[2546]ビットコインの最適な使い道

28510101002538 投稿日:2020/05/10 17:47

皆様、はじめまして。私は一介の開業医で、専門は形成外科という変わり種です。電子カルテの勉強を契機に、個人識別に興味を持ち、個人識別番号を発行するJibangoというサイトを立ち上げ運営しています。実は個人識別というのは仮想通貨と密接に関係しており、仮想通貨が、学問道場の皆様と共通の話題になると思い、今回、投稿いたします。(思想信条といえるほどのものはありませんが、ニーチェが好きで、リバータリアン的です)

さて、通貨には使われる場所(空間)によって、適、不適があります。
例えば、アメリカの刑務所内では、受刑者の間で、インスタントラーメンが通貨として機能しており、それで石鹸やタバコなどの日用品が購入できるそうです。塀の中という特殊な空間で、何らかの制約(条件)が加わると、便利なのは、ドルなどの法定通貨よりもインスタントラーメンなのでしょう。

それと同様、インターネット空間(仮想空間)では、「商品」を売買するのに、いくつかの制約(条件)が加わると、ビットコインなどの仮想通貨の方が法定通貨より適していると思います。

制約の一つは、その「商品」がインターネットで送れるかどうかです。商品とは具体的に情報ですが、情報そのものはインターネットで送れますが、情報が印刷された本は、インターネットでは送れず、実体空間のモノとして、既存の流通ルートで送るしかありません。

したがって、情報そのものの対価も仮想通貨で、インターネット経由で支払うのが適切だと思います。一方、実体空間で購入した本の代金は法定通貨(現金)で、店頭で支払うべきでしょう。

次の制約(条件)として、国家が関与しているか否かです。
例えば、土地(国土)などの不動産を購入するのに、ビットコインを使うのはナンセンスです。土地(国土)は、国家が税金(≒軍事力)をかけて他国の侵略から守り、保全し、登記など法律によって所有権を保証しているのであり、国家が管理して信用を与えている法定通貨を使うのが当然だと思います。ビットコインのような責任の所在が拡散したもの(無国籍の地球市民的な人々が自己責任で分散管理する数学的な信用)で購入すべきではありません。

逆に、情報(テキスト、音楽、画像、動画)など、国家の関与が小さいモノは、ビットコインのような仮想通貨が適していると思います。個人が地球の裏側の好きな音楽を購入するのに、国家が関与する法定通貨を使うのはナンセンスです。

ここで微妙なのが、著作権など、国家によって権利が保護される情報、いわゆる金の取れる文章、音楽などの場合です。しかし、これにもちゃんと解があって、これらをインターネットで購入する場合に最適なのは、法定通貨の延長にあるデジタルワールドカレンシーです。

さて、そろそろまとめますが、ビットコインが最も相応しいのはインターネット上で、金にならない(著作権のない≒国家の関与がない)コメントのような情報に投げ銭(寄付)する場合です。そこから始めて、将来、作家になる夢を見て金にならない文章を書き続ける人、路上で見かけるような駆け出しのミュージシャンや画家、一次情報を投稿するジャーナリストの卵、彼らが世界に活躍の場を広げ、プロになる日まで、彼らの未来に向けて、世界中の人々が投資するのに、最も相応しいお金がビットコインだと、私は思うのです。