[3044]スピリチュアリスト

柴田寛喜 投稿日:2021/03/09 21:20

「今日のぼやき(会員ページ)」副島先生ご投稿の
『スピリチュアリズムを生み出したラルフ・ウォルドー・エマーソンの凄さについて語ります』
を拝読しました。

 私は今でこそ己を「スピリチュアリスト(の一種)」と認めていますが、そこに至る道のりにはオカルトサイエンスやニューエイジサイエンスなど所謂「ムー的なもの」への関心が敷き詰められていました。
 
エマーソンなる人物については副島先生の最近の論説にて知りました。
 
カントについては『純粋理性批判』よりも『形而上学の夢によって解明された視霊者の夢』の著者であることに惹かれていました。
視霊者とはスウェーデンボルグという超常能力者のことです。

私はスピリチュアリストではありますが、引き寄せの法則や「宇宙銀行から富を受け取る方法」なるものにはあまりこだわりません。
その方向に歩んでもキリがなく、次々と新しい方法論が紹介され、お金と時間だけが無為に過ぎ去るばかりだからです。

神仏や祖霊は尊びます。
自己浄化なるもの、セルフヒーリングなるものも否定しません。
しかし、そうしなければ幸せから遠のき不幸になる、と半ば恐怖を煽る論調には懐疑的で距離を取り、警戒しています。

精神世界が抱える問題点だと思います。

 死ねば霊という本質に還る。ではこの世界に肉体をもって生まれた意味は何か思索を巡らす。
私は、そういう類いのスピリチュアリストです。