[3462]NY株の暴落が始まった。それと、恒例の私の金融セミナーのお知らせ。

副島隆彦 投稿日:2022/08/27 07:37

副島隆彦です。今日は、2022年8月27日(土)です。

 私は、今朝、5時に起きて、NYの株価の動きを、見たら「おお、1,000ドルの暴落だ。ついに始まった。予言者 副島隆彦が言ってきたとおりだ。私の勝利だ。5月に引き続いて、千ドルの下落が起き始めた」となった。

 NY株の暴落、1000ドル下げ。 FRBパウエル議長の、26日(金)の、ワイオミング州ジャクソンホールでの講演で、「インフレ退治(消費者物価の高騰を抑える)ために、さらに政策金利(短期金利)を上げる方針に変わりはない」発言が、金融市場に嫌われた。

 パウエルは、自分が金融タカ派(フィスカル・ホーク fiscal pocicy hawk ) の姿勢を採って強気で、さらなる金融引き締め策を発表して、政策金利(FFレート)をさらに上げる(今は、年率2.5%)と市場を誘導しても、何とか、アメリカの金融市場は持ちこたえるだろう、と判断したが、裏切られた。パルエルたちは甘かった。これで、9月の株の市場は、暴落相場だ。日本もこれに引きずられる。この件の新聞記事は、うしろに貼る。

 FRBは、一般庶民の食料品の値段が高騰しているから、インフレ対策をやる、のではなくて、本当の狙いは、一戸建てで、3億円、5億円(3百万ドル、4百万ドル)で、中間層が、平気で、売り買いしている。この緊急事態への対応だ。
 
 このアメリカの住宅価格の、異常な不動産バブル、狂乱地価が、今のアメリカの最大の問題だ。パウエルたちは、利上げと、金融引き締め(フィスカル・タイトニング fiscal tightenning )で、なんとかして、食い止めたいのだ。このことで必死なのだ。
 そうしないと、アメリカ経済は崩壊する。だが、コロナ、ワクチン対策で、2020年から初めてしまった、ジャブジャブ・マネー(金融緩和。イージング・マネー)を止(や)められない、のが、今のアメリカの苦悩だ。

 翻(ひるがえ)って日本では、新築の高層鉄筋アパート(タワー・レジデンス、80平方mぐらい)が、7千万円の安さだ。中国人、台湾人、香港人たちが、「日本は、安い、安い。3分の1の値段だ」で、買いに来ている。日本の不景気の苦境も続く。

 副島隆彦です。そこで、です。この時期を絶妙にとらえて(この動きを、私は確実に予想していた)、副島隆彦の予言者金融セミナーが、来たる、もうすぐの、9月18日に、開催されます。席はまだ空いています。 詳細は、以下の通りです。 インターネットのオンライン配信もあります。どんどん参加してください。

 格闘技の 世界の、 朝倉未来(あさくらみくる) 対 フロイド・メイウエザーの、 さいたまスーパーアリーナでの、9月25日の試合 に負けたくない。副島隆彦の 言論(げんろん)格闘技の凄さを、お見せします。
  9月27日の、国民に大嫌(だいきら)われの、武道館での、安倍晋三の国葬にも負けない。 

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「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第24回」
*会場:イイノホール&カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町2-1-1
*日時:2022年9月18日(日) 
 開場・受付/11:00~ 終了/17:30 (予定)
*受講料:15,000円(税込)/指定席  または オンライン
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申し込みは、コチラから ↓↓↓

https://www.kokuchpro.com/event/f079e44f6671f3045e8fb34b484ed002/

以上です。 
 副島隆彦です。 ここの掲示板の、下 ↓ の「3460 」番の記事を使って、私が、解明したとおり、
金(きん)の価格は、世界値段 で、すでに、1グラム=10,000円を超しています。小売りなら、1万1千円だ。 ロシアと中国が主導する、BRICS(ブリックス)価格では、金(きん)1オンス(31.1グラム)= 2,440ドル になっている。

 みんな、元気を出して、この厳しい時代を、私、予言者(プレディクター)の言うことを信じて、生き抜きましょう。 お金のある人は、集まってください。

 副島隆彦 拝

(新聞情報の 転載貼り付け始め)

〇 「 NYダウ1000ドル超安、FRB議長講演受けリスク回避 」

2022年8月27日 5:05    日経新聞 

米株式市場ではリスク回避の売りが広がった 
【ニューヨーク=大島有美子】 8月26日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比1009ドル(3%)安の3万2282ドル(速報値)で終えた。
 
 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演し、インフレ抑制対策を「やり遂げるまで続ける」と述べた。早期の利下げ転換を否定した形となった。市場は金融引き締めの継続を折り込み、リスク回避姿勢を強めた。

 ダウ平均は5月18日(1164ドル安)以来の下げ幅となった。米主要株式指数はそろって下落し、S&P500種株価指数は約3%、ハイテク株の比率が大きいナスダック総合株価指数は約4%それぞれ前日の終値と比べ下落した。

〇 「 株高期待を打ち砕いた パウエル講演(NY特急便) 松本清一郎 」

2022年8月27日 6:35   日経新聞 

 8月26日のダウ工業株30種平均は1008ドル安と急落した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が同日、恒例の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演に臨んだ。市場の想定以上にタカ派寄りの内容と受け止められ、利上げを警戒した売りが出た。

 わずか8分40秒の短い講演だったが、市場の株高期待を打ち砕くには十分だった。「歴史は時期尚早の金融緩和を強くいさめている」「(物価上昇を2%に戻すという)我々の仕事が完了するまで金融引き締めを続けなくてはならない」。議長が発したメッセージは、今後の利上げだけでなく、高い政策金利が長期にわたって続くとの警告だ。・・・・(以下、略)

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。再度、金融セミナーへの申し込みは、こちらへ

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副島隆彦 拝