[3226]歴史は大事です。
歴史とは何かです。
この掲示板を覗きに来る人は次のもので100%的中すると思います。
「あのお方はご兄弟で身長、顔つきが全く似ていない」
「あの方の奥様は比較的新しい宗教の方ではないのか」
「あのお方のお子様は替え玉が数人いるのではないか」
これで「あのご家族か」とわかると思います。
ところが、これが500年後とか1000年後とかの人が読んだり聞いたりすると「何が何だかさっぱりわからない」になるでしょう。
当家10キロほど先のところに高速道路が出来ましたが、作る前に発掘調査が行われました。
冬は零下20度ぐらい。積雪が2メートル。そこに縄文時代200戸以上の住居遺跡があるとわかりました。これが1000年ぐらい続いたそうです。
発掘する学芸員は公務員なので説明文を書くと公文書になってしまうので、自分が思った、感じた事が素直に書けません。
そこで、商業記事が出てきます。
学芸員さんは私見を全く記載出来ないので、こちらの名前で商業記事を作ります。
縄文時代は冷蔵庫がないので極寒は食料の保存に最適だった。火があり、毛皮を着ていれば今は劣悪だと思われているが、寒さだけをクリアすれば快適だったになります。
ただし、集団生活では保存食が必要になる。
居住地から離れたところに食料保存施設を作った。公共施設ですね。
離れたところに食料保存施設を作らないと、自分だけ生きて行ければよいという横取りする人が必ず出るので監視が必要になる。監視役も交代が必要なので集落から離れたところに設置する。集団で生きるための知恵のようです。
と学芸員さんらは推察しますか、これが教科書とか副教材になるので遺跡の作られた時期の推定だけなので学芸員さんは書けません。
湖や川に葦がありますがここから鉄がとれます。
その鉄で作ったものが、福島県のど田舎の会津から関東、北陸でも発見されます。
会津の遺跡から、500キロ先の富山や千葉あたりでしか絶対に出来ない翡翠などの遺跡が出てくる。
こういう事から、鉄製品ともの凄くハイレベルで高度な工芸品の交流、物々交換があったのではないか?という話になります。
ハイテク技術は朝鮮半島から来たようだ。そのハイテク技術集団が、当時の半島、大陸情勢から本気で逃げてきて、捲土重来を狙っていた。その文化継承ではないか。
これらは学芸員さんらの推測、妄想の世界です。主観のみで客観性はまったくありません。
個人的思い込みですが。この手のお話を丁寧に証明していくのが学問道場の世界ではないのかと私は勝手に考えています。
第二次世界大戦では日本のエリートが他国の石油利権争奪を甘く見た。(DS陰謀論は勝手にやってください)
ショーンコネリーが主演した「プレシディオのナンタラ」で南北戦争は他国への侵略ではなく内戦だったので「アメリカ歴史上アメリカ人の戦死者は最大である。アメリカ人戦死者が南北戦争以上にでるのはこれからもないだろう」というところがあります。多分、これが本当でしょう。
そこからクリント・イーストウッドが作った硫黄島もの連作でアメリカ海軍と海兵隊の深刻な対立が出てきます。日本軍に殺されたのがほぼ海兵隊でしたが、手柄は海軍が横取りしたという「内部告発」でしょう。
戦争しすぎてお金に困ったアメリカ政府が「米国民に国債を買わせる為のプロパガンダ」を証明してしまったのがクリント・イーストウッドになります。
先の大戦で300万人以上の日本人が戦死しましたが、アメリカの戦死者は当時でも1万人弱。ところが日本にトドメをさす本土決戦になると50万になる。
これをアメリカ側が本気で止めようという理屈で原爆とかを使ってきました。地上起爆説は割愛します。
当方間違いなど大幅にあると思いますが、たたき台にしてください。
多分、こういう議論を求めるのが学問道場だと勝手に信じ込んでします。
個人攻撃の暇つぶしよりもこういう話のほうがもの凄く楽しいと思います。