[2447]今日のぼやき「1847」映画「レ・ミゼラブル」解説
今日のぼやき「1847」
・映画「レ・ミゼラブル」とフランス革命の歴史について論じます(第1回・全2回)2019年9月16日
https://www.snsi.jp/tops/boyaki/2145
が更新されました。
今回のテーマは2012年にアカデミー賞・ゴールデングローブ賞で
多くの賞を受賞し大ヒットした映画「レ・ミゼラブル」です。
原作の歴史的位置づけ、1832年パリの「六月暴動」に至るまでの時代背景等が深く掘り下げて語られています。是非ご一読下さい。
「レ・ミゼラブル」の作中の歌「民衆の歌(Do You Hear The People Sing?)」は
オーストラリアや香港などで、
特に香港では2014年の「雨傘運動」以来、
抗議行動の際に歌われる歌として時折登場しているようです。
・参考記事
How a song from Les Miserables became Hong Kong’s protest anthem
https://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/hongkong/11130092/How-a-song-from-Les-Miserables-became-Hong-Kongs-protest-anthem.html
2019年現在の政治状況にも関係する作品として
これがどのような映画で「民衆の歌」はどのような歌なのか
理解しておくことは大変有益だと思います。
1860年代に原作小説が発表されてから現代まで、
舞台や映画になるほどの人気を、この作品は
なぜ得ることになったのか。
「レ・ミゼラブル」という題名の真の意味も含めて
「今日のぼやき」の解説で理解できます。
オススメの記事です。
香港国際空港で座り込んでいる抗議デモの参加者たちは、レ・ミゼラブル (ミュージカル)の「民衆の歌」を歌い始めた。@joshuawongcfの動画。 pic.twitter.com/n6gsq6b9jx
— Martin Fackler (@martfack) August 10, 2019
Hong Kong secondary school students singing "Do You Hear The People Sing" during school assembly on top of the national anthem background music. Wow!
original link: https://t.co/L3fkD3mjTU#HongKong #HongKongProtest pic.twitter.com/NosVMyjOaI
— LO Kin-hei 羅健熙 (@lokinhei) September 3, 2019
補足。2019/9/4に香港の学校行事で中国国歌が歌われるべき場面で
それを打ち消すように「レ・ミゼラブル」の歌が歌われた様子が報じられた。
中国国歌「義勇軍進行曲」も「レ・ミゼラブル」と同じ
「いざ立ち上がれ 隷属を望まぬ人々よ
我等の血と肉をもって
我等の新しき長城を築かん
万人が心を一つにし
敵の砲火に立ち向かえ
進め 進め 進め」
という、隷属を拒否し
圧政への抵抗を呼びかける内容。