[3156]元創価学会員の立場から
僕は元々組織や団体行動が苦手な人間ですが、熱心な折伏に根負けして(笑)’84年に入会しました。99年にうつ病と診断され組織から離れました。
今や多くの方々が創価=DSと認識されていると思います。確かにそうなってしまいました。ただ、最初からそうだったのではなかった事を自分なりに伝えたいと思いました。自分が「池田教」だとか「洗脳が解けていない」など、どう批判されてもかまいません。
何年も前に学会系出版物のほとんどを断捨離した為、正確な日時を記せない事をご了承下さい。
1・にわかには信じてもらえないと思いますが、J・F・ケネディ大統領は池田氏に会おうとされました。当時の国会議員(実名は記述されていない)より池田氏のもとに電話があり「ケネディが会いたがっている。会わせてやっても良いが、そのかわり次の選挙で自分に投票するよう学会員に依頼してほしい(趣旨)」との取引を持ち掛けられました。それに対し、池田氏は「そういう事ならお断りします」と、学会が政治利用される事をきっぱり拒否しました。
ここで、思う事。この時期にCIAは池田氏の事や創価学会について徹底的に調べた事が想像できる事。
2・60年代後半、池田氏は学生部の会合で、日中国交化を提言しました。これにより多くの敵と少数の味方を生んだと思います。
そして、昭和54年4月24日、池田氏は3代会長を辞めました。
この日、この事を、今でも学会執行部に居座る、弁護士の資格を持つ八尋という人物が、アメリカ大使館に電話で伝えています。(アメリカの公文書に残されている)
組織内では、池田氏が自分の意志で辞任したと「勇退」と伝えられましたが、とんでもない。会長職から引きずり降ろされ、「名誉会長」という”シンボル”にされてしまいました。なんの権限も無い。
僕はこの時からDSによる学会の乗っ取りが始まったと思っています。
池田氏が”シンボル”になったことで幹部が悪事を働いても、一般のひとたちは創価=池田氏=池田氏が悪、となると思います。
当時、宗教的には大石寺と妙信仰との板挟み状態にあり、政治的には共産党と自民党(背後にCIA)の板挟み状態の四面楚歌だったのだと思います。
2010年、池田氏が表舞台に出なくなった後、聖教新聞の元旦号の最終面に一面を使い、あのジョセフ・ナイのインタビューが掲載されていました。
これをみて「終わった」「完全に乗っ取られた」と感じました。
僕は、法華経~日蓮宗の教えは、現世利益などといった、ちっぽけなものではなく、一人の人間の自立を促す宗教だと、今でも捉えています。
残念ながら、僕が出会った組織のほとんどの方たちが、いわゆる思考停止で、答えを池田氏に出してもらおうとする、自分で考えない依存心の人達ばかりで、自分の居場所はどこにもありませんでした。
池田氏は、常々、「信仰しているからこそ自立した人間に」と訴えていたのに・・・。
現在は宗教の違いは関係ないと思います。
目に見えない何かを信じる、純粋な「信仰心」が大切かと。
意識~素粒子~波長(波動)は連動しているそうです。
今でも池田氏は、僕の中では「池田先生」です。
長文、失礼しました。