[3450]台湾情勢 なんか心配するな。何にも起きないよ。余裕で中国の勝ちだ。

副島隆彦 投稿日:2022/08/04 16:04

副島隆彦です。今日は、2022年8月4日(木)です。

 台湾情勢なんか、これ以上何も起きないから、心配するな。
中国は、大人だから、あんな 台湾と ワシントンのMoonie (統一教会、法輪功も)勢力の 扇動、挑発( provocation プロヴォケイション )になんか乗らないよ。騙されない。

(ここに、台湾をぐるりと取り巻いて、今、中国軍が、4月4日から7日まで、海上でやっている、軍事演習の図 。新聞記事に付いている。を貼ってください )

「台湾に、中国軍が攻めて来る、侵略だー」 とさんざん、何年も書いて、扇動して来たのは、まさしく 統一教会 Moonie たちだ。日本のメディアに潜り込んでいる、統一教会系のジャーナリスト、言論人を気取っている連中だ。

 台湾は、今から5年後には、平和的に、 中国の 24番目? の 省である、台湾省(たいわんしょう)になっているよ 。 何の問題もない。

 今、台湾の周囲を中国海軍が、ぐるりと取り巻いて、6つの個所で、軍事演習をやって、実弾のミサイルも撃って、 台湾の、 反共団体の 法輪功 の 祭英文(さいえいぶん。あの鼻ぺちゃ姉ちゃん )総統たちを蒼ざめさせる、だけだ。それ以上は中国軍やらない。もし台湾軍がミサイルを撃ってきたら、それは、すぐに反撃して、基地ごと撃滅する。 それで、停戦(シース・ファイアcease fire )だ。
 中国が、本気になったら、2時間で、台湾軍の 30万兵 を地対空ミサイル基地ごと吹き飛ばして、殲滅する。

 今の台湾の蔡英文 たち民進党(みんしんとう)の、前は、穏(おだ)やかな親中国派の、馬英九(ばえいきゅう)政権だった。 蒋介石が連れて来た国民党(グオミンタン)だ。 台湾人の、8割、9割は、「私たちは、中国人だ。きれいな普通語(プートンホワ。北京官話)をしゃべっている。私たちは、中国が繁栄をこのあとも続けるなら、私たち台湾も、その中で生きて行ければ、それでいい」 と考えている。 

 だから、蔡英文たち、狂った、台湾独立(したい)派で、反中国派の、台湾人(タイワニーズ)が、今は、政権を握っているが、これを選挙でひっくり返せば、台湾人は、静かに、穏やかに 台湾「省」人になって行く。この道を歩んでゆく。

ただし、どうしても中国共産党の支配を受け入れない、という100万人ぐらいいるだろう(人口2400万人のうち)は、外国に出てゆくしかない。それしか選択肢はない。

 この台湾の状況は、ウクライナと、全く同じだ。ウクライナ人は ロシア人( Russi  ルーシ)の一種で、コトバもほとんどロシア語と通じるくせに、「いや、ウクラナイナは、ロシアとは違う。独立国(主権国家)だ」と言い張っている。

 ウクライナの人口、4300万人のうちの、600万人が、もう、ポーランドに避難している。ウクライナと共同国家を作っていい、と思っている。言葉の障壁も無いようだ。ポーランドで使われているウクライナ語、というのを、ゼレンスキーが、わざと、演説で、自分の機転で、「ここからはポーランド人 向け」と、しゃべるのを聞いたことがある。同じ、カトリック教徒だ。
 
 ウクライナの西半分が、西ウクライナとして、停戦後には、出来上がるだろう。どうしてもロシアの支配を受けれない人たちは、西の方に動いてゆくだろう。ロシアはそれを止めない。「どうぞ、どうぞ。去りたいなら、去りなさい」だ。国境の検問所は、今も開いている。ほぼ、自由に移動できる。 

 どうやってアメリカ軍が、台湾を応援に来るんだ? グアムのアンダーセン基地か、沖縄の嘉手納基地から飛んでくるしかない。今のフィリピンのクラーク基地には、戦闘機(艦上爆撃機。艦爆=かんばく=)も爆撃機も置いてない。

 アメリカは、アメリカ本土からでは兵站(へいたん。ロジスティクス、補給線 )が長すぎて台湾を守れない。守る気もない。それなのに、台湾を、中国に嗾(けしか)ける。今の台湾人たちは、バカなんだ。アメリカに騙されて、「守ってやるから」と、嗾(けしか)けられている。ウクライナ人が、騙されて、悲惨な戦争をさせられているのと、全く同じだ。  賢い、賢明な、知恵のある台湾人たちは、そう思っている。

台湾人は、100万人の経営者が、中国本土に工場を持って、中国で商売をやっている。中国なしで、どうやって、台湾が生き延びてゆけるのか。

「 アメリカは、軍事支援(武器援助)だけは、どんどんするから。台湾よ、自力で頑張れ。頑張って、中国と戦え」だ。今の米軍の軍人、兵士は、もう、他国の為の戦闘で死ぬ気は全くない。微塵(みじん)もない。

だいたい、台湾は、国家ではない。世界中が国だと認めていない。日本もそうだ。 台湾を国家だと認めているのは、バヌアツとか、どう考えても、一人前の国とは思えない、微小国家が7つぐらいだ。

 台湾(中華民国)は、 × 国連(本当は、連合諸国。the UN ザ・ユー・ネヌ)から、1971年10月に、追放された。国連総会(ジェネラル・アセンブリー)での決議で、追放、除名(エクスコミュニケイション)された。この時は、アメリカ政府(ニクソン政権)が、国連からの台湾追放を主導した。1972年1月のニクソンの訪中 (その前にキッシンジャーの隠密外交)があって、その時に、「中国は一つの国だ(台湾は国ではない。中国の一部だ)」の約束が出来た。

日本のテレビ、新聞と、国際政治の専門家たちが、この一点を、決して言わない、書かない。世界(国際社会)で通用している共通知識( 常識 )だ。それを日本国民に教えない。何という、洗脳された国民であることか。これは、もう計画的な知識犯罪だ。

中国が、このことを正当に主張しても、日本のテレビ新聞も、日本政府も、全く、報道しようとしない。お前たちは、今や 犯罪者の集団だ。

 この「一つの中国」の合意を、アメリカの方が勝手に破って、台湾に、「中国とぶつかれ」と嗾けている。自分たち自身は、戦う気は毛頭ない。
 中国が、このアメリカのけしかけ(ペロシの訪台)に、中国の国家主権( sovereignty ソヴリーンティ。フランス語なら、ソヴランテ)の侵害だ、と、怒っている。当然だ。自然だ。
中国の言っている方が正しい。ところが、この世界レベルの厳格な判断を出来る、日本の知識層が、いない。何という、無残な国だろう。

  中国の軍人のトップの儀鳳和(ぎほうわ。中央軍事員会副主席、国防部の部長=国防相もした)が、10年前から、アメリカの太平洋軍、PACOM(パシフィック・コマンド。ハワイ、ホノルルが拠点。この下に、第7艦隊=ザ・セブンス・フリート=がある。横須賀が本部) の司令官に、軍人どうしの会談の席で、 「そろそろ、西太平洋(ウエスト・パック)の管理、支配権を、アメリカは、中国に渡したらどうか」と、真顔で提案する。アメリカ海軍の司令官は、「ふざけるな。冗談はやめろ」と返事を返す、ことに決まっている。

 西太平洋(ウエスト・パック)というのは、台湾も、フィリピンも日本も、その中にはいってしまう、中国側だ。 アメリカ合衆国の領土であるグアムよりも、西側のすべての海域が、ウエスト・パックである。

台湾が、住民投票で、もうすぐ自分たちの多数派意思で中国の一部になってゆく。

 その前に、アメリカの世界覇権(ワールド・ヘジェモニー)が崩れる。終わる。アメリカは、世界中の外国駐留軍を、自国内に戻す。米軍は、どんどん自国に戻って行く。日本に駐留している米軍も帰って行く。そのとき、日米安保条約は、実質、無効(ヴォイド、インヴァリッド)になる。  The contract ( The US-Japan security treaty ) becomes void (invalid) . 「日米安保(安保)条約は、無効になって失効して、消滅しました」になる。
 
   アメリカ帝国は崩壊する。 1991年12月のソビエト連邦の崩壊 と全く同じような感じで。ああ もう30年が経(た)つ。早いものだ。アメリカ合衆国は、 国家分裂して、その時、世界帝国であることをやめる。

  2024年の大統領選挙で、またしても、デープステイト the Deep State どもが、大掛かりな不正選挙を仕掛けて、トランプを勝たせない、という巨大インチキをやる。それに、トランプたちは、激しく怒る。 トランプたちは、「そうか。分かったよ。それなら、やっぱり、国家分裂だな」 で、南北戦争(the Civil War 1861-5年)の再来となって、アメリカ帝国は 3分裂して、消える。

 このようにして、アメリカ中央国(セントラル)は、テキサスを中心にして繁栄する。それに対して、ニューヨークとワシントンそれから5大湖 のシカゴ、そして、カナダは、ヨーロッパ側に付く。それは、東部(イースタン)アメリカ国になる。 

 私は、このことを、 すでに、5年前に、一冊の本にして出している。 
『 国家分裂(デヴァイデッド)するアメリカ政治 七顛八倒(しちてんばっとう) 』
(秀和システム、2019年3月刊) である。

(ここに、表紙と、アマゾンへのリンクを貼ってください)

国家分裂するアメリカ政治 七顚八倒

 テキサス州は、表面は乾燥した岩石砂漠の地帯のようだが、下には、オガララ水源という大きな水甕(がめ)がある。石油も天然ガスも有る。広大な農業地帯があって農業でも栄える。ここに向かって、人間が移動してゆく。 

 トランプが、「もう、ワシントンやニューヨークの偽善者どもの街(まち)が厭(いや)になった者たちは、こっちに移住して来なさい」と、号令を出す。ITでも製造業でも、何でも職はある。 

 ニカラグア大(だい)運河(オルテガ大統領と、中国が、今も掘削、建設中)が、開通すれば、パナマ運河の5倍ぐらいの大きさが有るから、どんどん、中国からの物流が、メキシコ湾に入って来る。 これをアメリカ中央国は、物流の基本とする。

 中国は、このニカラグア大運河を使って、ベネズエラ、ブラジル、アルゼンチンを助けに行って、中南米諸国を、北アメリカ・ヤンキー帝国主義から、解放する。

 だから、人間が、どんどん、移動すればいいのだ。職を新しい土地で見つけられるようにしておけばいい。 ニューヨークや、カリフォルニアの、あの、LGBTQ (さらにU +プラス)の、気持ちの悪い、中年の男が、ヒゲ面(づら)のまま、髪を長くして、ブラジャーをしてスカートをはいて、「私、女です」というような、バカたちがいっぱいるところに住みたくもない、という堅実で健全な人間たちは、テキサスや、その周辺の州に移動してくるだろう。

 今の、ウクライナも同じだ。プーチンが、「ウクライナ(キエフのゼレンスキー政権)は、EUに入ってもいいぞ」と 6月に行った。あれは、ずば抜けて頭のいい、超天才の、プーチンだから、言えるのだ。

 プーチンにしてみれば、「そうか。どうしても、ロシアの言うことを聞きたくないか。それなら、ポーラントと一緒になって、西ウクライナになれ」
その代わり、「 東ウクライナは、ロシア軍が占領した地帯の人たちだから、私は、元のロシア人に戻りたい、というから、ロシア人として、私(プーチン)が、面倒をみて、ご飯を食べさせてやる」 これが、プーチンの考えだ。

 だから、ウクライナは、東西に、2つに分裂して、それで戦争が終われば、それでいいのだ。西ウクライナ( ガリチア地方の反共右翼、バンデーラ主義者。アゾフのネオナチたち)は、宗教は、ウクライナ、リトアニアと同じカトリック(東方典礼派と言うらしい)だ。

 だから、ロシアに併合されることを望む、東ウクライナ人たちは、ロシア正教である。カトリックである西ウクライナとは、どうせ、非和解的な対立をする。だから、プーチンは、「お前たちの面倒は見ない。ロシアが、そんなに、キラいなら、EUに食べさせてもらえよ」となった。「EUよ、大変だな。イギリスはズルだから、その前に、EUから逃げたぞ」 プーチンは、天才だ。大(だい)天才だ。だから哲人王(てつじんおう Philosopher king フィロソファー・キング )だ。

 ウクライナの民衆が、それぞれ自分の行きたい、住みたい方に、ゾロゾロと移動して行けばいい。それと、全く同じことが、アメリカでも起きるだろう。

 島国(しまぐに)の日本では、考えられないことだ。 「気に入らないから、他所の土地に、まとまって、ぞろぞろ移住してゆく」という考えは、島国の人間、島嶼(とうしょ)人にはあり得ない。

「日本は、島国で良かったー」と腹の底から、思っている日本人がたくさんいる。「中国もロシアも、海があるから、簡単には攻めて来れない」が、実感を伴った、日本民族の根本思考だ。

 その分、日本人には、大陸性の「ぞろぞろと、宗教と考えが合わないので、あっちの勢力の方に、移住してゆく」という考えが、理解できない。日本人は、何かあっても、外国に逃げてゆくことをしないで、このまま、この国で全員、皆で死ぬのだ、と、深く決意している。外国に移住しても、どうせ いいことは何もない、と諦観(ていかん)している。

 映画「ガンジー」(1982年制作 ) の中で、最後に出て来たシーンだ。ガンジーが暗殺されて、もう、誰もインドをひとつに纏(まと)め上げる大(だい)人物がいなくなって、それで、回教徒(ムスリム)と、ヒンズー教徒(インド教)が、数百万人が、それぞれ大きな列を作って移動した。西の方がパキスタンで、東がインドだ。 

 真ん中に、小川が一本あって、その両側を、ぞろぞろと、延々と、家財道具を背負って、どこまでも大量の住民たちが、互いに、反対方向に、歩いて移動していくシーン(光景)だった。あの感じだ。

 宗教が違えば、どうせ、虐(いじ)められる。あるいは襲撃されて殺されるかもしれない。だったら、やっぱり、同じ宗教の人たちの方に移ってゆこうと、なる。今は、無宗教の人も多いが。

 それが、来年から、ウクラナイナで起きるだろう。アメリカでも起きるのだ。今度の、南北戦争は、もう、アメリカ人どうしで殺し合いは、やめよう、となる。だから、どちらかの国に、自分の州が入ると州民投票で決まったら、「分かった。その時は、私は、家族を連れて、テキサス側に、移住するよ」と、なって家を売り払って移住する。
 国境線は、今のままの、州境(しゅうざかい)のまま、簡単な道路の検問所ぐらは出来るだろうが、人々は移動してゆくだろう。

 物流(ぶつりゅう)も今のままだ。だが、政府がもう違うので、法律が違ってくる。そうやって、アメリカは、国家分裂することで、帝国(世界覇権国、ヘジエモニック・ステイト)であることをやめる。

 その時は、冗談でなく、為替は、1ドル=10円になっているだろう。何もおかしなことではない。

 だから、おそらく、今の台湾で、意地でも北京の中国共産党に、従いたくない、屈服したくない、という台湾人は、外国に出て行くだろう。それが、今の台湾の人口の2400万人のうちの、100万人ぐらいいる。多くは、カリフォルニア(アメリカ西部国)に移るだろう。

 これで、台湾問題は、5年後には、解決だ。ワーワー、騒いで、「中国が攻めて来るー」、「台湾有事(ゆうじ)は日本有事だ」(殺された安倍晋三のコトバ、標語)も、本当に死んだぞ、お前たち。 

なあ、なんで、自分の大(おお)親分の安倍晋三 を殺されて、「仇(かたき)を打つ」とか、「親分の敵討(かたきう)ちをする」という勇ましい人間が誰も出てこないのだ。

 私は、不思議がって、じっと観察している。「一体、どこに向かって、誰に向かって、復讐(ふくしゅう)をやっていいのか、分からない」のか。 この統一教会に狂った馬鹿ども。および統一教会の尻馬に乗って、安倍晋三首相を、熱烈に、支持して応援します」と、ずっと言っていた、おそらく1千万人ぐらいは、いる、保守派の 人間どもは、今、何を考えているのか。私は、それを、今、じっと観察、研究中である。

 ナンシー・ペロシ下院議長 という女は、日本で言えば、暴力団の大(おお)姉御(あねご)だ。だから、ドスが効いている。声も、かすれ声のだみ声になる。ヤクザ者のかすれ声だ。名優アル・パチーノが、映画でやっていた、あのかすれ声だ。 日本でも同じだ。

 ペロシの父親は、何とか、アレッサンドロ と言って、イタリア系のマフィアの、カリフォルニアの土建屋の大親分だった。だから、その娘が、全米の、中小の、建設業者、土建屋の、元締めとなってアメリカ政界で力を持つのだ。ペロシがイタリア系で、マフィアだと、アメリカ国民は、皆、知っている。

 それに対して、トランプは、NY(日本で言えば、江東区、墨田区 のようなところ)の不動産業者あがりで、大手のデベロッパー(建設業差、ゼネコン)の団体の支持を受けている。だから、ペロシの、中小企業の土建屋業界とは、仲が悪い。

 トランプが、自分のSNSで、「ナンシー・ペロシは、行かなくてもいい、台湾に行って、騒ぎを起こして、アメリカ政治をおかしくする。旦那(主人)の商売の悪事がバレそうで、それを隠すために台湾に行くのだ」と、強烈な、嫌味を書いている(7月31日)。

 ペロシは、8月3日に、台湾に、軍用機で、びくびくしながら、到着した。シンガポールから、フィリピン経由でぐるりと回って台北(たいぺい)に到着した。鼻ぺちゃ姉ちゃんと、対談をして、「アメリカは、台湾を見捨てない」と言った。  そのあと、韓国を回って、冷遇(伊大統領は会わなかった)されたあと、4日の日の夜には、日本の横田基地に来ている。 明日、5日に岸田首相と会見だそうだ。岸田の、微妙な、イヤそうな顔を、みんな、テレビで、見たらいい。日本は、これ以上、中国とケンカなんか、コワくて出来ないのだ。

 ペロシが、台湾に行く前の、根回しをしに、ヴィクトリア・ヌーランド国務次官(アンダー・セクレタリー)が、密かに、台湾に入っていた。7月23、24日だ。このムーニーのワシントンの大幹部で、大姉御(おおあねご)の、極悪人 ヌーランドは、今や、政治好きなら、知らない者はいない、強烈な、狂った頭をした、残忍な大量殺人も平気でやってきた、見るからに、鬼の顔をした、ムーニーのブタ、マル、チビ 女だ。
今度のことで、ナンシー・ペロシも、ムーニー派だということがはっきりした。

(このヌーランド の、凶悪そのものの、いつもの顔写真を、ここに、貼って下さい)

 ヌーランドにしてみれば、以下のたった、このことしか頭にない。
それは、「台湾と、韓国と、日本の3つを、どうやって、中国にぶつけるか。中国とケンカさせて、出来れば、中国と戦争までさせたい」だ。この一点しか、この悪魔女には、関心は無い。他の事にはまったく何も興味がない。それぐらい、恐ろしいキチガイ女だ。「 ある小国を、だまくらかして、騒乱状態にして、戦争を始めさせる」ことしか、頭にない。真正の凶悪、犯罪者だ。

 このヌーランド(ウクライナ系ユダヤ人 )と、盟友のジェイク・サリバン、“へび のジェイク(ヤコブ、ユダヤ人)” 安全保障担当・大統領補佐官のムーニーMoonie 派 は、 今も、トニー(アンソニー)・ブリンケン国務長官(ステイト・セクレタリー)と、ホワイトハウスの中で、激しく、怒鳴り合いをしている。アメリカの権力者たちの、内部分裂も激しい。

 ブリンケンは、「お前たちは、2か月で、ウクライナで、ロシアを罠にかけて、叩きのめしてプーチンを潰(つぶ)して見せる」と、言ったじゃないか。そうはならなかったじゃないか。ロシアは強いぞ。かえってヨーロッパの方が参りそうだ。お前たち、責任を取れ」と、サリバンとヌーランドを追及している。 

 バイデン大統領は、ブリンケンが管理している。「大統領、もう、余計な発言は、させませんよ。静かにしていてください」と、ブリンケンが抑えつけて、勝手なことを言わせない。

 もう、バイデンは、完全にボケ老人で、よたよたして、頭の中も、はっきりしない。何を言い出すか周りが心配している。 アメリカ国民は、「あーあーあー、なんでこんな奴が、私たちの国の大統領なんだ」と、呆(あき)れているが、デープステイツが、支配しているから、アメリカ人も何も言えない。哀れで惨めな帝国だ。だから、もうすぐ、アメリカは終わる。

 なぜ、それなのに、ヌーランドとサリバンと、ペロシたちは、こんなに威勢よく、やっているのか。 それは、「自分たちが、敵にうしろを見せたら、その時は、自分たちの負けだからだ」の、瘦せ我慢の、意地張りだ。

 2014年に、シリアと北イラクに、IS「イスラム国」の、狂った原理主義者たちを、作って、出現させて、暴れさせた。「アラブの春」という作戦で、中東(ミドル・イースト)を、再び、動乱状態の火の海にした。すべては、ヒラリー戦略だ。

 そして同じ、2014年に、香港で、「雨傘(あまがさ)革命」で、学生たちを扇動して、数万人の学生に、叛乱させて、暴力行為を起こさせて、激しい反中国の、暴力闘争をやらせた。これは3年で鎮圧された。2019年から、コロナウイルス攻撃を中国に仕掛けた。

 そして、同じく2014年の、ウクライナのマイダン暴動(クーデター)で、ヌーランドが現地で自分で指揮を執って、ヤヌコビッチ派(親ロシア政権)の警察や大統領警護隊を、米アカデミー(民間軍事会社)の狙撃兵をたくさん動かして、射殺させて、政権を転覆させた。

 この延長線で、中東の次は、ヨーロッパ(ウクラナイ)で、火をつけた。プーチンをまんまとおびき出して、泥沼の戦争に引きづり込んだ。だから、次は、中国だ。中国に、台湾と韓国と日本を、嗾(けしか)ける、という、ヒラリー戦略で、今も、こいつら狂った頭の、ワシントン・ムーニーたちは、予(あらかじ)めの、予定通りの、中国挑発をやっている、ということだ。

 中国は、その手には乗らない。じっくり、台湾人を、宥(なだ)めて、中国の方に引き寄せる。そのためにあと、5年だ。台湾は、中国の台湾省になる。

 台湾企業で、世界最大の、最高級品(線幅が1ナノだとか) の半導体 を作っている、TSMC(ティー・エス・エム・シー)は、深圳のファーウエイ、韓国のサムスン とも連携して、このあとも、世界最大の半導体企業 として、世界を引っ張ってゆくと、決めている。日本のトヨタ、松下(パナソニック)、日立、NEC、その他の、大企業の経営幹部たちは、この「日本も中国の経済圏の 一部に入って行く」と、分かっている。

 日本の中小企業の経営者たちと、小金持ち(資産家層。ビル、アパート経営)たち500万人ぐらいが、頑(かたく)なに、反共、反中国を、言い続けているが、この人たちも、そろそろ、「なんで、自分は、安倍晋三のような、韓国、朝鮮を大きらい、と言って来たのに、そのくせ、韓国発祥(発症、はっしょう )の気色の悪い、宗教団体の指導者、広告塔 を、自分たちは、信じ込んで支持してきたのだろう」
 と、自分で自分の頭に向かって、自問自答している最中だ。

「自分は、馬鹿だったんじゃないか。あんな、訳の分からない死に方、殺され方をした、安倍晋三なんかを、応援して」と、 反省している。だが、とても、恥ずかしくて、人には言えない。それで、鬱屈(うっくつ)している。あるいは、いつもの、厚顔無恥で知らん顔をして、すっ惚(とぼ)けて、恥知らずどもが、また、別のことを言い出す。

 「自分は、真正の保守だ」を、自任 して来た、おそらく500万人ぐらいいる、まだ、ちょっとは思考力のある、人間たちが、「安倍が死んだ。殺された」で、受けた、衝撃を、私は、現在、調査、分析 中だ 。この 「思想の転向(てんこう)の研究」は、私、副島隆彦の生涯の自分の中心となる思想研究である。  副島隆彦記

1本だけ、以下に資料として、新聞記事を載せて置く。

(転載貼り付け始め)

〇  ペロシ氏「米台は団結」蔡総統と会談 台湾離れ韓国到着
2022年8月3日 19:25    日経新聞 
  
台湾総統府で会談した蔡英文総統(右)とペロシ米下院議長(左)=3日、台北(総統府提供・共同)
(副島隆彦からの指図。 この写真を載せる)

【台北=龍元秀明、北京=羽田野主】ペロシ米下院議長が3日、訪問先の台湾で蔡英文(ツァイ・インウェン)総統と会談した。ペロシ氏は「米台の団結を明確にするため訪問した」と述べ、台湾の民主主義を支える考えを強調した。蔡氏は謝意を示し「民主主義の防衛線を守る」と語った。訪問に強く反発する中国は、台湾を取り囲む形で軍事演習に乗り出す。ペロシ氏は3日夜、次の訪問先である韓国に到着した。

米下院議長の訪台は1997年のギングリッチ氏以来、25年ぶり。米下院議長は大統領の継承順位が副大統領に次ぐ2位の要職だ。ペロシ氏は会談で「米国は揺るぎない決意で台湾と世界の民主主義を守る」と語った。

中国本土と台湾が不可分だとする中国の立場に異を唱えないが、台湾の安全保障には関与する米国の「一つの中国」政策を尊重し「台湾への関与を放棄しない」と強調した。蔡氏は「自衛力を高め、台湾海峡の平和と安定に努力する」と述べた。

ペロシ氏は会談後の共同記者会見で、米台の貿易協定が近く実現する可能性があるとの見方を示した。台湾積体電路製造(TSMC)などの半導体工場を補助金を出して誘致する米の新法については「米台の経済交流の扉を開くものだ」とアピールした。

台湾は先端半導体の生産で世界の9割を占める。台湾メディアは蔡氏が3日開いた昼食会に、ペロシ氏に加え、TSMC創業者の張忠謀(モリス・チャン)氏が出席したと報じた。

ペロシ氏は2日夜に台北に到着した。中国への配慮から滞在を短時間にとどめるとの見方もあったなか、一晩を過ごしたのは台湾が歴訪先の他のアジア諸国と「同格」と示す狙いがあったとみられる。4日には日本を訪れる。

ペロシ氏の訪台を受け中国は猛反発している。王毅(ワン・イー)国務委員兼外相は3日の異例の談話で「中国の平和的台頭をぶち壊すことは完全に徒労で、必ず頭を打ち付けて血を流す」とペロシ氏を非難した。謝鋒外務次官は2日深夜に米国のニコラス・バーンズ駐中国大使を呼び「強烈な抗議」をした。

台湾の国防部(国防省)は3日、中国軍機27機が防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。うち22機が台湾海峡の事実上の停戦ライン「中間線」を、台北に近い北側で越えた。ペロシ氏訪問後、中国軍機の中間線越えが確認されたのは初めて。

中国人民解放軍は即座に対抗措置に動いた。2日夜から、海空軍やロケット軍、サイバー攻撃を担う戦略支援部隊などが台湾の北部、西南部、東南部の空海域で統合演習を実施している。
4日から7日にかけては台湾を取り囲む6カ所で軍事演習を始める。演習場所は複数の箇所で台湾の「領海」と重なるうえ、台湾海峡の中間線上でも実施する。

96年の台湾海峡危機の際の演習エリアは4カ所だったが、今回は2カ所増やした。台湾本島から約20キロメートルの空海域も演習エリアに指定されている。軍事的な緊張が高まるのは必至で、偶発的衝突も懸念される。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。もう、台湾のことは、これぐらいにしましょう。私が、ここの 下 ↓ に書いた、7月27日の、「統一教会=自民党を解体せよ。野党も」の文を、重要ですから、再度、読み返しなさい。  副島隆彦拝