[3100]SF
大規模なPCR検査(の強制)が
国民及び国家更には国際社会のために必要だと根拠づけられた、
という前提でこれを可能にするにはどうすればよいか、
少しSFじみたシミュレーションを妄想してみました。
まずは日経連と連合(労働組合)その他が協定を結び、
コロナ感染を理由に労働者を不利な状態に追い込まない旨の
セイフテイ・ネットを設ける。
労働者には正規・非正規 派遣、アルバイト、請負などすべてを含む。
並行して自営業者とその従業員、フリーランサー、個人事業家、
農林漁業に携わる方々等でコロナ禍(わざわい)の悪影響を受け
稼ぎが少なくなった者を
臨時国家公務員として政府が雇う。
(略して‘臨公’。失業者も含む)
収入・資産の多寡など調べず、あるプロジェクトに従事し対価として賃金を払う。
プロジェクトとは
「医療、介護、教育、保育、育児、その他生命と尊厳に関わる領域の全て」
の支援、コンサルタント、協力、指導、助言など
世の中に役立つこと全て。
何らかの形で企業に籍を置きながら休業を余儀なくされている人もたくさんいると思いますのでその方々も雇いましょう(つまり私を)。
その財源はどうするのか?
もう、恒例のジャブジャブマネーでいいのではないでしょうか?
まあ、ここがネックになるのは承知ですが次に進みます。
プロジェクトの指揮はだれが管轄するのか?
形式的には総理大臣ですが実質的には厚生労働省事務次官あたりを頂点に
各都道府県の知事にリーダーシップを執ってもらいましょう。
ここもネックですね。
’臨公’は生活が懸かっているのでそれなりに必死に働くものと見込めますが、
(つまり私のような者は)
行政の、具体的には役所・役場・国の出先機関等がそれをきちんと生かすべく
スマートでクールな対応をしないとならないわけです。
だから臨時”国家”公務員としての地位がものをいうのです。
ん?自衛隊を活用したほうが早いんじゃない?
とお思いでしょう。
が、自衛隊は本当に国民と国家が危機の時に、
あるいは危機自体を招かないように配備されているわけで、
たとえばコロナ重傷者なるものが
エボラウイルス感染者のように血しぶきをあげ
なかば爆発するかのような死に方をするならばともかく
はたまた『バイオハザード』のような
『ウォーキング・デッド』のようなゾンビになるのならともかく
今の状況ではそんなに簡単に出動を要請していいのか検討の余地ありです。
まあ、このシミュレーションは国民が助け合うという
コロナ禍(わざわい)を逆手に取った理想郷への一歩として妄想していますので
自衛隊の皆様にはとりあえず待機とさせていただきます。
話しを戻します。
私の県では市町村は部落という行政単位で構成され
その下位に隣組制度があります。
部落長=町内会長といったところでしょうか。
で、部落および隣組に様々な仕事を担わせる仕組みがあり
交通安全運動の立哨とか
ゴミ捨て場の管理などをおこなうのです。
部落長とかその事務方をも’臨公’に格上げして地域の実情に合った
コロナ禍対策つまり大規模なPCR検査をすれば比較的スムースに
事が運ぶのではないでしょうか。
なお、このようなコロナ禍のトリガーを引いた者にこそ憤りの刃を向けるべきで、
そのためには冷静な情報収集と分析、たまには上記のような思考実験も
有用なのではないでしょうか。