはるかに上回っている。このため、トレーダーは誰が本当のクジラなのかを推測している。計算すると、約90トン分がトルコ(31.2トン)、ウズベキスタン(26.1トン)、インド(17.5トン)などの途上国で購入されたことが確認できる。残りの300トンは中国製というのが大方の見方である。
北京は米国債を投棄していた。2月末から9月末までの間に、中国は少なくとも1210億ドルの米国債を売却している。プーチン率いるロシアがウクライナに侵攻した頃、その売りが強まった。7月以降、中国のロシアからの金の輸入は急激に増加している。同月だけで、中国の金取引は前年同月のおよそ50倍に急増した。
今ワシントンが最も恐れているのは、主要通貨当局が先行者利益を得てドルを捨てることである。米国が、膨大な債務を抱えながら利回りの高騰を招かないというマジックをやってのけるのは、アジアの貯蓄である。日本や中国と並んで、アジアの上位10カ国は約3.5兆ドルの米国債を保有しているが、この数十年で最もインフレが進行し、政治的偏向が深まっている。中国がドルを犠牲にして金を買いだめしているとの想定は、人民元の基軸通貨としての機運が加速していることを示唆している。

(2)ガーナは、米ドルではなく、金で石油製品の決済をする模様です。こちらは外貨準備がドル高によって混乱しないための対策のようですが、ドル離れが着実に進んでいるようです。

■石油製品輸入代、「金」で支払いへ ガーナが通貨安対策(ロイター)
https://www.reuters.com/markets/commodities/ghana-working-plan-buy-oil-with-gold-rather-than-usd-vp-2022-11-24/
(機械翻訳による要旨)
ガーナ政府は、石油製品を米ドルではなく金で購入する新たな政策に取り組んでいると、マハムドゥ・バウミア副大統領が24日、フェイスブックで述べた。この動きは、外貨準備の減少と石油輸入業者によるドル需要に対処するためのもので、現地のセディを弱め、生活費を増加させている。ガーナの国際準備高は、2022年9月末時点で約66億ドルであり、輸入の3ヶ月分に相当する。政府によると、これは昨年末の約97億ドルから減少している。2023年の第1四半期に予定通り実施されれば、新政策は「国際収支を根本的に変え、持続的な通貨安を大幅に削減するだろう」とバウミアは述べた。

(3)大手メディアはFTXの経営破綻しか報じませんが、やはりマネーロンダリングしていたようです。巨額の資金が消え去ったなら、大口の投資家がFTXに訴訟を起こしても不思議ではありません。税金をウクライナに支援した後に民主党の選挙資金として献金していたなら、税金分は訴訟にならないはずです。

■共和党、ウクライナ政府による民主党への献金疑惑について情報公開を請求
https://sputniknews.jp/20221118/13848430.html(SPUTNIK 日本)
共和党の議員らはアントニー・ブリンケン国務長官に書簡を送りつけた中で、先に経営破綻した仮想通貨交換業者FTXを経由してウクライナ政府が民主党の選挙資金として献金を行っていたとされる情報を入手し、この点について情報公開するよう要求した。
「我々が知るところによると、戦場におけるウクライナ支援のために送られた数十億ドルの税金がFTXの仮想通貨市場に投資された可能性がある。このFTXは2022年の中間選挙中に民主党議員に多大な献金を行っていた」

(4)共和党下院議長候補のケビン・マッカーシーもFTXから裏金をもらい、その資金でトランプ派候補を妨害していたようです。これを報道した「Gateway Pundit」は信頼性の低いサイトという評価を散見します。記事の信憑性は脇においても、両方の党に政治献金をする両建て戦略は知られていますし、同じ党でも政敵は潰しにかかることも当然なので、記事内容に違和感はありません。
■MAGAとの戦いを繰り広げたケビン・マッカーシーが、今度は議長職でMAGAの票を欲しがっている(GatewayPundit)
https://www.thegatewaypundit.com/2022/11/raging-war-maga-kevin-mccarthy-now-wants-maga-votes-speaker/
(機械翻訳による要旨)
ケビン・マッカーシーは、議会のMAGA運動をつぶすために働いていましたが、今度は彼らの票を獲得してスピーカーの座を狙っています。わずか1週間前に、マッカーシーがFTXからの資金を使って、トランプ大統領とMAGA運動のファンであった共和党のマディソン・コーソン下院議員を排除していたことが明らかになりました。フロリダのAnthony Sabatini弁護士もその一人だった。 Sabatiniは、マッカーシーが予備選挙で敵に回したMAGA候補だった。 フロリダ州の下院議員は、マッカーシーの資金が彼に対して使われたこともあり、敗北した。

(5)下院を奪還した共和党が、バイデン大統領の息子の調査を行うと宣言しました。人身売買・薬物・マネーロンダリングなどに関与した疑惑があるだけでも凄まじい汚れっぷりです。日本の総理大臣が白紙の領収書で問題になっているのが可愛く思えてしまいます。
■脱税から「人身売買」組織との関与まで…バイデン大統領が囚われる「息子」の疑惑
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/11/post-100179.php

(6)既にネットで話題になっていますが、京都大学 宮沢孝幸准教授の発言が波紋を呼んでいます。とてもテレビや新聞では報道できません。
「厚労省は、危ないロットと危なくないロットを知ってた」
「ワクチンの安全性の研究とか、内容物の研究ってできないんですよ、秘密契約によって」
「オミクロンになって、これは間違いなく人工物だって確信してます」
「これからバイオテロの時代になります。これを発表するすべがない。なぜなら殺されるから」

■11/26(土)京都大学レジリエンス・フェスティバル2022 京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 准教授 宮沢 孝幸
https://twitter.com/p1aM3zdH2UdnIyi/status/1596442650458345474
https://covid19newest.blog.jp/archives/19236074.html

マラソンで心肺停止が起きているようです。もともとマラソンは心肺停止の事例がありますが、最近の事例は1大会での数も多く、関連性があるのかもしれません。

神戸マラソンの男性ランナー、一時心肺停止 AEDで意識戻る 救急搬送7件(神戸新聞)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202211/0015825496.shtml

スペインのハーフマラソン。33人病院収容,3人心臓麻痺(twitterから)
https://twitter.com/Kuminxs37/status/1596956510474510337

(6)世界連邦日本国会委員会という組織があることを知りました。稲田朋美、玉城デニー、亀井静香などの政治家が会員になっているようです。 この団体は、世界統一政府の樹立を目指しているようです。詳細は分からないので、今回は紹介に留めておきます。

世界連邦とは、地球規模の問題を扱う一つの民主的な政府(世界連邦政府)をつくることです。
国際紛争は、世界法にもとづいて世界連邦政府によって処理される。
世界連邦警察軍が、世界の安全保障の責任を持つ

■世界連邦日本国会委員会
http://wfmjapan.org/008/index.html
http://wfmjapan.org/008/member20170120.pdf