[320]どうせなら・・・

山頭火 投稿日:2011/03/23 21:06

大七(だいしち)酒造の生酛(きもと)純米酒は、超下戸な私も愛飲してきました。

詳しい方には誤りを指摘されてしまうかもしれませんが、大七は優秀で頑固な杜氏さんが伝統的な仕込みである「生酛造り」に一貫してこだわり、孤高の道を歩んできた蔵と言われています。
その結果、全国新酒鑑評会でも、確か生酛純米酒で金賞を獲得しています(たいていの蔵は、アルコールを添加して香りをつけたりするので、純米酒の受賞自体が少ない)。
また、近年見直されてきた生酛造りを志す蔵人を数多く受け入れ、輩出してきたことでも知られています。

最近では首を傾げるような高価格のものも出てきましたが、それでも「生酛といえば大七」として全国に知られる名醸です。
ちなみに、他にも「山廃(やまはい)仕込」を得意とする「末廣(すえひろ)」、他にも「喜多の華(銘柄は「蔵太鼓」)」等、福島には良い純米酒を作る蔵がたくさんあります。

古き良き物を見直す象徴としても、大七の生酛純米酒はうってつけだと思います。

どうせなら、福島県から副島先生に感謝状が出るくらいに(笑)、福島やその周辺の良いものを評価して買っていくようにしませんか?
東北地方にお住まいの会員の皆さんは、(「それどころではない」という方もおられるでしょうが)ぜひ福島の名産品等をご紹介下さい。

※ただし、私の投稿も含めて「重たい掲示板」が相応しいのかどうかは微妙なところではありますが・・・