[2436]澤田一生からの提案
極右の指導者の方と日本を戦争の出来る普通の国へ憲法を変えたいと主張されている方々へご提案でございます。
私は名もない38歳独身地方工場勤務者です。私は下層の大衆に属する者と思っております。あなたは今にしては珍しく古い日本人の血を受け継いだ大和魂の持ち主と2回ばかり人から言われたことがございます。また自分は平和主義者とも思っております。以前よりつくづく考えることがございます。
二つどうしてもご提案申し上げたいと考えております。
まず第一の提案でございます。
某国とどうしても戦争をしたいといわれるならば、主張された方が、私財をなげうって戦費を自ら自分たちだけで調達するのが当たり前ではないかとつくづく思います。
例えば、印税とか不動産、金、銀、宝石、株、国債などを売り払って、戦争をやりたい人だけで調達されたらいかがでしょうか。戦費は国民より徴収した消費税でまかなえばよい。足りないならば消費税率をまたアップさせればよい。こうお考えなのでしはないでしょうか。今庶民は大変貧しくなっております。
この貧しい庶民より軍事費として消費税より徴収するのはやめてください。
二番目の提案でございます。
某国とどうしても戦争をしたいといわれるならば、一番危険な激戦の最前線で自ら戦われたらいかがでしょうか。
前方には敵陣が砲弾を構えている、地雷がどこにあるかわからないような激戦の地で自ら突撃の命令を下し、自ら突撃する御覚悟をお持ちになっていらしゃいますか。
高齢で自ら突撃出来ない場合には、その子弟に最前線の激戦の地で戦ってもらってはいかがでしょうか。自分たちは指令だけいたします。自分たちは安全な防空壕に避難しています。一番激戦の地で戦ったり危険な任務を行うのは、憲法を変えて徴兵制を敷いて赤紙によって徴兵された名もない下層国民に危険な任務のすべてやってもらう。本音ではこうお考えなのではないでしょうか。これは武士道としては恥ずべきことではないですか。
いかがでございましょうか。
以上二点のご提案でございます。
宜しくお願い申し上げます。
(終わり)