[3302]世界の存在と魂について

中山裕之 投稿日:2021/12/06 02:05

先日、私的な不幸があり、そのような時はいつも、「魂は存在するのか?あったとしてそれを実感することはできるのか」という問題に強く執着するのですが、近所の河原を散歩していた時に、ふと、遠くを見渡すと、それなりに大きな山があることに気づき、少し驚き、緩やかな安心感を得ることができました。

私は、特に悩みがない時でも、「実在や存在や魂」などを気にしていましたが、先ほど私が感じた安心感というのは、私が大きな山を発見した時に、私や他者の存在よりも、「まず世界が存在していること」が、わかったからです。故に、「魂が存在するのかしないのか」という問題は、優先順位が、「私」よりも、「世界(宇宙)の魂が存在するのか?」という問題に変わり、私個人の悩みから、遥かに広大なものに置き換り、私個人がくよくよしていてもどうしようもない、と、考えることが出来て、しばらく安心したのです。

2021年8月12日に、副島先生がここに投稿された講義を見返すと、そもそも表題から『「
この世」は物質と霊魂 の二つで出来ている」になっていることに気づきました。          

間違えているかもしれませんが、今私はそのように認識しています。

また、私も西洋思想・学問の祖は、アリストテレスだと考えていたので、何度も挑戦し、いつもすぐに放り投げていたのですが、そもそも、「Meta は、基礎、土台」だという、一番重要な、まさに基礎的なことを教えていただき、大変感謝・感激しております。