[3053]総務省の接待問題

宮林謙吉(7327番) 投稿日:2021/03/15 18:21

個人的な想像に過ぎませんが、総務省の接待問題は、東北新社の件は前哨戦あるいはジャブで、本丸はNTTの方ではないかと思います。サービスが始まった新通信規格である5Gは、基幹技術のほとんどをHUAWEIが押さえてしまっている、とのことです。これに対して、NTTは次世代規格である6Gの開発に着手し、実際にその基盤技術の一つである世界最高速でスイッチするトランジスタの開発に成功したと報じられています。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57703520W0A400C2X30000/
アメリカがNTTの技術開発能力を脅威だと見ていることはNTT分割民営化に関する石黒一憲東大教授(当時、現在は名誉教授)の2007年ごろの発言にもあるとおりです。
NTT社内で6G技術開発を推進するキーパーソンが誰か、表面的な報道ではなかなか伝わってきませんが、接待スキャンダルは6Gの旗振り役をつぶす意図でキャンペーンされているという仮説と矛盾する事項はなさそうに見えます。