25日に 統一教会への解散命令(裁判所の決定)が出た。日本国にとって凶悪なこの組織を撃滅せよ。
副島隆彦です。今日は、2025年3月28日(金)です。
3月16日に行われました金融セミナー(第29回)は、大盛況で無事終わりました。
オンライン(ネット配信)の受講者にも翌日には、申し込んだ人のすべてに録画を送信しました。会場に来る人の数倍、オンラインでの参加者がいます。私の講演内容へのいろいろな反響があった。その中でも、やはり、これまでにずっと私の本を読んで来て、金(きん)を買って、それで自分の金融資産を増やした人たちからの私、副島隆彦への信頼が大きい。
世界は、今も、アメリカ大統領になったドナルド・トランプがつぎつぎに命令を出す新政策に、振り回されている。この事態に、恐れ慄(おのの)き、蒼(あお)褪めているデープステイト側の 人間たちが、世界中にいる。
日本のその片割れ(子分、手下)どもは、まだ、自分たちにまでは、火の粉が来ないと、高(たか)を括(くく)っている。だが、アメリカ政府の謀略組織だったUSAID(ユーエスエイド 海外救援団体)が、イーロンマスクの、1月20日からの電撃作戦(でんげきさくせん、ブリッツクリーク)で、組織が解体されている。これを英語で、Elon Btitz イーロン・ブリッツと言う。
この USAIDから資金が長年出ていて、それで、NHKの中で活動して来た 統一教会 Moonies の者たちが 500人ぐらいいる。彼らNHK職員たちが、今も内部の審査を受けて、どんどん解職(クビ)になっている。 NHKまでが統一教会の巣窟(そうくつ)だったのだ。この事態について、いつまでしらばっくれているのか。どのみち満天下に暴露されるだろう。
VOA(ヴォイス・オブ・アメリカ)という 反共産主義のラジオ放送を、ずっと、75年間もやり続けたアメリカ政府の組織も、先日、3月23日?に解散、解体された。1300人の職員がクビになった。戦後ずっとJR市ヶ谷駅のそばに有った日テレ読売の、隣のビルにあって、日本のCIAの広報部を兼ねて来た部署の、アメリカ人の職員たちの中のおそらく数人が、ひっそりと日本から去った。
就中(なかんづく)、スティーブ・ハーマンが、VOAの資金を断たれて、ギャーギャー騒いでいる。このスティーブ・ハーマンは、この40年間、日本の政治を操(あやつ)った ジャパン・ハンドラーズの 頭目の一人で、マイケル・グリーンよりも凶悪だった。日本語を何とか話して、日本側の官僚や、テレビ、新聞の幹部たちを、柔らかく脅して回っていた。この男も、これで終わりだ。
このCIAたちの末路を追いかける報道人(ジャーナリスト)はいるのか。週刊文春も、週刊新潮も、その子分となって、長年(50年以上)、諾々(だくだく)と、アメリカの手先言論を続けて、日本の真の愛国政治家たちを、カネと女のスキャンダルで、血祭りに挙げて来た。
私、副島隆彦だけは、お前たちの所業(しょぎょう)を、ずっと追いかけているからな。 そうだよ、ハーバード・サッチンとか、ヤン・デンマン(仮名)とかで、書き続けたお前たちだよ。それから、 ” サントリー文化人 ” の関西人たち。大阪大学教授の山崎正和(やまざきまさかず。「世阿弥」の著者) や 司馬遼太郎、それから山口瞳(ひとみ)、開高健たちだ。それから、評論家の江藤淳(えとうじゅん)を殺すことに賛同した、日本側のアメリカの手先代表たちだ。
トランプ動乱(トランプ革命)で、どんどん、アメリカ帝国 本国のその総本部で、次々と、歴史の大きな真実が、まだまだこれから暴かれる。「ケネディ暗殺ファイル」だけではないぞ。
このトランプ動乱が、アメリカで今 Trump Centered トランプ・センタード と呼ばれている。 何でもかんでも、トランプ大統領がすべての中心にいて、やっている。Trump is centered 「トランプ・イズ・センタード」の意味だ。
このトランプ動乱のことは、もう少し暫(しばら)くして纏(まと)めて書く。今日は、私は、統一教会のことで、どうしても重要な事を、ポイントフォームで列挙してゆく。 私、副島隆彦が書いておかないと、他のボンクラたちでは、政治知識の取り扱い能力が足りなくて駄目だから。
岸信介元首相(右)と握手する世界平和統一家庭連合(旧統一教会)教祖の文鮮明氏
安倍晋三元首相が表紙に扱われた教団友好団体「国際勝共連合」の機関誌「世界思想」
1.3月25日に、統一教会への開戦命令が、裁判所から出た。国家と言うのは、こういうことを着々とやるものだ。ようやく組織の解散命令(宗教法人の法人格のはく奪)かよ。これで、統一教会(70万人が個体識別されている)が、犯罪者集団として政府から扱われる。 どう考えても、このように始めからずっと、「山上徹也=やまがみてつや=が、教団の被害者で、その恨みの犯行だ」と、政府が、着々と仕立てて行ったのだ、としか言いようがない。
(転載貼り付け始め)
〇 「 旧統一教会の被害204億円「類例ない」 解散命令の決定打 」
2025年3月26日 日経新聞
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に解散を命じた東京地裁は、判断の基準に民事訴訟の賠償額などを挙げた。決定が認めた被害者は1559人、被害額は204億円超。今後は東京高裁で抗告審が続くが、確定すれば元信者らの被害回復へ追い風となる期待もあり、教団の資産散逸をいかに防ぐかも焦点となる。
東京地裁による解散命令を受け、記者会見に臨む旧統一教会の田中会長(25日、東京都渋谷区)
阿部俊子文部科学相は25日午後、地裁決定をうけて「主張が認められたものと受け止めている。文科省としては旧統一教会への対応について引き続き万全を期す」と記者団に語った。
1980年代にいわゆる「霊感商法」や高額献金で社会問題化した教団が再び社会から厳しい批判にさらされるきっかけとなったのが2022年7月の安倍晋三元首相銃撃事件だ。
「教団とつながっていると思った」。逮捕・起訴された山上徹也被告(44)は安倍元首相を狙った理由をそう説明した。被告の母親は1991年に旧統一教会に入信し、総額約1億円を寄付。家族の生活が困窮し、被告は教団への恨みを募らせたとされる。 (以下略)
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。統一教会および、それに加わっていた、自民党安倍派の政治家たち100人ぐらいは、今もしらばっくれて、自分は関係ない、という顔をして、現職の国会議員を続けている。何故か福井県が 統一教会の強固な根城(ねじろ)になっていて、ここから出ている議員たちは以下の通りだ。
参議院議員の 西田昌司(にしだまさし。銀狼=ぎんろう。こいつについては、狂暴だから、副島さん、言及したらダメだよ、と私は忠告されてきた)、西川・・、女防衛長官をやって自衛官たちに総スカンをくらった稲田朋美(いなだともみ。安倍晋三を、高市早苗と取り合って、負けて、何だかヘンなふうになっている)やら、みんな福井県が選挙区だ。
梶栗源太郎(ああ、危ないなあ)、青山繁晴(あおやましげはる。ああ、本当に危ないなー。殺し屋が、今からでも、また、私の所に送られて来るのかなあ)。あるいは、別動隊の凶暴な、エホバの証人のあの男に、再度、私を狙わせるのか。やってみろよ。私の熱海の家の玄関の反対側に、政治警察の監視カメラが付いているぞ。それから 山谷(やまたに)えり子(国家公安委員長までした。父親が、大物の統一教会員だった、ラジオ司会者の 山谷親平)。私、副島隆彦が、お前たち ムーニー Moonies をいつまでも放置すると思うな。
梶栗源太郎(左)と文鮮明(右)
トランプ動乱の一部の切先(きりさき)は、確実に、デープステイトの手下、手先である、お前たち日本のムーニーにも向かっているのだぞ。
年初の1月2日から始まった、スマップ(ジャニーズ系)の 中居正広事件で話題になった 女子アナたち(性接待、性処理係のテレビ局アナウンサーたち。全員そうだ。私たちを、ホステス扱いしないでください、と言ったって、ホステスと同じだ。国民は皆、そう思っている。それじゃ、タレント、芸能人扱いならいいのか)もそう。
フジテレビのドンの 日枝久(ひえだひさし)が漸(ようや)く辞めた。昨日27日、だ。日枝は、フジの中で 「ムツゴロウの動物王国」 とかのプロデユーサーをやっていただけの男だ。それが、なぜ デイヴィッド・ロックフェラーの知遇を得て、こんなに大物になったのか、私でも分からない。電通のドンの 成田豊(なりたゆたか)などの引き合わせで、デープステイトや ヴァチカン(ローマ・カトリック教会)に気に入られたのだろう。そして、ついに、この フジ産経 というデープステイトの日本の手下代表である 統一教会の集団が、自滅してゆく。
40年以上にわたって取締役を務めてきた日枝久(ひえだひさし)が退任
ジャニーズ・スキャンダルからの繋がりで、女子アナ性接待問題という傍証(ぼうしょう)から組織の腐敗が明らかになって、国民から叩かれて、大テレビ局が瓦解、倒産(広告が集まらない)してゆく。不思議な感じだ。
統一教会員は、国会議員だけではない。日本全国の地方議員(県会議員、市会議員)の中にも3000人ぐらい、今も居る。だから皆、怖がって何も言わない。創価学会や、立正佼成会などの他の新興宗教の中にも、もの凄い数で、潜り込んでいる。統一教会の揺籃となりインキュベーター(保育器)となって、たくさん育てた 生長の家(創始者は「生命の實相」の 谷口正春=たにぐちまさはる)の、今の若い教祖は、統一教会を嫌って、少数の幹部たちと岐阜県の山の中に籠った。
統一教会問題で、一番、深刻なのは、まさに政治警察(公安警察。その上の警察庁=戦前の警保局=けいほきょく=特高警察では、警備=けいび=警察と言う)の中に、数千人もの、秘密の統一教会員がいること、燃えるような反共の信念を持っている現職の警察官たちがいることだ。個体識別(アイデンティファイidentify )されている。こいつらを、どうやって処分して、解職(クビ)にするかで、今、警察自身が、苦しんでいる。
そして、同じく、法務省=検察庁(さらには、裁判官たち)の中にも、統一教会員である 数百人の検察官やら が隠然といる。この者たちを、日本の国家体制はどうやって、削り落としつつ、身から出た錆(さび)として、何食わぬ顔をしてやり過ごす気なのか。
財務省(大蔵省)、外務省 の中にもいる。
それから、防衛省・自衛隊の中にも数百人いる。ヒゲの隊長の 佐藤正久(さとうまさひさ)のように、国会議員にまでなって、まだ平然と石破攻撃をやっている。この佐藤は、「自分は統一教会ではない。叔父がそうだった」とまでは白状、自白している。 こういうのが、まだまだ、ごろごろいる。自民党安倍派ではなくとも、今もたくさん、たくさんいる。メディア(テレビ、新聞)の中にもいる。
だから石破首相たちが、それと必死で戦っている。
それから、許し難いのは、今の、立憲民主党の党首に成りあがっている、ブタ野郎の 野田佳彦(のだよしひこ)だ。こいつは、はっきりと統一教会だ。私は証拠を挙げて、このことを何回か書いた。皆、怖がって、何も言わない。いい加減にしろよ、立憲の議員ども。お前たちも汚れているのだ。 何が日本の最大野党だ。
こらー! 反自民党でリベラル派言論のつもりの、日刊ゲンダイも、「自民党はさっさと野党に政権を渡せ」とばっかり書いて、自分たちが、健全な批判的日本の言論、メディアだと、思い込んで、ポーズだけ取っているな。
小沢一郎も甘いんだ。お前は、野田佳彦に、まんまと騙されたのだ。「政権交代で、反自民党の政権を作る(が出来る)ことが、私の悲願です」も何も、野党までが、こんな統一教会で汚(よご)れていたら、健全な政権交替(こうたい)なんか出来ないぜ。 私、副島隆彦が、すべてをじーっと見ているぞ。
国民民主党の 玉木雄一郎もデープステイト側だ。その証拠に、今年1月のスイスのダヴォス会議(WEF ワールド・エコノミック・フォーラム。会長は、LGBTQオカマのクラウス・シュワブ。世界の頂点の男の一人)が日本の代表として招待したのが、玉木だぞ。
1月20日開幕した世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)に出席
玉木は、20年前から、着々とそのように育てられたのだ。玉木は、石丸伸二や、兵庫県知事の斎藤元彦 の同志で、大学時代からの勝共連合(しょうきょうれんごう)サークルの活動家だ。その証拠も挙がっている。
玉木の横にいて、国会で暴れている 榛葉賀津也(しんばかづや)国民民主党幹事長 は、イスラエルのテルアビブ大学?の卒業だぞ。どれぐらい裏があって、恐ろしい経歴があるのか、考えて見ればすぐにわかる。 自民党の統一教会の別動隊の 古屋圭司(ふるやけいじ。安倍晋三のお友達)と、榛葉は、世界日報(せかいにっぽう。統一教会の機関紙)で、仲良く対談している。ここに維新の党首だった 馬場伸幸もいる。こういう連中だ。
そして、台湾の反(はん)中国の、頼清徳(らいせいとく)総統(この男も、法輪功=ほうりんこう=という統一教会の片割れ。キリスト教を名乗る。ローマ・カトリック教会とCIA が育てた)に、公然と皆で会いに行く。中国政府が「台湾は中国の領土だ」といくら言っても、まだ、堂々と台湾独立を主張して、「台湾有事(たいわんゆうじ)は日本有事だ」で、日本を戦争に引きづり込もうとしている。そういう連中だ。
もうアメリカは、トランプ動乱で、台湾を、中国に売り渡すのだ(さあ、いくらだろう。死ぬほど裏で抱えている、中国に売った米国債を、10兆ドル=1000兆円 ぐらいを棒引きにしてくれ、の交渉をしている)。そして、米軍は、グアム、サイパン、ハワイのアメリカ領土まで撤退する。この流れは、もう変えられない。 このことをよーく分かって、トランプ革命で、アメリカの大きな政策変更を知った、日本人の温厚で穏健な 経営者や金持ち(自民党支持)が、目下(もっか)、じわじわと考えを変えつつある。
いつまでも、「ロシア、中国は許せんなあ」と勇ましいことばかり言っていた、反共右翼の商工会議所の幹部たちのいう事ばかり聞いては、自分たちの商売(ビジネス)がうまくゆかない。
だから、浜辺の最後の岩礁のように居残る 統一教会の反共右翼どもを、日本国民は、エルサルバドルのテロリスト刑務所(麻薬犯罪者)と同じように、隔離して処分すべきだ。 まーだ、自分たちが正義でかつ優勢で、台湾有事で中国と戦うぞと、クルクルパーの頭のまま考えている、この知恵遅れたちを、歴史の藻屑(もくず)にしなければいけない。
この他に、高市早苗を押さえつけて、そろそろお払い箱にして、自民党福田派(今も有るんだよ。達夫=たつお=がいるだろう。あんなにすらっとしてサラブレッドなのに、こいつは、本当にアホなのかもしれない)から、まだまだ、これから担がれそうな、コバホークの 小林鷹之(こばやしたかゆき。財務官僚上がり)も、東大時代の学生サークルの勝共連合=統一教会の活動家だ。
どうして、こういうことを、週刊誌どもは書かないのだ。知っているくせに。 小学館の週刊ポストも、自分たちが、反共右翼の精神で、長年、やって来たものだから、今さら、態度を変えられなくて統一教会叩きを本気でやれない。なあ、役員にまでなった飯田よ! お前たちは、自分自身の、これまでの生き方を、そろそろ、本気で反省しろよ。
と、私が言っても聞くわけがないか。 「もう、いいよ。俺も、もうすぐ定年で、引退するからさ」で、自分は、逃げ切れると思っている。文春の飯窪(いいくぼ)が、文春内部の権力闘争に勝って、統一教会系(花田よしのり、たちだよ)を追い出して、ついに自分が社長になって、それで、今も苦労している。 まあ、どんな人も社長になれば、経営の苦労(各部門が、すべて赤字で 死にそうだ)で死にそうだ。
副島隆彦です。こんな愚痴(ぐち)のようなことを書いてばかりいられない。
そうだ。海上自衛隊(海自 かいじ)だけでなく、その片割れの 海上保安庁(海保 かいほ)の中にも、潜り込んでいる統一教会員たちのことを書かねば。 いや、後(あと)にする。
それよりも、次の2.だ。
2.藤川晋之助(ふじかわしんのすけ)が、急に死んだ。3月11日だ。私はびっくりした。この男が、日本の不正選挙のマシーン(違法のコンピュータの集票計算ソフト)を動かしていた男だ。斎藤元彦を兵庫県知事選で、100万票を、富士ソフトの「ムサシ」を使って違法に自民党の候補者の得票から移して、勝利させた男だ。 斎藤が(違法に)当選した時には、31人の兵庫県の市長が結集して応援した 元尼崎市長の女候補が負けるはずがないのに、と、周囲で怪訝(けげん)などよめきが起きた。
藤川は、ついこの間まで、元気で、偉そうにメディアでしゃべっていた。急死ということは、「こいつの言動はまずい」と、デープステイトの親分たちに、口封じで殺されたのだろう。
(転載貼り付け始め)
〇 「 政治と日本に熱い思いを持った人だった」石丸伸二氏、選挙参謀の藤川晋之助氏死去に 」
2025年3/15(土) 産経新聞
(まず、ここに藤川ひとりの顔写真を貼る。そのあとに、以下の記事の中の写真を貼る)
石丸伸二氏(右)の事務所開きで気勢を上げる藤川晋之助氏(左)=令和6(2024)年6月22日(鴨志田拓海撮影)
地域政党「再生の道」の石丸伸二(いしまるしんじ)代表は3月14日、東京都内で開いた記者会見で、選挙プランナーの藤川晋之助氏が11日に死去したことを振り返り「最後の最後まで藤川さんらしくあったと思う。いろいろな意味でご指導いただいた」と追悼の言葉を述べた。
藤川氏は昨年7月の東京都知事選で石丸氏の選対事務局長を務めていた。
石丸氏は藤川氏の人間性について「選挙、政治で生き生きする。あれだけ熱く政治に対して思いを持ち、日本国に思いを抱いている方がいるんだなと(思った)」と述べ、「ふざけるというニュアンスではなく『おもろい』。そういう印象だ。感謝の思いでいっぱいです」と語った。
〇 「 藤川晋之助氏が生前、記者に語ったこと 「選挙の神様」の異名とった人生、都知事選後の石丸伸二氏には失望 」
2025年3月11日 東京新聞
「選挙の神様」の異名をとる選挙プランナーの藤川晋之助氏(71)が11日未明、入院先の東京都内の病院で死去した。関係者が明らかにした。
藤川晋之助氏(写真左)と石丸伸二氏(写真右)藤川氏は長年、数多くの選挙で参謀役を務め、候補者の躍進や勝利の立役者となってきた。昨年7月の東京都知事選では、知名度の高い蓮舫・元参院議員を抑えて次点となった石丸伸二・前広島県安芸高田市長の躍進を支えた。昨秋の自民党総裁選では高市早苗氏をサポートした。・・・・
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 こういうやつだよ。
デープステイトの日本の手駒として使われていた 藤川が動かしていたのが、富士ソフト社が作った 不正選挙用マシーンの「ムサシ」(アメリカで開発されたアリストス・システムを日本用にカスタマイズしたもの)だ。 富士ソフトは、つい最近、買収された。日本で、企業乗っ取り業で暴れているハゲタカファンド(M&Aとも言う)の2大 大手のベイン・キャピタルが負けて、極めてガラの悪いKKR(ケイ・ケイ・アール ヘンリー・クラビス会長。80歳。本当にどギタナイ、ユダヤ人だ)が勝利して、株価9000円ぐらいの高値で、富士ソフトの創業家から、8000億円ぐらいで買収した。
(転載貼り付け始め)
〇 「 兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/363583
2024/11/18 日刊ゲンダイ
(副島隆彦から。ここに斎藤元彦の顔写真を貼ってください。出来れば、この記事の中の)
終盤には大勢の支持者が斎藤氏の元へ(C)日刊ゲンダイ
自らも立候補し、街頭演説などで斎藤氏をアシスト(N党・立花孝志氏)
「SNSのプラスの面を強く感じた」「県民一人一人の勝利だ」──。神戸市中央区の選挙事務所前に集まった1000人近い支持者を前に堂々の勝利宣言だ。兵庫県知事選は17日の投開票の結果、県議会の不信任決議を受け、自動失職した斎藤元彦前知事(47)がまさかの再選。前尼崎市長の稲村和美氏の圧勝とみられた下馬評を覆し、逆転した格好だ。
パワハラやおねだりなど、さまざまな疑惑で県庁を追われた斎藤氏がなぜ逆風をはねのけ、支持を集めたのか。カオスな出直し選を制したキーワードは「同情論」と「陰謀論」だ。・・・
副島隆彦です。そして、これと同日の 日経新聞の記事である。
〇 「富士ソフト株価続伸 KKRがベイン上回る買収価格提示 」
2024年11月18日 日経新聞
9時30分、富士ソフトが続伸し、前週末比439円(4.81%)高の9549円まで上昇した。米大手投資ファンド同士の富士ソフトを巡る買収合戦で、KKRがTOB(株式公開買い付け)の価格を1株9451円に引き上げたことが15日に分かった。対抗する米ベインキャピタルの提示価格は9450円。買収価格のつり上げ競争が続くとの一部の思惑から、KKRの買い付け価格を上回る水準まで買われているようだ。
KKRは2段階方式によるTOBを進めているが、すでに実施した第1回のTOBで発行済み株式の約3割を1株あたり8800円で取得している。第2回も8800円を提示する予定だったが、このたびの買収価格の引き上げで、第1回に応募した株主に対して第2回との買い付け額の差額を後日補填する予定だ。
富士ソフトは15日、KKRの第2回TOBに賛同の意見を表明し、株主に応募推奨も出した。ベインが買収プロセスを継続するのは難しくなっているものの、株価の動きが荒いこともあって、短期目線の投資家の売買が続いている。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。本当に恐ろしい奴らだ。まだまだ、不正選挙によって その国の政治を動かすことがカネになる、と信じ込んでいる。根っからのワルたちだ。代議制民主政体(だいぎせいみんしゅせいたい)であるデモクラシーを、「不正選挙をして、いいように自分たちで操作すること」は大犯罪である、という自覚が全く、ない。 こういう魔物たちが、現実政治(リアル・ポリティックス)なるものを動かしている。トランプ動乱の時代になっても、まだ、こんなことが続くと信じ込んでいる。
藤川晋之助が、どういう経緯で殺されたか、そのうちじわーっと証拠、証言が出て来て、露見するだろう。富士ソフトは、世界中の ゲーム、アニメ、漫画のオタクたちの聖地(メッカ)である 東京の秋葉原のど真ん中に、ドーンと本社を構えている。みんな一度は行って見上げなさい。
3.続いて。私は以前も書いたが、熊本県に崇城(そうじょう)大学という 統一教会が実質経営している、私立大学がある。この大学の航空学科(以前は、専門学校レベル)を出た者たちが、航空自衛隊の 戦闘機乗りになって、中国軍の戦闘機と空中戦をするために、計画的に、育てられている。このことの危険性を、私、副島隆彦が 日本国民に教えて置かなければいけない。どうしても重要なことだ。
私は、自分が以前に少しだけ書いた文を、全文をここに貼り付ける。
副島隆彦です。今日は、2024年12月〇日です。
以下に1つの新聞記事を載せる。これは、もう2年前の朝日新聞に載った記事だ。私は、この2年間ずっと、この記事が気になっていた。
「崇城(そうじょう)大学(熊本市)の中山峰男学長は24日、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)とのつながりが指摘された・・・」の記事のとおりである。この崇城大学という、普通の人には聞いたこともないような大学が熊本市にある。
ここはなんと、航空自衛隊の スクランブル発進をする戦闘機に乗る航空自衛官たちを養成している。少し前までは専門学校だったはずだ。それが、この崇城大学などという訳の分からない大学の1つの学部になっている。これは恐るべきことである。
なぜなら、統一教会員で戦闘機乗りになった者が中国の戦闘機と銃撃戦でぶつかったら、それは戦争なのだ。国家間の戦争である。こういうことを深く仕組んでいる連中がいるのだ。そのことを、私は日本国民に対して、「重大なことだ」と警告しておかなければいけない。
(記事の転載はじめ)
〇 「岸田首相の熊本後援会長 旧統一教会との関連指摘に「認識なかった」」
2022年8月24日 朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASQ8S4HSWQ8STIPE006.html
会見する中山峰男学長(右)=2022年8月24日
崇城(そうじょう)大学(熊本市)の中山峰男(なかやまみねお)学長は24日、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)とのつながりが指摘された「日韓トンネル」構想の熊本県での推進団体のトップを務めていたと週刊文春で報道されたことを受け、大学で記者会見を開いた。中山学長は岸田文雄首相の熊本県の後援会長も務めているが、「旧統一教会との関連は全く認識がなかった」と述べた。
この団体は、2011年に発足した「日韓トンネル推進熊本県民会議」。中山学長は発足時に、元熊本市議から議長就任の依頼を受けたという。週刊文春の記事を読んで、団体の事務局に連絡したうえで23日に議長の辞任届を出し、退任したとしている。
週刊文春の取材を受けるまで、日韓トンネルと旧統一教会の関係はないと認識していたとして、「統一教会は大変問題のある団体。大変立腹している」と語った。
岸田首相の後援会「熊本岸田会」は20年に発足。当初から会長に就任し、21年の総裁選で党員票の積み上げに努めたという。熊本の党員・党友票は岸田氏がトップの6109票を獲得していた。
〇 「崇城大の中山学長、旧統一教会関連団体の「日韓トンネル県民会議」議長を務める 文春報道受け23日付で辞任」
2022年8月24日 熊本日日新聞
https://kumanichi.com/articles/768852
中山峰男
岸田文雄首相の後援会「熊本岸田会」の会長を務める崇城大の中山峰男学長(74)は24日、熊本市西区で会見を開き、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体の議長を中山氏が務めていたと週刊文春が報じたことを受け、23日付で議長を辞任したと明…(以下は有料版)
(記事の転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。この新聞記事の中に、「旧統一教会との関連は全く認識がなかった」と 中山峰男という学長をやっていた男が述べたとある。この事件は、安倍晋三がこの年の7月9日に殺された後の大騒ぎの中にあって、その当時「統一教会という気色の悪い新興宗教法人をなんとかしなければいけない」という日本国民の意見が大きく強くなっていた。
岸田政権は当然、統一教会の宗教法人を取り上げる(法人格を否定する)動きに出た。ところがそれから2年経つが、今の石破茂政権もグズグズして動こうとしない。このことは後ろの方に載せる新聞記事で明らかだ。
日韓トンネル予想ルート
日韓トンネル推進会議というものがどんなものであるか、まさしく、今もその残骸として気持ちの悪い大きなトンネルの入口が、長崎県に放置されている。テレビでも何回か写された。この熊本県の推進団体のトップが 中山峰男である。明らかに統一教会の幹部だ。
この事件が週刊文春で騒がれた後に、辞任して逃げた。日本と韓国との間の対馬海峡の海底にトンネルを掘って、両側をつなぐ計画である。海底トンネルの部分は、合計で200キロぐらいある。大変な長さだ。統一教会というのは、狂った人間たちの団体だから、こういうことを平気で実行しようとする。
実際は、100メートルぐらい地面を掘ったところで、工事を中止して、でもそこの土地や山は自分たちで買っていたのだろう。長崎の現地の人たちは騒いでいたのだろうが、日本国民には全く知られていない。
日韓トンネル
副島隆彦です。こういう大きな計画は国家プロジェクトであり、国際的な協議が必要だから、宗教団体が勝手にやっていいことではない。私は過去に、熊本県の経済団体に呼ばれて、何回か講演をしに行ったことがある。こないだまでここの県知事をしていた、おかしな男がいる。県立八代(やつしろ)高校を、ビリで出て、県の農業試験場に入って、豚の精子の研究をしていた男だ。
この男が、米ネブラスカ州の農業試験場に留学して、その後、何の弾みが有ったのか、驚くべきことに、ハーバード大学で政治経済学の博士号を取った。そして筑波大学の社会工学系の講師になって、そのあと東京大学大学院の政治学科の教授になって、「選挙分析の専門家」として通用した。それから熊本県知事になった。こういういう奇妙極まりない経歴の男である。名前は、蒲島郁夫(かばしまいくお)である。
それから、ついこの間(あいだ)まで静岡県知事をしていた、こいつも明らかに精神障害者だと、静岡県の市長たちから言われた男がいる。「あなたは、公共の目的を破壊するために生きてきたのか」と言われて糾弾された、川勝平太(かわかつへいた)だ。この男は、リニア新幹線に反対し続けて、これがまるで静岡県民の多数意志であるかのように、北の方の山奥の誰も行ったことのない村の水が枯れるとかで、しぶとく、しつこく反対し続けた。リニア新幹線の開通はさらに5年遅れて、2033年ぐらいだという。
私は呆れ返った。今の東海道新幹線が開通して、ちょうど60年(1964年から)にもなって、あちこちで、その金属疲労を起こして鉄塔や送電線がボッキリ折れたりする。そのたびに、何時間も新幹線が止まる。こういう変な男も、アメリカが選び抜いて、日本に送り込んでくる。
崇城(そうじょう)大学の話に戻る。 私がピンときたのは、菅義偉(すがよしひで)元首相のようなやっぱり、ほんとうは統一教会に近かった男が、尊崇(そんすう)というコトバをよく使ったことだ。尊敬、崇拝の略語だろう。
「先の大戦で死んだ英霊たちを尊崇(そんすう)するのは、私たち日本国民の義務である」という言い方をよくした。この尊崇というコトバも、統一教会系の連中がよく使うコトバだ。安倍晋三も演説で、よく使っていた。だからこの者たちは、全部つながっているのだ。すなわち、狂った反共右翼の人間たちだ。それで、崇城(そうじょう)を「すうじょう」と呼ばないで、「そうじょう」と呼んだのかは 分からない。韓国語の読み方に従ったのではないか。
この朝日新聞の記事で、岸田文雄前首相が 中山文男たちとべったりくっついて統一教会と関係があるように報道されたが、そんなことはない。岸田文雄は広島県の自分の選挙地盤を、隣の山口県の統一教会が強い安倍晋三たちに穢されて、本当に本当に苦労していた。横溝(よこみぞ)・・・という真面目な政治家が、安倍晋三に意地悪されて選挙で落とされた。
河井克行(一瞬だが、法務大臣になった)と妻の案里(あんり)事件のことを、もっと本気で考えなければいけない。あの事件のとき、東京から派遣された26歳の若い有能な検察官が殺されている。 河合案理の選挙汚職事件を調べていた、その事件担当の検察官を殺害することが、どれぐらいの大犯罪であるか。このことも報道されたのに、誰も真剣に考えようとしない。私はこのことを自分の本の中に証拠付きで書いた。佐藤優氏との対談本でも書いた。
私、副島隆彦だけは絶対に、この者たち許さない。
この崇城大学の大きな宣伝看板を、品川駅を出て東京駅に向かう途中の新幹線の窓から、毎週のように何年間も見ていた。今も堂々と掛けている。大きな30メートルぐらいあるこの看板には、飛行機が真正面から離陸しているのが映っている。考えてみれば、JR東海が東海道新幹線を運営していて、その会長は2年前に死んだ 葛西敬之(かさいよしゆき)である。この男がガリガリの反共主義者で、安倍晋三の先生で、ほとんど守り神のようであった。
安倍晋三も葛西を慕っていた。だからJR東海の中には、今も葛西の子分たちがいて、日本の大きな公共交通機関のくせに、統一教会の巣窟になっているのだ。これと動労(どうろう)革マル派という過激派の鉄道労働者組合が 内部で葛西とつながって、極めておかしな経営を続けた。それでも東海道新幹線には、私はずっとこれまでお世話になっている。大雨や台風や、前述したボッキリ送電柱が折れる事故のせいで、ときどき新幹線が止まる。本当に勘弁してほしい。
前にも書いたが、熊本市の崇城大学(2000年に改称)というのは、24年前は熊本工業大学だった。それが、長野県にあったはずのパイロット養成専門学校と合体して熊本県にやってきたようだ。このことは、もっと調べないと正確ではない。宮崎県にある、JALや全日空など民間航空会社のパイロットを養成する学校(大学扱いがある)では、入学試験の際に実際に飛行機を運転させてみるそうである。それで適性があるかどうかをはかるのだそうだ。試験に合格した、高校時代の私の友人がそう言った。
だから、航空自衛隊の戦闘機乗りに、統一教会のやつらが、ノンキャリア組(防衛大卒ではない)として、たくさん入り込んでいる。そして、日本と中国を何がなんでも戦争させるために、この統一教会の潜り込み工作員(インフィルトレイター)たちが何をするか。上司の命令に逆らって、自分から中国のジェット戦闘機とぶつかって銃撃戦を始めたり、体当たりするようなことを始めるだろう。私は、日本の民間人国家戦略家として、このことを深く憂慮し、心配しているから、このように書いて警告を発するのである。
このことは、海上保安庁の大型巡視船に海上保安官として、かなりの数の統一教会の秘密会員たちが潜り込んでいる事実と重なり合う。このことを、日本国民に知ってもらおうと思って書いているのである。
私は20年数年前(1996、7年頃)に、防衛省の広報部が主催している『オピニオン・リーダー』というのに参加した。これはアメリカの制度を真似して、評論家や学者、新聞記者たちを招待して、全国の自衛隊の基地に案内する制度だ。それこそ、たくさんのところに連れて行ってもらった。
海上自衛隊であれば、横須賀から出て、護衛艦という駆逐艦(くちくかん。デストロイヤー)レベルだ。これで相模湾まで出て、そこで艦艦式(かんかんしき)というのだが、20隻以上の軍艦(笑)が海をグルグルまわる。やがてその真ん中、潜水艦が何隻かが急に海の中から、ザブーンと飛び上がる。これをドルフィンジャンプと言うのだが、また海の中に潜って行く、というのを見せる。ちょうどその時、燕尾服とシルクハットを被った首相がヘリコプターで降りてきて、式典をやる。
航空自衛隊なら、茨城県の百里基地である。陸上自衛隊は、練馬の駐屯地よりも北の朝霞の大きな駐屯地でやる。これを毎年、3年間で1回ずつ繰り返している。この他に、富士総合火力演習という戦車とヘリコプターと、精密誘導ミサイルが出て来て「敵目標に命中」というショーを見せてくれる。その総合火力演習にも3回、招待で行った。家族も連れて行ったことがある。戦力ではなく火力の演習としか言えないところが、日本の悲しさである。
『オピニオン・リーダー』では、沖縄にも連れて行ってもらった。3日間ぐらいの予定で、自衛隊の基地や、米軍の嘉手納や普天間基地も、外から眺めるように見せてもらった。そして、那覇軍港に近い那覇空港(ここは民間との共有である)にいる、スクランブル戦闘部隊(スクワドロン飛行中隊)の訓練を見せてもらった。
この戦闘部隊は、航空自衛隊の南西方面軍という領土領海を守るための部隊で、外国の戦闘機が入ってきたときは、それと対決するために緊急発進で現場に行く。四四十六(ししじゅうろく)で、16人の飛行機乗りが並んでいて、一番前には防衛大学を出た、しっかりとした感じの、中尉の30歳ぐらいの隊長がいた。ところがその後ろの方に並んでいる戦闘機乗りたちは、一体、どこで飛行訓練を受けてきたのか。まさしく、崇城大学の航空操縦学(こうくうしょうじゅうがく)専攻で訓練しているのだろう。
恐るべきことである。このようにして自衛隊にも統一教会員がたくさん潜り込んできているのである。これは、自民党の国会議員の中にさえ、170人もの統一教会系の議員たちが潜り込んできているのと同じことだ。
これと同じようにドイツの ベーアボック外相や、カナダの メラニー・ジョリー外相とクリスティア・フリーランド財務長官、あるいはリトアニアの イングリダ・シモニーテ首相たちが、まさしく統一教会員(ムーニー Moonies )である。 そしてウクライナの、明らかにキチガイの ゼレンスキーを全面的に支援している。
しかし、彼らもそろそろ、ボロボロになってきた。日本でも安倍晋三が殺されたことで、統一教会が衰退を始めた。だから、私、副島隆彦が殺されないで、ここまで生き延びてきた。
それでも、世界の政治がこんなにまで汚れているのだ ということを、日本人が知らないのである。
もうこれで終わりにするが、私は、このジェット戦闘機乗りたちの儀礼の他に、P-3C(ピー・スリーシー)というプロペラ機の哨戒機に乗せてもらったこともある。那覇空港から海岸線のところをずっと低空飛行してもらった。このP-3Cというのは、たとえば中国の潜水艦が日本の領海内に潜水したまま侵入した場合、真上から爆雷(ばくらい)を落として、同時に海上の駆逐艦(潜水艦を駆逐=デストロイ=するからデストロイヤーだ。日本では護衛艦 )と連携しながら、ずっと、どこまでも中国の潜水艦を追いかけていくのが任務だ。私は後ろの席からパイロットに、「この飛行機から海中の潜水艦が発見できるのですか」と聞いた。そしたら、「いや、そんなことはできませんよ」と笑って答えた。後ろの席にレーダーとソナー(海中探査機)というようなものを見ている係員がいた。
このように私は、自衛隊にもお世話になっている。自衛隊をよりよく理解するための保守言論人 だと勘違いして、このように私を招待してくれたのだ。沖縄との往復は、埼玉県の入間(いるま)基地から発進した。ここは、全国の航空自衛隊と連絡を取り合う基地だ。そしてなんと、普通なら大臣や外国の首脳クラスしか乗れないビジネスジェット、10人ぐらいしか乗れない小型ジェット機に乗せて運んでくれた。ビルゲイツや ヒラリークリントンも、こういうビジネスジェットを自分の専用機、すなわちプライベットジェット機にして乗っているのだろう。ただし、もっと高価な椅子になるのだろう。
ただし。あんまり贅沢をさせてはいけないということで、私たちに出してくれた昼ご飯は、イワシの缶詰であった。ごはんも一緒に入っていた。これはアメリカ軍では、C(シー)レイシオという、一番貧しい肉料理の缶詰に相当する。立派な牛肉ではなくて、豚の皮や筋などからできている缶詰である。
というわけで、崇城大学は、本当に、危ないんだぞー。 だから岸田や石破、今の中谷元(なかたにげん)防衛大臣たちが必死で苦労して、自衛隊や、海上保安庁の中に潜り込んでくるのを箍(たが)をかけて、厳しく統制している。アメリカのデープステイトに煽動された軍事公務員たちに勝手なことをさせてはならない。 これらのことを日本国に分からせようとするために副島隆彦がいる。
4.前述した通り、自衛隊だけでなく、日本の海上保安庁(海保、かいほ)にも、統一教会員が、たくさん潜り込んでいる。彼らは、海上保安官という 海の警察官であり、準(じゅん)軍事的公務員だ。日本を台湾海峡有事で中国側にぶつけて、「どうしても戦争させよう」とするアメリカの意思に従って動かされている人間たちが、本当に、この準軍事公務員の中にいるのだ。
表面化した一つが、もう15年前の2010年9月に起きた、中国漁船が日本の巡視船(海上保安庁)にぶつかってきたとして騒がれた事件だ。 一色正春(いっしきまさはる)という統一教会の悪質な男(現在も活動している)が 海上保安官として、この「中国漁船が、海上保安庁の船にぶつかってきた」とする映像をネット上に流して、大騒ぎになった。
このときの首相は民主党の 菅直人(こいつもアメリカに買われた男。ジェラルド・カーティス・コロンビア大学教授が育てた。ジャパン・ハンドラーズの大物のひとり)で、事件を大きくしないで漁船の船長をさっさと送り返した。この事件は本当は、2隻の日本の巡視船が中国漁船を両側から挟み撃ちにして、少しずつその幅を狭めて逃げられないようにして、最後は巡視船にぶつかるようにして停止させた。そして漁船の船長を逮捕した。これが真相だ。
それをまるで、日本の巡視船に対中国漁船の方から、勝手に突っ込んできたように見せかけた。それを日本のテレビや新聞の全てが、「なんと中国人は悪いことをするんだ」という論調で報道した。その事件について私は、『中国バブル経済はアメリカに勝つ』(ビジネス社刊2011年1月刊)に書いた。以下に載せる画像のとおりだ。
こうやって私はたった一人で、自分の知能と頭脳でハッキリわかる限りで、大きな事件の数々の真実を正確に書いてきた。
『中国バブル経済はアメリカに勝つ』(2011年ビジネス社刊)
尖閣諸島沖の中国漁船の拿捕(だほ)劇(P40)
2010年11月4日深夜、海上保安庁の主任航海士 一色正春が公開した動画(P43)
事件はリハーサルの後、起こった(P48,49)
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。もう、疲れました。いくら私でも、もうこれぐらいにします。
私の努力に付き合ってくれて、ここまで我慢強く読んでくれた人たちは偉い。
最後に。以下は、冒頭に書いた、統一教会の解散命令の裁判所の判決(決定)の記事である。
(転載貼り付け始め)
〇 「 旧統一教会に東京地裁が解散命令、民法上の不法行為で初」
2025年3月25日 15:05 日経新聞
東京地裁は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に解散を命じる決定を出した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対し、東京地裁は25日、宗教法人法に基づき解散を命じる決定を出した。寄付勧誘に関する民法上の不法行為が解散要件の「法令違反」に当たると判断した。2022年の安倍晋三元首相銃撃事件で浮き彫りとなった教団を巡る問題は大きな区切りを迎えた。
【関連記事】旧統一教会に解散命令 「法令違反」証拠5000点集め包囲網
文部科学省が地裁に請求していた。法令違反による解散命令は3例目で、民法上の不法行為が根拠となるのは初めて。1996年のオウム真理教と2002年の明覚寺(和歌山県)はいずれも幹部らが刑事事件を起こしていた。
鈴木謙也裁判長は決定理由で、寄付勧誘によって「人数、額ともに類例のない膨大な被害が生じていた」と指摘した。
教団が「コンプライアンス宣言」で活動を見直したとする09年以降も「途切れることなく続き、なお看過できない」として「法令に違反し、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる」と認定。「根本的な対策を講ずることなく現在まで不十分な対応に終始している」として、解散命令はやむを得ないと結論づけた。
旧統一教会側は「誤った法解釈に基づいて出された結果で到底承服できない」とのコメントを出した。東京高裁に即時抗告する方針。最高裁まで争うことができ、最終的な結論までは時間がかかる可能性が高い。
東京地裁に入る世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の代理人弁護士ら(25日、東京都千代田区)
決定を受け、阿部俊子文科相は「主張が認められたものと受け止めている。文科省としては旧統一教会への対応に引き続き万全を期す」とのコメントを出した。
宗教法人法は「法令に違反し著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為」や「宗教団体の目的を著しく逸脱した行為」がある場合に裁判所が解散を命令できると定める。政府は22年10月、民法上の不法行為でも「組織性、悪質性、継続性」を満たせば解散命令を請求できるとの解釈を示した。
裁判で国側は信者らの寄付勧誘について旧統一教会側の賠償責任を認めた民事判決が32件あり、和解や示談を含む被害額は約204億円に上るとして、解散命令の要件を満たすと主張した。教団側はそもそも解散要件の法令違反に民法上の不法行為は含まれないと反論した。寄付は宗教活動の一環で受け取り、目的を著しく逸脱した行為もないとして全面的に争った。
約1年3カ月の審理はすべて非公開で行われた。関係者によると、現役信者や元信者ら計5人が出廷し、寄付の経緯や実態などを説明したという。命令が確定すれば法人格を失い、清算の手続きに入る。税制上の優遇措置は受けられなくなるが、任意団体として宗教活動は継続できる。
教団を巡る問題は、22年7月の安倍元首相の銃撃事件をきっかけに顕在化した。逮捕・起訴された山上徹也被告(44)は母親が約1億円寄付したことで生活が困窮し「教団への恨みがあった」などと供述した。
教団による霊感商法や寄付勧誘は1980年ごろから問題視されていたが、深刻な被害が続いている可能性があるとして、文科省が2022年11月から調査を始めた。
同省は教団に対し、宗教法人法に基づく「質問権」を7回行使し、財産や活動状況などを調べた。170人を超える被害者らへの聞き取りも実施し、不安をあおって高額な物品購入や寄付を勧誘される被害がなお続いていると判断。23年10月に解散命令を請求し、約5000点の証拠を提出した。
東京地裁による解散命令を受け、記者会見する世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中富広会長(中)ら(25日、東京都渋谷区)
今回の裁判に先行し、教団側が質問権行使への回答を拒んだことに「過料」を科すべきかどうかが争われた。最高裁は25年3月の決定で、質問権行使の前提となった民法上の不法行為について「解散命令の要件となる」と判示。過料を科す判断が確定している。
教団側は09年のコンプライアンス宣言で活動方針を見直し、霊感商法などの問題は是正したと説明してきた。解散命令を巡る裁判が始まった後の23年11月には被害救済の原資として最大100億円を国に預ける方針を示した。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦拝