[2481]私は、不愉快で、怒ったので、本当のことを書く。 

副島隆彦 投稿日:2020/02/09 20:55

副島隆彦です。今日は、2020年2月9日(日)です。

私は、一冊、本を書き上げた。すぐに次の本を書き上げることで、苦しんでいる。3月始めに発売されるのは、「経済学 という 人類を 不幸にした巨大な インチキ学問」(日本文芸社刊)という書名の本だ。 この書名で決まりだ。

 どこの出版社も、売り上げが少なくて、潰(つぶ)れかかっているものだから、発狂状態になっていて、編集長たちが苦しそうだ。 それで、まだ本が売れる私のような、少数の書き手(著者と、業界では言う)に集中して、書かせる。出版社の営業・販売が、アマゾンとグルになって、発売の3カ月も前から、ブローカーのように暗躍して、穢(きたなら)しい業者となって、僅(わず)かな売り上げに貪(むさぼ)り付く。

 私は、突発的に、急に不愉快極(きわ)まりなくなると、途端に、自分の知っている限りの本当のことを、ぶちまけたくなる。だから、今、急いで、書き散らかす気になった。私を、怒らせると、本当にコワいぞ。日本の国家体制だろうが、ガタガタに、揺(ゆ)さぶってやる。

1.カルロス・ゴーン事件(昨12月30日、国外脱出、逃亡。30億円ぐらいかかったようだ。15億円の保釈金=ベイル・ボンド=は没収)を、仕組んだのは、日本財務省と麻生太郎のようだ。なぜなら、外国人どもの好きなようにはさせない。日産と三菱自工を、日本に取り戻す、という気で動いたようだ。日本愛国運動の始まりだ。さあ、それでも、またアメリカから、ぶん殴られて、今度は、勝てるかな。

 アメリカの手先として作られた、金融庁までが、上の方は財務省官僚だから、「外人(ガイジン)ども、もう、許さん」と、なって、日本に来ている、ユダヤ人のファンドマネージャーのような奴らを、追い詰めて、外国に逃げるなら、日本で稼いだかカネを置いてゆけ、になっている。本当に、お前たちで、アメリカに、そして、中国に勝てるのか?

 カルロス・ゴーン(13カ月も、拘留された)を、弁護士の同席も許さず、真っ裸にして、真珠を陰茎(ペニス)に入れていないか、とチンポまでぎゅうぎゅう握って、辱(はずかし)めを与えた、法務省官僚・検察・特捜部 も、 世界の特権階級と超(ちょう)財界人たちを相手にして、闘う気だ。日本では、「すべての人(法人も含めて)を平等に扱う」という官僚どもの狂った精神がある。

 一旦、捕まえて、被疑者にしたら、暴力団員並に扱う。そして被疑者の人格をボロボロにすることを、司法だと、北朝鮮の拷問施設並のことをやる。法務官僚どもは、自分たち自身も、そういう目に遭うことを覚悟してから、この”自白(拷問)司法” をやれ。 世界から、今回、目出度(めでた)く、hostage justice ホステイジ・ジャスティス 人質司法(ひとじちしほう)という名前、いや称号を頂戴した。
恥を知れ。

 レバノン人のゴーンは、今から、Netflixネットフリックスで、体験記を、正確な映画にして、日本の拷問、自白強要の 日本サディスト官僚どもに、反撃するだろう。

 どうやら、副島隆彦の「属国 日本論」の効き目が出てきているようだ。その為に、官僚どもまで、ようやく気づいたらしく、愛国路線になってきた。 「アメリカの言うことも、もう、聞かない。これ以上、毟(むし)られたら、日本は終わりだ」と、反米、愛国の精神になっている。

 ゴーンを逮捕して、急に、日産の自動車(スカイラインしか、思いつかない)が、性能がいい新車になったそうだ。日本国民の愛国心が、日産を支えている、と。ホントかな? さあ、それで勝てるかな? 私は、日本人を、そんなに買い被(かぶ)らない。長いものには巻かれろの、奴隷根性が身に染みている民族だ。

 私の洞察では、カルロス・ゴーンは、去年の5月の、フィアットからのルノーの合併(事業統合)の名話に前向きだった。フィアット(創業家はアニエッリ家、今は5代目のジョン・エルカーン、44才が、総帥だ。やり手だ )とルノー=日産=三菱が、統合されれば、いよいよ、世界の自動車業界は、
3つになる、予定だった。 

 1.日本のトヨタと、2.ドイツのVW(フォルクスワーゲン、ポルシェ、これにメルセデス・ベンツも加わっている)そして、さらにその裏に、ドイツ・ロシア連合で、プーチンの影がある、と、3つ目が、フィアットグループ( 米クライスラー、フェラーリも) の3つになる予定だった。

それを、フランスのマクロン大統領とフランス官僚どもが、ルノーを実質的に経営してたゴーンと、ジョン・エルカーンの統合の動きを嫌った。 マクロンは、ゴーンを嫌って、辞めさせようとした。フランス官僚どもも、日本の財務官僚と同じで、自分の愛国基準で動く。それ以上の頭をしていない。だから、もっと大きな世界が見えない。

ルノーは、フランス国営企業だ。ナチス・ドイツに協力したと、国営化された。だから、フランス官僚たちのものだ。 ここでは、アメリカのGM(ジーエム)とフォードは、もう、見る影もない。アメリカ車は、話にならなくて、潰れる運命なのだ。アメリカ人は、電気自動車も作れない。唯一の希望だったテスラ・モーター(イーロン・マスク)は、ニューヨークの金融市場で、潰され掛かって、怒って、中国の王岐山(おおきざん)副主席 に助けを求めた。

私、副島隆彦の考えでは、前述の、世界は3つの自動車会社に統合される、が、正しい道だ。だから、
ゴーンが正しい。それを、民族主義、愛国主義で、邪魔したのが、日本の財務官僚・麻生太郎と、フランス官僚だ。 私は、ゴーンが正しい、と 冷酷に判定している。

三菱自工を、助けることも出来なかったくせに、木曜会(三菱重工などの三菱グループ)が、「天下の三菱を、舐めるな。三菱自動車を返せ」と、ゴーン逮捕に動いた、という説もある。きっとそうだろう。
だが、三菱重工では、助けられない。 自分が放り出したくせに。経済法則を無視して、カルロス・ゴーンを、痛めつけて、虐(いじ)めた連中には、やがて天罰が落ちるだろう。  

2.武漢(ぶかん、ウーハン)新型肺炎コロナウイルス蔓延(パンデミック pandemic。エピデミックepidemic 伝染病 が外国、世界にまで広がるもの )を、ばらまいたのは、アメリカの軍事強硬派だ。首都ワシントンの近く、隣のメリーランド州ボルチモアとの間のフォート・デトリック軍事基地の生物兵器製造所で作った。 

 昨12月12日から発症、事件として公表。 1月14日の、米中貿易戦争で、「第1段階の合意」などという、アメリカの敗北(中国は、農産物を2年間で、500億ドル=5兆円 買う、だと。くだらない )で、怒った強硬派が、中国に戦争を仕掛けてやる、となった。それで生物兵器・細菌爆弾・化学戦争(バイオ・ケミカル・ウエポン・ウオー)になった。

 中国は1100万人の武漢市(広域都市、第2級都市)を、疫病(えきびょう)対策で完全封鎖した。シャッター「ド」・アイランドにした。私が、一週間前に、中国のCCTV (中央電視台、国営放送)を見ていたら、中国の化学戦争用の軍医、500人が結集、と、出てきた。その師団長が完全防護服の姿で、「私たちが解決する。人民は安心して下さい」と話した。

 中国は、アメリカと、核戦争でも、細菌化学戦争でもする気で、準備している。日本人ごとき、アメリカのチンコロを長年やって、ふぬけの反共(はんきょう)バカ右翼になっている者たちごときで、中国の強さを評論、評価することは出来ない。

 12月12日の疫病の蔓延の発覚、公表の直後に、ハーヴァード大学の細菌・生物学の教授が、武漢から帰ったばかりのところで、アメリカで逮捕された。この学者が、中国とつながっていて、アメリカの細菌兵器の人工、人造の病原菌を、中国に渡していたらしい。それとアメリカ海軍の情報部の中に中国と連絡を取り合っている者たちがいる。

 真実は、複雑怪奇である。2重構造、3重構造で、最先端の関係者たちは動く。日本の疫病(伝染病)・公衆衛生の専門家たちは、この問題では、ものすごく気合いがはっていて、日本国民を、細菌、疫病から絶対に守る、という点で、世界基準からしても、優れている。

 それでも、アメリカが、日本財務省に恫喝と圧力を掛けてきたら、その時、日本の官僚たちは、今度こそ、勝てるかな? 自分たちの屍死(しかばね)を乗り越えて、日本人よ、あとに続け、と言えるか? それほどの根性があるか。

中国(人)の強さを、もう少しは、学んだほうがいいぞ。反共右翼ばっかりやっていれば、自分たちは、正義だと、頭のてっぺんから信じ込んでいる、アメリカの手先どもよ。

3.ハリー王子とメイガン・マークル は、自分たちが、息子のアーチー共に、英王室から、殺される、と察知して、カナダの太平洋岸の バンクーバー島(とんでもない僻地だ。大都市バンクーバーのさらに先の島だ)に逃げた。自分の母親の、ダイアナ王妃が、殺されたのと同じように・・・。私、副島隆彦が、この辺りのことを、曝(さら)け出すように書くと、 みんなが、仰け反る(ノケゾル)だろう。

1月19日に、英王室が、王族会議を開いて決議したことを、発表して、これで、一応の決着だ。「英王室(ロイヤル・ファミリー)は、2人の王室離脱を認める。その上で、以後、称号の使用を認めない。生活資金の援助もしない」という 予想外の厳しいものだった。ハリー(ヘンリー)の、直後の演説(アフリカのボツワナの首都レソトでの?)を私はテレビで見た。

 ハリーは、殺された自分の母親の、真犯人を知っている。そうだ、エリザベス2世女王だ。自分のおばあさんだ。それとその夫だ。これが、今の世界の恐ろしい、真実だ。私は、今、英国国教会(えいこくこっきょうかい。アングリカン・チャーチ)が、どれぐらい恐ろしい組織かを、書いている最中だ。英国王は、実は、国教会によって神格(しんかく)を持ち、神聖体(しんせいたい、ホウリー・ボディ)だ。現人神(あらひとがみ)なのだ。だから、日本にも、天皇という現人神(あらひとがみ)を、大英帝国が明治体制として作ったのだ。

 ダイアナ妃が、あまりに英王室に逆らったので、「もう我慢ならん、あの女は」と、エリザベス女王たちが決断して殺した。1997年8月31日、パリの自動車専用の地下道で死んだ。36歳だった。ドディ・アルファイードというエジプト人の青年実業家の子供を身ごもっていた。ロンドンの高級デパートのハロッズのオウナーの息子だ。今からもう23年前だ。 そのあと、3日3晩、スコットランドのバルモラル城で、ダイアナの遺体は、特別で、奇っ怪な儀式に付された。私は、当時、月刊正論(産経新聞社が発行)の自分の連載文に、このことを書いた。そういう噂が、イギリスで広がっている、と。

 そして、今度のハリー王子とメイガン妃の王室離脱問題で再燃した。これが、イギリス、すなわち旧大英帝国(ザ・コモンウエルス・オブ・ザ・ネイションズ)の真実だ。イギリス国教会が、ローマ・カトリック教会(ヴァチカン)と、並んで人類の諸悪の根源だ。旧ソビエトや、中国共産主義が、諸悪の根源なのではない。

 「想像(幻想)の共同体」” Imagined Community” 「イマジンド・コミューニティ」(ベネディクト・アンダーソン 著、1983年)に、大きな真実が書かれている。1830、40年代に、世界中の後進国で、「我が国は、長ーい歴史のある、古い古ーい国で、素晴らしい伝統のある国なのだ」、と。それを復古させながら、表明は、すっかり西欧式の近代国家を気取った。

 欧米列強(ヨーロピアン・パウアズ)への劣等感の裏返しである。日本では、幕末の 1830、40年代(まだ天保時代)に、頼山陽(らいさんよう)や平田篤胤(ひらたあつたね)の本が、爆発的に読まれた。豪農や商人の息子たちで、頭のいい青年たちが、むさぼり読んだ。そして、徳川体制の士農工商の身分制に、激しく怒っていた。

 それが、倒幕(討幕)のエネルギーとなった、草莽(そうもう)、惣村から出た、惣士=壮士 たちだ。 農民なのに、刀を差した。 渋沢栄一(しぶさわえいえち)や、三多摩壮士の新撰組(反革命突撃隊になった) たちだ。 頼山陽 や 平田篤胤の 本は、内側に、キリスト教や、西洋の近代(モダーン)が、巧妙に隠されて書かれていたのだ。 それを、敏感に、当時の頭のいい、本を読むことに死ぬほど没頭した、若者たちを惹き付けた。それが、前述した、ベネディクト・アンダーソンの「幻想の共同体」だ。

 これら後進国の元首たちの格好は、イギリス国王とそっくりの壮麗な西洋式の軍服を着ている、という奇妙な体制が作られた。トルコやエジプト、イラン、メキシコやタイで。日本もそれらと全く同類だ。 私が、2018年末に書いて出した、『日本人が知らない 真実の世界史』 (日本文芸社刊)の、真実あばきの歴史本の内容を、今からでも読みなさい。 副島隆彦だけが、大きな真実を、この国に書いて伝えている。

 イギリスで、王制廃止論が、どんどん出てきている。イギリスは、世界覇権国で、戦争に勝ち続けたものだから、イギリスが、世界で一番、遅れた、貴族と王様の国として、残ってしまった。だから、まず、国教会(アングリカン・チャーチ。聖公会 とも日本では言う)の、国王神聖制度を、国家体制から取り除かなければいけない。イギリスの労働者階級の人々は、そのように強く感じている。

 こういう、恐ろしいことを、日本で、平気、兵器?で書けるのは、副島隆彦だけだろう。 これが、世界から押し寄せる風を受け止めて、日本国内に、伝える世界基準(ワールド・ヴァリューズ)の力、迫力と言うものだ。

4.トランプが、ジャブジャブ・マネーと、「こらー、FRBのジェローム・パウエルども。金利を、ゼロどころか、マイナスにしろ。私の言うことを聞かないとクビを切るぞ」で、株のつり上げ、をガンガンやっている。株さえつり上げておけば、それで、「あー景気は、いいぞ。アメリカは、強いぞ」となる、と。このインチキを、トランプは、11月の大統領選挙までやる気だ。

 今は、ラリー・カドロー(クドローではない。日本のバカ・メディアの、記者ども)CEA (大統領経済顧問委)委員長とだけ、話して、「大統領。これで、アメリカ経済と、金融市場 は大丈夫です」と、こいつの助言だけで、トランプは「おお、そうか、そうか」と動いている。「急激にインフレにならない限り、お札の量(マネー・ストック)を増やし続けていいです」と、 違法を承知で、このふたりは、やっている。  

 カドローは、共和党内の、改革派として、1990年代に出現した、サプライ・サイダー supply sider と言う政策思想派閥 の 生き残りの、残党だ。

 私、副島隆彦の、後世、最高の業績である、通称「覇権アメ」 (「世界覇権国アメリカを 動かす 政治家と知識人たち(400人)」(講談社プラスアルファ文庫2001年、元は筑摩書店1995年間) の、第1章の、冒頭からこのサプライ・サイダーという思想派閥の説明をしている。
ジュード・ワニスキー、ジャック・ケンプたちだ。カドローはそのときの仲間だ。

 民主党内の、改革派、として、ソビエトを打ち倒したあと(1990年に)に出現した、政策思想の集団、派閥が、ネオリベラル派だ。強硬で、強引な、規制撤廃(デレギュレイション)、強欲(ごうよく)資本主義(グリード・キャピタリズム))、博奕(ばくち)金融(きんゆう)礼賛の、えげつない派閥だ。

共和党サプライ・サイダー派 は、民主党内に、 1990年に、えげつない ネオリベラル派という、強引な改革政策の集団が生まれたときに、共和党内から、それに呼応して、対決するために生まれた政策思想派閥だ。こういう、世界基準での 大きな理解を、知っている、日本知識人は、私、副島隆彦しか、今も、いない。いないものはいない。

私が、今度、3月初めに出す「 経済学という・・・インチキ学問」に、たくさん、たくさん、その文献証拠を 挙(あ)げて、書いたので、真剣に、深刻に読みなさい。本当に、自分が、頭のいい人だ(頭のいい人になりたい)、と思う人間は。

このネオリベの思想で、完全に洗脳(ブレイン・ウオッシング、マインド・コントロール)されて、特別に育てられて、すっかり、日本ネオリベになるべく、日本に送り返されたのが、竹中平蔵だ。それと、高橋洋一だ。分かりますかね?

 竹中は、ただの 開銀(かいはつぎんこう。今のなんとか協力銀行)のただの銀行員だった男だ。それが、アメリカに送られて、育てられた。竹中は、今では、まるで、初めから経済学者でした、というフリをしている。生来、根性の曲がった、和歌山の下駄屋の(げたや)の息子だ。

 ここで、関西人なら大笑いする。それを、私は、大阪朝日新聞の、本社の一番上の講演会場で、10年前に、思わず、しゃべって、拍手喝采されたから、覚えている 。竹中平蔵 は、それが、フレッド・バーグステンや グレン・ハバードに養育されて、日本の原住民の先兵として、切り込んでくる人材になったのだ。

 京都に同志社大学を作った、新島襄(にいじまじょう)が、アメリカのユニテリアン教会(彼ら、ユニテリアンは、ものずごく優れた人々だ)のアメリカン・ボードの宣教師派遣運動が、日本に送り返した人材だ。日本を代表する、ユニテリアン(イギリス国教会から、分離・独立した人たち。反(はん)イギリス国王派)は、「日本は、イギリス政府に騙されてはいけない」として、実業家にもなって実際に行動する思想家であった、福澤諭吉だ。

 福澤が、「このままでは、日本は、大英帝国の奴隷国家にされる。中国、インド、エジプトの旧帝国の、無惨な様子を、私は、実際に自分の目で見てきた」と、福澤が、説得して、「そうだ」と分かったのが、伊藤博文だ。この福澤と伊藤が、日本最高の頭脳だった。それで、福澤は、1880年代に、「勢いよく成長する新興国のアメリカに学ぼう」「我が慶應義塾を、東洋のハーヴァード大学とせん」と宣言したのだ。
福澤諭吉が、日本のユニテリアン(フリーメイソン。だから交詢社を設立した)の代表だ。

 伊藤博文は、イギリスに念入りに育てられた、イギリスの手先筆頭だった。それなのに、伊藤は、
「ロシア帝国や、ドイツ帝国とも仲良くする」と言って、イギリスの言うことを聞かなくなった。それで、怒ったイギリス(ディズレーリ首相の極東斑の子分たち)が、山県有朋(やまがたありとも。伊藤よりも2才上)を使って伊藤を殺させた。

 哈爾浜(ハルピン)駅頭で、伊藤が、ロシア公使の出迎えを受けて、2人で握手しようとしていた瞬間に、山県の銃殺隊の日本陸軍の狙撃兵に、駅の2階の窓から射殺された。1909年だ。翌年から、朝鮮併合だ。伊藤は、併合に反対していた。これらのことは、私は、「真実の朝鮮史」や、「日本史の真実」として、今日のぼやき に、ずっと書いた。

 ハーヴァード大学(神学部から始まった)こそは、イギリス国教会(アングリカン・チャーチ)と、闘って、オリバー・クロムウエルの清教徒革命と、同時代に、国教会からの分離、独立を唱えた、まさしく、ユにテリアン(フリーメイソン)の 北米の牙城、中心だ。”アメリカ建国の父たち(ファウンディング・ファーザーズ)である、ベンジャミン・フランクリン、ジョージ・ワシントン、トマス・ジェファーソンたちもそうだ。独立戦争(1776年から)の150年前の、1520年代のマサチューセッツ(プリマス)植民時代から、ずっとそうなのだ。中心部分の活動家は、皆んな、ユニテリアンだ。

 こういうことを、私は、今、本に書いている。弟子の石井利明(いしいとしあき)君が、この、大きな真実を、書いて、初めて、日本に伝えた。 石井利明著の「福澤諭吉とフリーメイソン」(2018年4月刊、電波社)は、ものすごい本なのだ。このことを、知らないで、日本で、知識人を気取っているような、ボンクラ、低脳たちは自分の不明を恥じよ。

 私、副島隆彦が、世界の本当のこと、大きな真実を、もっと、もっと、平然と書いて伝えたら、その時、この国は震え上がる。よし、実際に震え上がらせてみせる。副島隆彦 の ”真実 暴(あば)き言論”、の 恐ろしさを、きゅうぎゅうと押しつけて、嫌(いや)でも応(おう)でも、分からせてやる。

副島隆彦拝