[2788]トランプの引き延ばし戦術は、続く。
一会員(一弟子)です。
トランプ大統領は、「戒厳令」などの強権による暴力的な手段をもちいることを、ギリギリのタイミングまで待って、引っ張るという動き方をしています。
使わずに済むのであれば、民主政治のプロセスを飛び越え、軍事力を背景にした強制令を発動することを、できるだけ避けたいと、考えていることが分かります。
できる限り通常の法的手段で、敵をジリジリと追いつめて詰めて行きたい。選挙犯罪、投票不正の証拠をバンバン、どんどん表に出すことによって。
だからこれまで、とにかく、少しでも多くの「違法選挙・選挙違反(electoral irregularities 、イレクタラル・イレギュラリティーズ)」と「投票不正(vote fraud、ヴォート・フロード)」があったその【事実】と、その【証拠】を、一人でも多くの米国民に知らせることに、徹しています。そのために労力と時間を費やしています。どこまでも、トランプは慎重です。
いまや、アメリカの選挙不正は、世界が知るところとなりました。
各国の主要メディアがここまで情報統制をかけて、緘口令(かんこうれい)をしいて、アメリカで起きた巨大な選挙不正の情報をいっさい報道せず、隠し続けているという、恐ろしい「世界的な言論統制」の現状のさなかにおいてもです。
これだけでも、ドナルド・トランプというプロの戦略家の、大手メディアを使わずに、人々に事態(真実)を認識させる、ずば抜けた演出力が十分に発揮されています。
約3時間前に、トランプは自身のツイッターに、奇妙なリツイートをしました。以下に和訳と一緒に転載します。もちろん「他の惑星」というのは、トランプが、今回の大統領選に干渉をした、と糾弾している「中国」を始めとする、外国勢力のことでしょう。
【参照:トランプ大統領ツイッター】
https://mobile.twitter.com/realdonaldtrump
(和訳して転載貼り付け始め)
ドナルド・J・トランプさんがリツイート
ドナルド・J・トランプ
@realDonaldTrump
私たちが他の惑星で生命を見つけないことを願っているよ。
米国政府が、彼らに資金を送り始めることは間違いないからね!
午後10:59・2014年6月4日・TwitterWebクライアント
【原文】
Donald J. Trumpさんがリツイート
Donald J. Trump
@realDonaldTrump
I hope we never find life on other planets because there’s no doubt that the U.S. Government will start sending them money!
午後10:59 ・ 2014年6月4日・Twitter Web Client
https://mobile.twitter.com/realDonaldTrump/status/474188805541748736
(和訳して転載貼り付け終わり)
この「タブらかし」のリツイートの一つ前に、トランプ大統領は、もう一つ、他人が書いた重要なツイートを、リツイートしています。
これが、相当な内容でした。和訳を付けて転載します。
(和訳して転載貼り付け始め)
ドナルド・J・トランプさんがリツイート
Ivan #PenceCard Raiklin
@Raiklin
アメリカよ、副大統領マイク・ペンス( @VP @Mike_Pence)は、明日、これをしなければならない!
私たちの憲法を、敵から守るために:
外国:中国、ロシア、イラン
&
国内:ビック・テック(BigTech)の検閲、MSMの検閲、連邦、州、地方の各レベルの腐敗した役人たちだ!
彼(ペンス副大統領)に知らせてください!
午前8:07・2020年12月23日・TwitterWebアプリ
【原文】
Donald J. Trumpさんがリツイート
Ivan #PenceCard Raiklin
@Raiklin
America, @VP @Mike_Pence MUST do this, tomorrow!
To defend our Constitution from our enemies:
Foreign: China, Russia, Iran
&
Domestic: BigTech Censorship, MSM Censorship, Corrupt Officials at the Federal, State, and Local levels!
Let him know!
午前8:07 ・ 2020年12月23日・Twitter Web App
https://mobile.twitter.com/Raiklin/status/1341520753984942081
(和訳して転載貼り付け終わり)
ここで主張されているのは、一言でいうと、「アメリカの副大統領には、大統領選挙の選挙人投票(12月14日実施)の結果を、拒否する(認めない、と言ってやり直しを命令する)権限がある。
その期限は、投票日の翌月、12月の第四水曜日である。それは、今日=12月23日だ。ペンス副大統領よ、どうか動いてくれ!」という内容でした。
これは、トランプが得意の、「いつでもヤルぞ、やるぞ!」と見せかけ(ブラフ、bluff、ハッタリ)ておいて、敵にプレッシャーをかけ続ける(敵を精神的に追い詰め、かつ、撹乱させる)、いつもの交渉戦術そのものです。
アメリカ(ワシントンD.C.)はいま、23日(水)の午後10時。結局、ペンス副大統領は、この権限を行使した様子はありません。
(続く)
一会員(一弟子)拝