[3050]スピリチュアルと情報リテラシー

藤川健二 投稿日:2021/03/12 23:18

スピリチュアルといえば。

私自身は、所謂スピ系からは程遠い人格で、理想や正義など、欲望を胡麻化して負担を押し付けるおせっかいは大嫌い。私にとって愛とは、異性への性欲でしかない。合理性とは、どれだけラクして、レバレッジを効かせ、いかに高いペイアウト(カネ・欲望)が得られるか?どんな権威や権力はを持ってる者たちも、全てそうだとしか思えない。綺麗事言う奴は、平気で嘘を吐くだけ、モチベーシヨンは、欲望が全て。としか考えない俗物人格ではありますが、スピ系の人たちに読まれてるもので、「良く出来てるなー」と思う言葉があります。

ヘレン・シャックマンという、米国の、無神論の心理学者の女性が、頭に聞こえてきた声を速記で書き留めたという、「奇跡のコース」(A Course in Miracles、略してACIM)というのがあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ACIM
この本の冒頭に述べられている言葉。

「実在するものは脅かされない。実在しないものは存在しない。ここに神の平安がある」

これは簡潔に真実を述べている。

私はこれを、仏教の輪廻転生(=空)の思想と同じ、と考える。今の世の中(というか人類は飽きもせず二千年続けてきたが)、人々は、愛とか平和とか平等とか、フワフワした実在しないものに執着しながら、実は、カネを得て法律(世の中の設計書)を書く連中は、「出世したい」「体裁を保ちたい」「カネが欲しい」という本音の欲望(目的)を実現するため行動するから、本音の目的だけが達成され、建前はいつまでたっても実現せず、マチガイが輪廻転生している。自然法理論から出て来た自然状態や善や悪や正義や倫理道徳、努力を強要する、聖書のパウロが語った処から発した、今の、自力救済を禁じた、他力本願なルール全般が、全くの嘘っぱちである。てか、機能してたはずのこれまでのやり方は、ダマシが効かなくなったので、賞味期限切れなのだ。

真実は、マスローの欲求段階説でしかない。人とは、欲望が服を着て歩いている生き物である。それ以上でも以下でもない。そこを前提に法を設計しないとダメだ。産業革命以降、人類は生産性を上げて来て(その技術も、努力で得られたのか怪しいが)、更に米軍が開発した人工的な空(くう)である、インターネットがリリースされ、個人レベルでの情報の、分析と融合・組み換え・設計が可能になったので、もはや科学技術をレベルアップさせ、人類はさっさと神(創造主)の領域に入るべきである。

近年よく言われる「情報リテラシー」とは、実は、「石」と呼ばれたサル(私は聖書のペテロにひっかけている)が無知なサルたちをたぶらかし、天界に行って「一番立派な名前をよこせ」と言って暴れまくり、「孫悟空」と名乗ったのに、全く「空」を理解していなかったので、黄金の輪っかで頭を苦しめられながら坊さんと旅をさせられたという作り話の、空(くう)の理解の事だ。(作者不明の西遊記は、きっと、玄奘三蔵が持ち帰った巻きものの、セールス・レターなのだろう)そのためには、地球人口の一定割合(百匹目のサル)を、自己責任の自力救済思想に切り替えねばならない。となると、人類はこれから相当辛い思いをするだろう。迷惑なこったい。

そもそも建前の「善」など、この世にありもしないものは、幾ら痩せ我慢を他人に強要(教育)しても、実現しないのだ。本当の善悪は、「役に立つ」「役に立たない」だから、個人個人価値観が異なる訳だ。それを同調圧力で強要すると、個人の個性=能力、ポテンシャルも、失われる。人は、欲求が阻害されると、捻じ曲げられた欲求は、犯罪として噴出する。犯罪を犯す勇気の無い者だと、自殺してしまうだろう。だが、犯罪があれば、官僚たちは法案の作文と取り締まりで、カネ儲けのチャンスが得られる。今の日本は、ジョーシキジョーシキの、肩書と年収とコネが至上価値、打算的な、ダッセェ、インチキ社会である。結果、インチキが横行する。どうせ幻想なら美しい幻想にすればいいものを。あー下らねぇ。輪廻転生といえば、私は、おっさんの今になって、50年前、三島由紀夫が、戦後を「生きるに値しない」、と判断した気持ちが、よく理解出来る。私は、世の中の常識に、あほらしさしか感じない。今流行りの「うっせぇわ」である。嘘っぱちの下らん常識で威張ってきたメインストリームの年寄ども。本当に下らなかった平成分30年を、トイチで利息付けて返せ。

欲求に反した倫理道徳、戒律、法律、全てがマチガイである。幾ら綺麗事言っても、物質、要素、エレメントを取り出せない(=目的通り、言っている通りに空即是色しなかった)ものは、実在しないのだ。嘘だ。私は、スピリチュアルであっても、論理を徹底すれば、冷徹な合理性に繋がると考えている。例えば、私見ではあるが、「奇跡のコース」も、読み方によっては、電気的宇宙と元素転換について述べている、という解釈も出来なくはない。

訳分かんない文章ですみません。