[3065]女性の貧困対策 生理用品無料配布について思うこと
初めて投稿します。副島先生の本を読み始めて14年ほど経ちます。
先生の本にはいつもものすごく刺激をいただいています。
本当に感謝いたします。
政府は23日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で孤独や困窮状態に
ある女性を支援するため、関連する交付金を拡充し生理用品を
無料配布すると発表した件を受けていろいろ頭に巡ったことを書きます。
昨年、コロナ騒ぎが始まるとともにすぐにマスク不足が問題となり、
前から不織布マスク生産をしていた企業はフル稼働の増産体制に入り、
また政府の助成金で新たな設備投資をすることによる他業種からの
新規参入も相次いだ。
中でもユニチャームは、マスク国内生産においてはすでに最大手、
主要な存在であった。
(転載貼り付け始め)
マスクはどこへ?生産体制を主要メーカーに聞いた
日経ビジネスWEB 20204.3
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/040301160/
販売するマスクの9割以上を国内製造するユニ・チャームの国内
生産量は月産1億枚と多い。「通常の生産量の倍程度」(広報担当者)
とフル生産を続けている。さらに遊休設備を活用したさらなる
増産体制を整備している
(転載貼り付け終わり)
その後、中国製の安い不織布マスクも入荷するようになりマスク不足が
解消されていったのはまだ記憶に新しい。昨年半ばの民放報道番組では
政府の助成金を元に新規に不織布マスク生産に乗り出した工場が、安い
中国製マスク流入によりマスク価格が半分に下落して採算割れを起こして
いるため新たに設備投資をして2倍の生産量にして対抗すると話す社長を
取材していた(社長、その計算間違ってますよ、会社潰すよ)。
その後、たびたび富岳のデータを用いた不織布マスク推奨論が民放各局で
盛んに報道され、不織布マスクを買わせるように煽っていたのは、その裏に
不織布マスク製造メーカーの儲からない窮状があったからではないだろうか。
そこに今回の生理用品無料配布は主にユニチャーム等への論功行賞か損失補償か
そんな気がしてならない。
しかも副島先生の2021-03-25[3063]でゴロツキ政治家麻生太郎が
「みんな、いつまで、マスクする気だよ」と発言したと知り、さてはユニチャームや
不織布マスク業界団体から政府に抗議があったのか?と更に疑ってしまった。
低所得者層に配布するフードスタンプでウォルマートが潤うのと同じ構図のよう。
関係ないが、菅政権目玉政策の不妊治療の保険適用もその後のワクチン接種に繋がって
いるのだろうし。
それにしても生理用品を無料配布しなきゃならないなんて日本も立派な貧困国になった
ものです。でも女性の貧困は生理用品もすでに必要もない中高年以上もかなり深刻なの
ではなかろうか。