[2484]3月15日の、副島隆彦の金融セミナーは、何があっても、行います。安心して来て下さい。

副島隆彦 投稿日:2020/02/17 18:22

副島隆彦です。  今日は、2020年2月17日(月)です。

 1か月後の、3月15日に行われます、「副島隆彦の“予言者”金融セミナー 第19回」は、予定取り、実施します。 

 何があっても、行います。政府の命令で、東京都内の会場の使用が禁止されて、イイノホールが、私たちに使わせない、と言うときには、隣りの日比谷公園ででも、やります(笑。冗談です)。そういうことにはならないでしょう。

 参加予定者は、必ず、いらしてください。お待ちしています。新型コロナウイルスのことは、あまり過剰に心配しないで下さい。私が、気合いを入れて、全力で5時間、話し続けます。詳細は、以下の通りです。

====================================
「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第19回」
*会場:イイノホール&カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町2-1-1
*日時:2020年3月15日(日) 
 開場・受付/11:00~ 終了/17:30 (予定)
*受講料:15,000円(税込)/指定席
====================================

申し込みはこちらから  → https://kokucheese.com/event/index/592106/

 まだ、席に余裕がありますから、初めての人も、来て下さい。これからの世界の、そして日本の 金融、経済の 大きな動きを、裏側で進行している事態も含めて、私が、徹底的に語り尽くします。金(きん)について、どのように考えたらいいかも、あらゆる角度から考えて、具体的に提言します。ご質問を、今のうちから歓迎します。講演当日にも、誠心誠意、お答えします。

 新型コロナウイルスの日本国内への上陸が、まだ続いている。おそらく全国で200人ぐらいまで感染者が増えることが予想される。しかし、おそらく、一旦は、収束するだろう。 

 どうやら、発生地の 中国の武漢(ぶかん、ウーハン)での、感染者の数と、死者の数が、かなり減ってきている。おそらく感染者が全世界で10万人、死者が3千人ぐらいまで、このあとも、さらに徐々には増えるだろうが、それで下火になるだろう。

●ジョンズ・ホプキンス大学のシステム科学工学センター(The Center for Systems Science and Engineering:CSSE)が発表している、新型コロナウィルスの拡散状況
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6/

 新型コロナウイルスの感染力は、WHO(ダヴリュ・エイチ・オウ、世界保健機関) によると、感染した人、1人から広がるのは1・4人から2・5人だ。中国の疾病予防センターが出した初期の患者の報告では2・2人だ。咳や、くしゃみなどに含まれる飛沫(ひまつ)によって広がると考えられている。
  
 もし、新型コロナウイルスに感染したら、どれくらいの人が重症になるのか。今のところ、82%の人は軽症で、15%が重症、3%が重篤で命に関わる症状だ、とWHOは説明している。

 だから、ほとんどの感染者の症状は、カゼやインフルエンザと同じような発熱、咳、筋肉痛だ。症状が出ない人も多い。子どもは、軽症のようだ。心配ない。

(転載貼り付け始め)

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 致死率は、武漢では約4%、中国本土で2%、その他では0・4%と小さい。 新型ウイルスに感染して死亡した人は、高血圧や糖尿病、心臓病など、免疫(めんえき)を低下させる持病があった人が多いようだ。

(転載貼り付け始め)
「新型ウイルス 感染力は?ワクチン開発は?疑問をまとめました」NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012282161000.html/
(転載貼り付け終わり)

 アメリカのCDC(シーディーシー。アメリカ疾病予防管理センター)は、2月11日に、次のように発表した。 
 「新型コロナウイルスの感染力は2003年のSARS(サーズ)よりも強い」との見方を示した。その一方で、まだ十分な検証が得られていないとしながらも「症状の深刻さは、低く、新型コロナウイルスの致死率は2%で、SARSの場合は、感染者の1割が死亡したのと、比べて低い」として、冷静な対応を呼びかけている。

 だから、あまり過度に敏感になって、恐れる必要はない。コワイ、コワイと怯(おび)えるのではなく、いつもの、冬の季節にインフルエンザやカゼに気をつけるのと同じ対策の、手洗い、うがい、十分な睡眠と栄養を取って、自分の体の免疫力を高めることをすればいいと、私は思う。 高齢者や、リウマチなどの免疫抑制剤を服用している人、高血圧や糖尿病、心臓病の人は、より注意が必要だ。

 WHO(ダヴリュウ・エイチ・オウ、世界保健機関)が、収束宣言を出すのは、半年、と言われているから、去年の12月12日から、騒がれ始めたから、おそらく今年の5月ぐらいだろう。その前に、細々(ほそぼそ)と日本政府も、収束宣言を出すだろう。

 ここで、副島隆彦が、馬鹿の危険知らずで、「安全宣言の一番乗り」 をすると、「また、この馬鹿が」と本当に言われる。「何かあったら、私が現場に行く。怖がって誰も行かないのなら、私が、死を覚悟で現場に行く」と、腹の底で決めている。だが、この私でさえ、まだ安全宣言は出していない。現場に行っていないし、何の専門知識もないし、現場のことを何も知らないから。私は知ったかぶりはイヤなのだ。

 私が、新型コロナウイルスの蔓延(パンデミック)騒ぎは、どうやら、峠を越したな、と判断したのは、あとの方に載せる記事のとおり、「習近平が4月に来る、と両政府で決定した」と、昨日、2月16日に出たからだ。

 こういう時は、政治権力者たちの動きを、じっと見ているのが、一番、真実が伝わってくる。権力者(為政者 いせいしゃ、統治者 統治者 )は、何でも知っていて、最先端で最高度の情報を集められるようになっている。 民衆は、いつも、訳も分からず、大騒ぎさせられる。こういう時は、冷静になって、権力者たちの動きを見ているのがいい。

どうやら、中国政府と日本政府で、今度の新型コロナウイスルで、お互いの手持ちの最高度の情報と、抗ウイルス抗体(アンタイ・ウイルス・アンタイ・ボディ、ant-virus anti-body ) とウイルス・ワクチン の送り合いをやったようだ。それで両政府が、もの凄く仲よさそうだ。

 あとの方に、我らが学問道場の、優秀な医師からの、続報の 第4報を載せる。私たちは、自分で警戒、用心しながらも、公的機関と、優秀な専門家たちの判断を信頼して、行動すればいい。

(転載貼り付け始め)

●「習主席来日実現で 一致 新型肺炎支援「深く感謝」―日中外相」

2020年2月16日 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020021600138&g=int

 茂木敏充(もてぎとしみつ)外相は15日、ミュンヘン安全保障会議が行われているドイツ南部ミュンヘンで中国の王毅(おうき)外相と会談し、4月上旬で調整している習近平国家主席の国賓としての来日実現に向けた準備を進めることで一致した。

 ただ、その前に実施を調整している中国外交トップ、楊潔※(※竹カンムリに褫のツクリ。ようけっち)共産党政治局員の来日は議題に上らなかったという。

 両外相は、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスについても協議した。外交筋によると、王外相は日本の支援に「深く深く感謝する」と述べた。

 茂木外相も支援継続を約束した上で、湖北省の在留邦人帰国に向けた中国の支援に謝意を示し、王外相も邦人の安全や健康のため全力を尽くすと応じた。王(おう)外相は同日にミュンヘン安保会議で行った演説でも、日本から漢詩付きで支援物資が送られてきたことに触れ「非常に感動的なメッセージだ」と称賛した。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。この他に、つぎのような意見がある。

(転載貼り付け始め)

(終わり)

医療ガバナンス研究所の理事長の上昌広(かみ まさひろ)氏が、2月14日に

「中国政府が、日本に新型コロナウイルス遺伝子診断キットを一万個提供しました。感謝しなければなりません」とツイートしている。このことは、日本国内で報道されていない。さらに、中国の研究機関や国立感染症研究所や、製薬会社のロシュ(スイス)は新型コロナウイルス検査の検査キットをすでに開発した、と報じている。

(転載貼り付け始め)

●「 新型肺炎検査キット、企業が開発着手 実用化には時間 」

2020年2月15日 日本経済新聞 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55696010V10C20A2EA2000/

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 このような前向きの動きもある。私たちの会員の優秀な医師が、私たちに報告してくれた通りの動きだ。こうやって感染者もこれまで以上に早く見つけることができるし、新型コロナウイルスの分離と培養にすでに成功しているから、その治療薬の開発も一気に進む。

 2011年の福島の放射能漏れ (ああ、もう9年が経つ。早いものだ) のときもそうだった。あの時と同じように、正確な知識を持たないで、やみくもに「コワイ、コワイ」と恐れるのは愚か者がすることだ。 

 国民を大災害や、未知の病気で激しい恐怖状態に陥(おとしい)れ、その隙に行われる、いわゆる、“ショック・ドクトリン”「大災害(だいさいがい)便乗型(びんじょうがた)資本主義 」にこそ、私たちは目を向けなくてはいけない。

 現に、自民党政府(安倍政権)は、 憲法への緊急事態条項(国家緊急権)導入の検討を始めた、と報じられた。 緊急事態条項の特徴は、非常時に行政府に権限を集中させ、権力分立と国民の人権保障を一時的に停止させる、というものだ。反対を言わせないで、実施する国家統制手法だ。どさくさを利用して、こんな議論を、密かに進めさせてはいけないのだ。

 最後に、我らが頼もしい医師からの、第4報を載せます。

(転載貼り付け始め)

Sent: Monday, February 17, 2020 5:12 AM

副島隆彦先生

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200216-00000049-mai-soci
ようやく感染拡大前提での対策に変わったようです。

載せてほしかった文章は下記の

2009年新型インフルエンザ対策でのPhase
1【 未発生期】 → 発生に備えた準備
2【海外発生期】 → ウイルスの侵入防止・在外邦人支援
3【国内発生早期】 →
4【感染拡大期、まん延期、回復期】
5【 小康期】 → 第二波への備え

です。このことだったのです。 私が書いた表の、4の段階に、政府の方針が変わったようです。だから、これでダイヤモンド・プリンセス号 に関しても何か変わるでしょう。

 インフルエンザと違って、診断がすぐつかないので、このあとは、一般の医院・病院の診療が大変になりそうです。感染者のうちの軽症者は、本当は医療機関にかかる必要はないですが、政府が全例診断(ぜんれいしんだん)するというので、恐怖を感じた人たちが、医療機関に殺到するので混乱するのです。 取り急ぎ。 *****

Sent: Sunday, February 16, 2020 8:16 PM
副島隆彦先生

 米国政府は、アメリカ人を連れ帰り、カリフォルニア州の何処かに2週間滞在させると言ってます。 日本政府も、2月5日頃 から、人里離れた、宿泊施設に2週間泊めおく必要があったのです。場所がなかったのでしょうか? お金をケチったのでしょうか?

 下船させて、何処かに2週間泊めおくことだ大事です。行動制限をして。
そのための場所が無かった、確保できなかった。だから、船に置いたのでしょう。

 だとしたら、今後も中国人やら外国人のインバウンド効果で日本が生きていくと言うなら、そう言う施設を、今から作らないといけませんね。
今回を教訓として。 *****

Date: Sun, Feb 16, 2020 at 8:51

 副島隆彦先生

 何度もすみません。気になっているものですから。 
私がわかっても、一般の人たちが分からなければだめなので、まず医師でない先生が、納得できる文書にしてもらわないとだめなんです。

2009年新型インフルエンザ対策での Phase (フェイズ)

1【 未発生期】 → 発生に備えた準備
2【海外発生期】 → ウイルスの侵入防止・在外邦人支援
3【国内発生早期】 →
4【感染拡大期、まん延期、回復期】
5【 小康期】 → 第二波への備え

 今回の2019年新型コロナウイルスは、ウイルスが異なりますので、もちろんすべては当てはまらないですが、インフルエンザ同様、呼吸器感染症(こきゅうきかんせんしょう)でして、ヒトヒト感染が1対2で、かつ死亡率 が2% と、重症さ加減がインフルエンザ並みかそれ以下、 と認識すると、概(おおむ)ね、2009年に大流行した 新型インフルエンザと同様の対策が打てる、と、私は考えます。

 その流行度が、政府は、2月15日時点で、上の2か3 として対応しています。だが、現在もしかすると、4 までいっているのではないかと、私は言っています。私だけでなく、周囲の医師たちも、勘のいい人は、そのように思っています。

 その理由は、検査体制に限りがあるので、疑わしい人を全員調べられないので、だから3になってしまうのではないかということです。4 のつもりでやらないと、大勢の死人を出してしまうということです。なのに、2 のつもりで、横浜港に、ダイヤモンド・プリンセス号を留め置いている。専門医として、とても見てられない。

2 の認識では、重症化してしまうリスクのある人々を、むざむざ重症化させてしまう。ということを、私は、言っているのです。 認識を変えないと対策が変わらない。急を要するのです。

 死人をできる限り出さないこと、日本人だけでなく、外国の渡航者、観光客もです。

インバウンド効果を狙うということは、その責任も負うということです。
すでに、4 の段階に入っているので、2 の段階だと思って、高齢の人々をダイヤモンドプリンセス号の船内に留め置く状況では、すでに、ない、ということです。

 通常、医療はリスクを高く見積もって治療します。その方がいい結果を生むからです。状況証拠が揃(そろ)わないから2 にしているなんて、あまりに医療の現場にいる者たちの感覚とかけ離れています。お分かりになりますでしょうか? *****

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。以上のように、頼もしい我らが医師は、私に熱心に書いて来てくれました。 私も、ようやく、彼が、切実に、私たちに訴えかけていることが、分かって来た。

 今回の新型コロナウイルスで、中国が、世界経済との連動を封じ込められて、世界経済に強い影響が出始めている。これらのことも含めて、私が知っている限りのことを、すべて、3月15日のセミナーで徹底的に話します。
 もちろん、「金(ゴールド)」の話も、たくさんします。皆さん、集まってください。 詳細は、次の通りです。

====================================
「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第19回」
*会場:イイノホール&カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町2-1-1
*日時:2020年3月15日(日) 
 開場・受付/11:00~ 終了/17:30 (予定)
*受講料:15,000円(税込)/指定席
====================================

申し込みはコチラ → https://kokucheese.com/event/index/592106/

副島隆彦 拝