[3298]真崎巌様の質問の返事と ヘンリー・キッシンジャーと コロナワクチンについて

会員の福松博史 投稿日:2021/12/03 14:59

指摘の「キッシンジャーの講演で調べてみるとファクトチェックがあり、そのような講演を行っていないとの記載がありました」

答えます。インターネット上の日経平均先物の投稿欄の匿名(本名不明)の情報です。

それを帳面にメモ(一か月くらい以前)要するにすぐには引用しなかった。それで何がどうしたというのですか?私は一貫して日本におけるトランプを支持する者の一人です。ヘンリー・キッシンジャーはトランプに大統領にした、大恩人です。

だからこそ、リベラル派ではありません。要するに、リベラル派のまき散らす、綺麗ごとが何よりも大嫌いな人間です。口には出さないけど(世間体があるので) 上から目線で「こうしろ!ああしろ!このようにするべきだ」と、このように聞くたびにいい加減ゲロが出そうに考えているものです。子供の頃から今のジジイになるまで一貫しております。一言で言うと「何の進歩もないろくでなし」です。絵日記もそろばんも満足にできなかった、半端ものです。

なので、指摘のURLなんかのことは、全く知らない 全くの門外漢です。要するに、副島先生の言われるところの”かび臭いアナログ人間”です。

動物で例えると、”シーラカンス”みたいなもので、煮ても焼いても食えないもの、そんなものです。

副島先生の2016年7月10日  日本文芸社刊 トランプ大統領とアメリカの真実(福松割込み。これは2016年11月のアメリカ大統領のトランプ対ヒラリーの勝負を誰よりも一番に当てた副島先生の大ホームランの本だ。なぜかアメリカ政治思想研究の第一人者だからだ。)

18ページから引用。

トランプがキッシンジャー宅を訪問したことの重大さ。

2016年5月3日、共和党のインディアナ州予備選でトランプが勝った。当日、競争者のテッド・クルーズ候補(テキサス州上院議員が選挙戦から撤退した。これでトランプの勝ちが決まった。

このあと5月12日にトランプはアメリカの共和党の実力者で下院議長のポール・ライアン(若い。46歳)と話をつけた。これでトランプは共和党の大統領候補指名を確実にした。ポール・ライアンと何を話したか。

「私たちの間には今もいくつかの相違点がある。しかし大きい所では意志一致(合意)できた。」とお互いに承認しあった。

これは「トランプ=ライアン・ステイトメント(宣言)」と呼ばれるべきものだ。共和党本部がトランプに折れたのだ。(略)

5月18日に、トランプが自分と同じニューヨーク在住のヘンリー・キッシンジャー元国務長官を電撃的に自ら訪問した。トランプのキッシンジャー訪問で状況が大きく変わった、と私(副島先生)は強く感じた。

この直後、(5月20日)に、「トランプ氏支持率、クリントン氏を逆転 米フォックス調査」と、ロイターの「トランプ氏、金正恩(キム ジョンウン)氏との会談に異存ない」の記事、そして英文の情報記事の3つのが手に入った。

これら3本を、この急激な事態の変化の証拠として載せる。

それまでは、「どうせヒラリーが勝つ」というのが、アメリカかつ世界中で公然と語られてきた体制派の人々の共通の理解だった。私(副島先生)でもいやいやながら、「やっぱり次の大統領はヒラリーになるだろう。」彼らがそう決めているのだから。」と諦めの境地で考えていた。

トランプが逆転勝利するということは、急激にヒラリーの目がなくなったということだ。その理由の一番大きいものは何か?

それは、ヒラリーにやらせたら、「どうも大きな戦争を始めそうだ。ヒラリーの周(まわ)りにいる危険な連中が戦争好きである。これではアメリカも世界も保(も)たない」とアメリカの最高権力者たちが判断したようである。

だから、次の大統領はトランプと決まりつつあるのだ。

21ページから写真あり。

2016年5月18日、NYアッパーイーストのヘンリー・キッシンジャー宅を訪問したトランプ。トランプが”ダビデ大王”から承認された決定的証拠だ。これは世界史の重要な一部である。トランプの娘イヴァンカの夫、ジャレット・クシュナー(当時35歳)も同行した。ダビデ大王(世界皇帝デイビット・ロックフェラー大王)の”直臣”のヘンリー・キッシンジャーの写真もある。

写真はロイター/アフロ、 AP/アフロ、およびDavid Shankbone

28ページから引用。

キッシンジャーは今も超大物である。

なぜ私(副島先生)の予測が「トランプが勝ちそうだ」と急激に変化したのか。繰り返し書くが、それは、やはりトランプが、「キッシンジャーに自ら出向いて頭を下げて会いに行ったからだ。」

こういう政治家の行動は、その前に十分な根回しと合意が出来なければ出来ない。急に思いついて出来る事ではない。いくらトランプ(当時70歳)の方から「外交政策で教えを乞う」とキッシンジャー(当時93歳)を訪ねたからと言って、ただの茶飲み話で済むはずがない。

このトランプのキッシンジャー訪問の2か月前(3月2日)に、アメリカの外交問題、外交政策の専門家(エキスパート)たち100人が勢ぞろいして、連名で「トランプ氏の未熟な外交問題への発言に抗議する。彼は大統領にふさわしくない。」という声明文を出した。

トランプは確かに外交の経験はない。この共和党系の専門家100人の主張をひっくり返して、彼らを一気に黙らせるだけの方策は何か。それは、やはり米外交政策の超大物であるキッシンジャー博士を味方に付けることだ。これしかない。

こういう判断力のところでは、トランプは恐ろしいほどの機転が利く人だ。事態を一瞬のうちにひっくり返す能力がある。

キッシンジャーは、単に元国務長官(ステイトセレクタリー。日本で言えば外務省)の外交官たちの多くをこの半世紀に直接、自分で育てて面倒を見てきた人である。キッシンジャーに逆らって、アメリカ国務省で高官を続けられる人物はいない。

しかもキッシンジャーは、今もなお現役の人間なのである。老骨(93歳)にムチ打って、ロシア(プーチン。2016年2月)や中国(習近平 シーチンピン。2015年4月)に必要な時には自(みずか)ら会いに行く。

現実の世界政治(リアル・ポリテックス)は今もキッシンジャーの裏側での根回しで動いている。

例えばシリアでの停戦は、キッシンジャーが2月3日に、直接プーチンをモスクワに訪ねて、「シリアでの停戦をやってくれ」と言ったから実現したのだ。

この後2月27日にEU代表やジョン・ケリー国務長官達が仲立ち(仲介)してシリア停戦が成立したかのように見せている。

が、本当は「プーチンよ。シリアで、これ以上、ロシアの爆撃機がIS(イスラム国)やヌスラ戦線を爆撃すると、ロシアとトルコとの戦争になる。少しは兵を引け」とキッシンジャーがプーチンに言ったからだ。

プーチンがそれに対して「わかった。」と言って、ロシア軍のシリアからの撤退を発表した。そしてISへの爆撃を大きく減らした。

キッシンジャーは中国・習近平とも直接繋がっている。アメリカ国内で、キッシンジャーの悪口を言う人は、「ヘンリーは長年中国の手先だ」「中国から金を貰っている」と公然という。

だから、5月17日トランプが「私が金正恩と合うことに何の問題もない。(来年、私が大統領になったらすぐに)北朝鮮から核兵器を取り上げる交渉をする」と言ったのは、中国の習近平が北朝鮮に大きな圧力をかけることを、ヘンリー・キッシンジャーと習近平があらかじめ決断していたからだ。だからトランプは17日にこのような発言が出来たのだ。

そしてさらに17日よりも前に、キッシンジャーがトランプに助言して「ドナルド。君が大統領になったら、すぐに北朝鮮に飛んで行って金正恩をうまい具合になだめて、そして上手に抑えつけろ。中国から金正恩に強い圧力がかかるように私が根回ししてある。金正恩に核兵器を撃たせてはいけない。わかるよね。」と言ったのだろう。

ということは、この外交政策についてキッシンジャー博士と、その親分であるデイヴィッド・ロックフェラー(つまり2016年6月で101歳で存命。前頁に写真)の承認があったということだ。

即ち、ドナルド・トランプを次の大統領にするということで、キッシンジャーとロックフェラーが決断したということだ。だから5月18日にトランプがニューヨークのアッパーイーストの高級アパート(かなり老朽ではある)に住むキッシンジャーを訪問することが実現したのだ。

”ダビデ大王”に捨てられたヒラリー

このデイヴィッド・ロックフェラーがまさしく”実質の世界皇帝”であり、”ダビデ大王”である。そしてキッシンジャーはその最高位の直臣(じきしん)である。キッシンジャーと同格の重臣は、ポール・ボルカー(当時88歳。金融・経済問題の担当。80年代、レーガン政権のFRB議長を務めた)である。(略)

繰り返し書くが、3月31日にワシントンでオバマ大統領が呼びかけて(招集した)「主要国核安全保障(ニュークリア・セキュリティー)サミット」で、真剣に、北朝鮮の核の暴走、暴発を阻止する話し合いがもたれた。日本の安倍総理も当然これに参加している。

しかしG7やらG20やらの首脳が、いくら雁首を並べても実質的な力を持たない。本当に北朝鮮を上から抑えつけて「言う事を聞け」と中国経由で屈服させるだけの力を持っているのはキッシンジャーとロックフェラーなのである。

だから、この二人が「次はトランプにやらせよう。」と決めた。だから次はトランプだ、ということだ。

私(副島先生)はここまではっきり書く。だから5月18日のトランプのキッシンジャー訪問は、決定的に重要な事だったのだ。ということは、”ロックフェラー家の嫁(よめ)”であるヒラリーは捨てられたということだ。

以上、副島先生の本「トランプ大統領とアメリカの真実」からの引用終了。

続けて、副島先生の最新の中国本 2021年12月発行 ビジネス社刊 「ディープ・ステイトとの血みどろの戦いを勝ち抜く中国」から引用。

210ページから。

日本国内のモデルナやファイザー製のワクチンが引き起こしている、さまざまな悲劇を私たちは知る事になった。接種の後、高熱を出して具合が悪くなった人が何百万人も出た。厚生省の発表では、ワクチン接種後の死者は1300人超である(10月22日現在)。

だが実際は、これの20倍くらいの人がワクチンのせいで死んでいる。人々は、ざわざわと噂話をしている。

しかし、自ら進んで接種をした者たちは、なかなか自分の態度と判断の間違いを認めない。人間は意地を張る生き物であるから、己の非を簡単な事では認めない。自分自身の頭の中で悩んで苦しんでいるくせに、この私(副島先生)に向かって「まだ、先生はワクチンを打たないの?」と言い続ける主婦がいる。自分は二回目の接種で高熱で苦しんだくせに。

私(副島先生)が「〇〇さんは三回目も打つの?」と聞いたら、大声で「打ちませーん!」と言った。今ワクチン問題で苦しんでいるのは、私たち反ワクチン派(反ワク)ではなく、打ってしまった人々である。どうも人間の本能で「自分は殺される」と感じているようである。(福松割込み。ここ最近の所、急激にNHKをはじめとする大本営マスメディアの論調が ”これは強制ではありません”という言い訳がましい前提条件を、専門家と称するクソ医者どもに言わせるように変化している)

ディープ・ステイトというのは人類に危害を加える事を厭(いと)わない魔物のような連中である。ヨーロッパの国王や大貴族たちと、それからアメリカの隠れた大富豪たちの集まりであるディープ・ステイトは本当にひどい奴らだとしか言いようがない。

彼らがワクチンを計画的に作らせて大製薬会社をぼろ儲けさせた。日本政府がこれら欧米の大製薬会社(ビック・ファーマ)に払ったワクチン代金の総額は6兆円になるそうである。

しかも前述したように、このコロナワクチン(mRNA遺伝子組み換えワクチンという)接種した人たちが、新たな感染源となってウイルスを広める事態になっている。恐るべきことである。

ワクチン接種を強く推奨して、周りに打つよう急(せ)き立ててきた人たち、そしてそれで儲かった医者たち、およびメディア(報道機関)が、どうも恥ずかしそうな感じで言葉を濁すようになってきた。なぜなら2回ワクチンを接種してきた人たちからウイルス感染者がどんどん出るようになったからだ。いわゆる「ブレークスルー感染」である。一体これはどういうことであろうか。

製薬会社の言い訳は、接種後に熱が出る人がいるのは自然な事だというものだ。ワクチンを打った後に高熱を出すのが、自然な事であろうか。

212ページから。

ワクチンを打った人の体の中で、人間の体自体が持っている抵抗力である免疫(イミュニュイティ immunity)、あるいはキラーT細胞、さらには白血球などが自分の体をしっかり守ろうとして、自分の体に入ってきたコロナウイルスの遺伝子であるmRNA(メッセンジャーRNA)を含んでいるスパイクタンパクと闘うから高熱が出るのである。

私(副島先生)は医者ではないし、ウイルス学や感染症学の専門家ではないので、偉そうなことは言ってはいけない。だが、どう考えても自然な理屈を通すと(リーズニング。理論付けという)、やはり、ワクチン接種が私たちの目の前で引き起こしている心配な事象を、日本全体の国民的課題として公然と論ずるべきである。

しつこく繰り返すが、「ワクチンを打ったら38.5度の熱が出ました」という人が周りにもたくさんいる。これが本当に正常な事であろうか。私たちはもっと用心深く、注意深くならなければならない。

しかもこのワクチンの効力は6か月(あるいは3か月)しかもたないということで、さらに3回目 4回目となる「ブースター接種」をしなければいけない、とマスメディアや医学界が扇動する。狂気の沙汰である。

こういう「大量人殺し」に等しいことを集団洗脳によって、実行させるディープ・ステイトというのは、本当に恐ろしい連中だ。

それと対決する習近平が率いる中国政府は、どう考えても中国国民を良く守っている。中国共産党の支配と統制が、独裁的であればあるだけ、妙な話だが、中国国民は守られていると言わざるを得ない。

さらに私(副島先生)は踏み込んで言うが、2020年1月から始まったコロナウイルス問題は、アメリカとヨーロッパのディープ・ステイト勢力が、まず中国に仕掛けた生物化学戦争(バイオ・ケミカル・ウォーフェア)である。バイオロジカル・ケミカル・ウェポンという細菌化学兵器を使った大きな戦争(ラージ・ウォー)の始まりである。私(副島先生)は2020年の初めからこのことに気づいて書いた。

このように、大胆に言い切ることも大事だ。これまでの世界戦争は、核戦争(ニュークレア・ウォーフェア)が中心であった。その次がこの生物化学戦争である。これがついに始まったのである。

そして三つ目がサイバー戦争(サイバースペース・ウォーフェア)である。これは宇宙空間(ここを核兵器のICBMが飛ぶ。)よりも、一歩さらに上から見てサイバー・スペイス(電子空間)で最新の通信機械に対して通信妨害用の破壊攻撃を行う戦争の事である。だから、人類はついに2つ目の大きな戦争である生物化学戦争にコロナウイルスとワクチンで突入したのである。

ここで念のために書くが、ウイルスは細菌(ジャーム。バクテリア)ではなくて、「生物と非生物の間」と呼ばれるたんぱく質の塊(かたまり)に過ぎないから、細菌ではない。だから細菌兵器と呼ぶべきではないという反論がすぐ起きる。しかし私(副島先生)はウイルスは生物(細菌)の一種であると考えていいと思う。

ウイルス(ヴァイラス Virus)は、自分だけで存在できない他の生物に寄生する物質なので、生命体(ライフ)ではないと言われる。だが、私(副島先生)はこの考えはおかしいと思う。人間という生物だって、他者に寄生して生きているではないか。だから、ウイルスを使った生物化学戦争が、現に今、世界中で行われている。

そして中国は、この攻撃を見事に撃退した。ディープ・ステイトからの攻撃を見事に迎撃した。このように「迎撃」とまで、『環球時報』という中国の言論紙は書いた。今や私(副島先生)の考えは、そんなに強い反感は持たれないだろう。

私(副島先生)は毎年一冊、ずっと自分の中国研究本を出版してきた。そしても14年が経つ。佐藤優氏だけが「副島さんの中国研究は正しかったですね。」とほめてくれた。見ている人たちが見たら、私がコツコツとやってきた仕事は評価されているのである。

(福松割込み 前掲の副島先生の「トランプ大統領とアメリカの真実」日本文芸社 2016年7月刊の評価も佐藤優氏だけが鋭くヒラリーを抑えてトランプが大統領になるのを日本も含む世界中のメディアのヒラリー当選大合唱の中で本質を見抜いていた。)

以上 引用終わり。