[2425]参議院選挙の 結果を知って、書きます。

副島隆彦 投稿日:2019/07/22 03:46

副島隆彦です。今日は、2019年7月22日です。

2つ下 ↓ の私の文、 「✕ リポート ではない。レポートと書きなさい」論 を 、私は、一所(いっしょ)懸命に、5時間もかけて書いていたら、いつの間にか、日を越えて、もう22日(月)になっていた。

気づいたら、田中進二郎くんが、参議院選挙のことで、昨日の投票日に、ここに書いている。 私は、大方(おおかた)彼と、考えが同じだ。その上で、私の考えをこれから書く。

私は、もの書き、言論人だから、やはり字(その集合体である文)を書いているのが、一番、自分に向いている。私は、これまでの30年に、いくつも、裏切られた、あるいは、敗北した、選挙運動に 加わった。そのあとの幻滅が大きいから、私は、60歳を越したら、国民政治である、国会議員選挙に関わらないようになった。

私は、今回の 参議院選挙に 初めは全く、関心を持たなかった。
ところが、後半になって、山本太郎が、 とんでもない戦略を組んで、安倍晋三たち、愚劣な権力しがみつき人間たち体制派に 奇策で挑んだことを、知った。

それで、政党「れいわ新撰組」から、 船後(ふなご)靖彦と、木村英子の2人の 重度身体障害者の 2人ともが、当選したらしい。らしいとしか、書けない。 テレビは、比例区 の結果を、今の午前2時でも、まだまったく報道しない。だから私には、正確な結果が、分からない。
それでも、山本太郎が、狙ったとおりの奇策の、戦術が勝利した。

山本太郎の党 は、比例区(全国区)の、得票数で、300万票に届かなかったから、彼は落選したようだ。 それでも、「2%の得票数」の力で、政党要件(せいとうようけん)を満たしたので、前述した、重度障害者の2人が当選した。これで、山本太郎は、これからも、この党の党首として、堂々と、国会の中で、ガンガン、発言するだろう。 彼は、もう、参議院と言う枠組みが飽(あ)きたのだ。

安倍首相と、国会で、ガチンコの 男の対面を張った、質問・答弁の勝負をして、どれぐらい、、山本太郎が、安倍晋三を やり込めて、何回、圧勝したことか。 安部は、怒り狂いながらも、「この男には、自分は、(一対一の男の勝負では)勝てない」と、自分の能力の無さを、重々、知ったはずだ。

山本太郎は、次の衆議院選挙を、狙っている。そこで東京のどこかからか、小選挙区で出て、当選する気だ。どうせ、安倍晋三は、今年の暮れには、総選挙をしなければ済まない。

その時、山本太郎は、また、「れいわ新選組」の名で、「れいわ」を、見事に、今回、安倍晋三と菅義偉(すがよしひで)から奪い取った、さらに、その上に、全国区(比例区)でも、たくさん立候補者を立てて、暴れる気だ。この、奇策きわなりない、作戦、戦法の見事さに、一週間前まで、私も気づかなかった。

山本太郎の、このやり方を、一番、嫌ったのは、まさしく安倍晋三、本人だろう。ここまで、安倍晋三のイヤなことを、平気で、ガッツン、ガッツンやられたら、あんぐりするしかない。公職選挙法の微罪の違反で、落選した山本太郎を、捕まえて、痛めつけてやろうとしている 安倍の子分の警察官僚たち(服部半蔵だ) や、山本太郎の、女性スキャンダルとかで、追い詰めようと画策する 週刊誌や、テレビ局 も、ここまで、山本に、先回りされると、もう、簡単には追いつかない。手が出ない。

もう、人格破壊(キャラクター・アサシネイション)の、スキャンダル攻撃など、通用する時代ではなくなった。このことが、私は、もの凄く嬉(うれ)しい。

田中進二郎くんが、書いたとおり、これまでとは違う、まったく新しい日本国民が、大きな、政治関心の層として、出現している。 新しい国民たちは、もう、既成政党の、野党の連中の、言うことなども、相手にしない。彼らの野党党首の演説なんか、まったく、面白くない。 聴き厭(あ)きたを、通り越して、あくびが出そうだ。「 野党も、体制の補完物(ほかんぶつ)だ」と、国民が、見破ってしまった。

ネット(ウエブ SNS )を見ていたら、立花孝志(たちばなたかし)氏 が、当選したらしい、と知った。 彼は、選挙戦の 最後の数日、体を壊して、寝ていたようだ。あんなきつい人生、生活をずっとやっていたら、本当に疲れるだろうと、同情する。

私は、立花孝志の ユーチューブから、ものすごくたくさんの 政治知識 や、見識、法律の実際に役に立つ知識を学んだ。この人は、本当に頭のいい人だ。 「100万票で、議員が、一人、受かるんです。200万票で、2人です」
「200万票、全得票数の 2% を集めて、1人、国会議員が、いれば、それで、政党要件を 満たす。それで、年間に、6億円の、政党助成金が、入るんです」 と。すばらしい。

それから、立花孝志は、終盤戦の投票日の4日前、7月16日ごろ、渋谷の NHKの 放送センターの前に行って、宣伝カーの上から、「 この本部ビルでない、こっち側の、たくさんあるオフィス・ビルの 方で、NHKの職員は、セックスをしているんです。本当に、NHKの職員は、(女性の職員も)セックスが大好きなんです。(私は、昔、ここで、働いていたから、よく、知っているんです) 」と、 やっていた。すごいなあ、と私は、感動した。

NHKの、実際にここで働いていて、あるいは、出入りしいる 特権階級の メディア人間たちは、
「本当だ。立花の言うとおりだ、私たちは、こういうことを、本当にしているよ」と、現場は、妙に感動しているのではないか。女性のNHKの、”良家の子女” の正規入社の職員たちでも、である。

NHKは、上品な、お金持ち階級の 子供たちしか、正社員(正規の職員)に採用しない。本当だ。就職試験でも、公然と差別がある。公然と、こういうことをやっているのは、外務省と、ここぐらいだ。

なぜ、お金持ちの家の、大学卒業予定者しか、採用しないか、というと、それは、「NHKは、給料が安いんですよ。公務員と、まったく同じなんです」(立花の告発に拠れば、ウソだ)。

私、副島隆彦は、昔、NHKのプロデユーサーを名乗る男と、すこしだけ付き合ったことがある。高級外車を乗り回していて、私も乗せてもらった。彼が、こういうことを、全部、話してくれた。 彼は、平日も、ぶらぶらして、NHKに出勤しなくていい。
年に、1,2本、作品を作れば、あとは、自由にやっていればいいんだ。 ヒマラヤの山とか、アンデスの山とか、撮影に行けば、それでいいんだよ。

「給料が安いからねー」と、この、大虚業の経営者一族を、父に持つ、金持ちボンボン息子は、嘯(うそぶい)いていた。 NHKとは、そういう、会社なのだ。
高卒で、ノンキャリの、立花孝志でも、45歳ぐらいで、辞めるときに(週刊誌に、内部告発したことが、バレて、クビ)、年収の給与で、1100万円あったと、確か、ユーチューブで話していた.彼は、ウソをつかない。

これが、国営放送局( ”公共放送”、だと)の、特殊法人(とくしゅほうじん)であることを、当然のこととしている、 特権階級の 集団である、NHK の、実態だ。 それが、スマホの ワンセグ とか、持っているだけで、一台ずつ、受信料を取ります、と言い出している。 それに対して、貧困層の日本国民が、本気で怒りだしている。 NHKの集金人も、そういう貧困層を、狙い撃ちにして、文句を言わない、人たちに、襲いかかっている。

野党が、だらしないから、「消費税、絶対反対」を選挙の大目標に掲げて、戦線統一して、党を合体させてでも、本気で、自民党と闘わないから、いけないのだ。消費税値上げ反対で、野党が、団結できないのなら、その次は、 「NHKの受信料なんか、払わない」の、国民運動で、結集するしかない。だから、
立花孝志の、「NHKから国民を守る党」の立花孝志の 闘いが、際(きわ)だって、すばらしいのだ。

私が、政治活動家をやっていた、昔は、心底、疲れた。議員(政治家)、すなわち、みんなの代表、になろうという人間は、普通の体力や、普通の神経をしている人では無理だ。異常なまでに強い体力と、精神力と、目立ちたがり(アウトスタンディング)屋の 異常な欲求、のある人でないと続かない。このことは、自民党でもそうだ。政治家(議員)は、皆、生来の政治活動家である。

立花孝志は、田中進二郎くんが、書いているとおり、これまでとは違う、全く新しい人間だ。かつ、自分で言うとおり、きわめて「能力の高い人間」だ。これからの日本にとって、大事な政治家だ。彼の、脳の作りと、行動の仕方は、他の人間たちとは、全くちがう。

私は、昨日、立花氏の、ユーチューブを、いくつか、見たら、あの 驚くべき行動力で、「NHKをぶっ壊す」を、その後も、ずっとやっていたのだ。この1年間の 彼の行動を 自撮(じど)りで、撮して(ストリーミング配信 と言うのか) 、自分でユーチューブへのアップロードも、操作して、自分で何でもやって。さらには、スマホの動画の、SNSへの 配信や受け答えも実に念入りな、活動のことを、私は、知らなかった。

一昨日、7月20日の、選挙の最終日の 彼のユーチューブを見たら、なんと 250万回のビューアーと出ていた。凄いものだ。 250万人の日本人が、彼の政見放送を見たのだ。 田中進二郎の、書き方では、400万人だ。山本太郎の 「れいわ新撰組」の、全国の主要都市での街頭演説でも、200万人ぐらいのネット視聴者がいるようだ。

私が、分かったことは、ネット(ウエブサイト、SNS )の力が、ここまで、日本でも、大きな力を持つようになった、ということだ。 これでは、従来の、自民党と、電通(でんつう)と、既成のテレビ局、新聞が、管理する選挙報道では、もう、管理、統制(とうせい)しきれないほどの、多くの 日本国民が、ネット(ウエブサイト、SNS、スマホ )で、新しい政治家、自分たちの代表 の台頭を 支えていることが分かった。

私が、一番、気に入ったのは、山本太郎たちが、「電通 ムサシの 真ん前の 新橋で、街頭演説をやる」ということを言い出したことだ。期日前(きじつまえ)投票が、1700万人いた。それを合わせて、5000万票のはずだ。

ムサシ という インチキ選挙、謀略、得票数を、コンピュータの違法操作をして、得票数を改竄(かいざん)する マシーンが、使われる危険が、本当に有る。 いざとなったら、自民党と官僚の 一番、悪質な連中は、自分たちこそは、本物の暴力団、組織犯罪者である本性(ほんしょう)を露(あら)わにして、この違法選挙、得票操作マシーンを、使って、選挙の結果を弄(いじ)くる。

私は、そのことを一番、心配している。あいつらは、やると決めたら、やる。そして、ムサシを動かしている富士ソフト株式会社、のマシーンは、本当に動いている。そこへ、山本太郎たちは押し掛けようとした。

ところが、新橋の SL広場は、わざとらしい、商店街の 盆踊り大会の会場に、計画的に、占拠されて、選挙演説が出来ないように、させられていた。自民党の右派と 電通ムサシの、犯罪者集団を、日本国民は、叩き潰さなければいけない。

それから、沖縄の 創価学会の幹部の、野原ヨシマサ氏 を、れいわ党は、東京区(定員6人)の中に立てて、徹底的に、公明党=創価学会に、揺さぶりをかけた。この野原氏の 演説は、公明党全体を、震え上がらせただろう。おそらく、創価学会の中の、インテリ層の、相当の人々が、魂(たましい)を揺さぶられただろう。

「 池田(大作)先生の、平和(憲法を守れ)と 福祉 の 思想を、乗っ取り、奪い取ったのが、今の、創価学会の会長の原田(はらだ)体制の執行部だ。そして、山口那津男 公明党代表たちだ 」 と、 野原ヨシマサは、ネット(ウエブ)上で流された、立ち会い演説で、じっくりと、重低音の迫力で、絶叫していた。長い人生の年輪を感じさせる、いい演説だ。それと、創価学会の婦人部の女性の絶叫が、すばらしかった。「牧口常三郎( 初代会長、創設者)は、戦争に反対し続けて、絶対に、神札(かみふだ)を受け取らなかったよ。そして、捕まって、獄死したんだ」 と。 これには、本当に、創価学会と、公明党は、全体が、深刻な、反省に陥ったはずだ。

何があっても、政権与党(よとう)にいて、土建屋(国土交通省)の利権と、各省の 各種の福祉予算にしがみついて、その分配(分け前)を、おこぼれを貰い、自民党の、経営者たちと分け合うのだ。それが、自分たちの、本当の日々の活動の根本だ、という、この、深く染みついた、自分たちの、情けない、真実の傷口に、野原演説から、塩を塗り込まれる思いだろう。

創価学会と公明党は、これぐらいのちょっとの内部叛乱ごときでは、動揺しない、と、いくら自分たちで、強がっても、徐々に、この、すでに上がった火の手の、影響は出てくる。「そうだ、自分たちが、崇拝する池田先生の教え、にこそ、戻ろう」という、声が湧き起こる。創価学会の中に、深く潜り込んで、安倍晋三と堅く、繋がっている、特殊な狂った宗教の連中が、この事態に、一番、顔をゆがめているだろう。

私は、テレビのお笑い芸人たちのことは、よく知らない。が、宮迫博之と、ロンブーの田村亮が、吉本興業の制止と、脅しを振り切って、記者会見をした(7月20日)。これで、吉本興業の、柔構造(じゅうこうぞう)の、裏側は、組織暴力団そのもので、電通や、自民党と深く関係して、テレビ局も汚れていて、それが、日本の芸能界を支配している。

お笑い芸能界の、この 暗い、危険な側面を、涙ながらに、宮迫と田村が、表に出した。ところが、その間(あいだ)に入って、両者の仲裁をしているように見せかけている、松本人志の顔が、だんだん、どんどん、暴力団の素顔そのもの、になってきた。この男が、実は、吉本興業を動かしていたのだ、と、いうことまで、バレてしまった。 この 彼らの、裏の真の顔の、表面への露出は、ビートたけしの 今の、素顔が、本物の暴力団の顔、そのものであることと、同じだ。

宮迫と 田村は、それらの、恐ろしい裏側の世界に、勘づいた。それで、自分を守るために、そこから、必死で逃げた。自分が生き延びることが、何よりも大事だ。どうせ、手打ちの、和解の、というヤラセ劇を、このあと、テレビ局そのものを使って、するのだろう。だが、顔を、引き攣(つ)らせてながら、自分たちも、同じ穴の狢(むじな)である、各局の、バラエティ番組の、司会者や、コメンテイター たちも上擦(うわず)った感じで、真実を、かき混ぜて、おちゃらかしにする。

自分たちが、これ以上、国民電波洗脳のための業界の、裏側の、本当の、魔の手の、どす黒い、策略に嵌(は)められないように、決意して、自らを白日の下に晒(さら)して、吉本興業の悪魔性を、暴き立てた。

この他に、ジャニー喜多川の死で、彼の 犯罪性の 少年愛と 強いホモ、オカマの習性(上品に言えば、LGBT、エル・ジー・ビー・ティ)で、多くの少年たちを威嚇して、奴隷にして働かせてきたことが、本当に持つ マッ暗の、暗い面の、恐怖のアイドル少年たちへの支配も、崩れつつある。

それから、京アニ(京阿尼、京都アニメーション)への放火攻撃の、34人ものアニメーターの焼死(18日)も、田中進二郎が書くとおり、選挙の終盤戦で、起きた、異常な事件だ。 恐ろしい宗教の力が、この国を、どんどん、蝕(むしば)みつつある。私たちは、身構えなければいけない。諸外国の方から、京アニ放火への、警告の信号が、来ている。デクエアル国連事務総長までが、追悼の声明を出していた。

私が、当選した、立花孝志氏に、一点、どうしても、言いたいのは、「どうか、右傾化、しないでください。テレビなどに出て、どんどん、その生来の右翼体質が、どんどん、表面に出て、それで、橋下徹( まさしく、アベマ abema テレビだ。ここも、その正体は、統一教会 Moonie だ )の 維新の党 の、ような、どす黒い、裏のある政党と、どんどん、話が合うようになって、あそこに、引き込まれて、立花氏の、その、生来の右翼体質が、どんどん、表明化することがないように、注意して下さい」と、私、副島隆彦からお願いする。

本当に、日本の民衆のために、国民のために、闘う政治家であって欲しい。
日本の 最下層の、今や、一千万人いる、年収2百万円 の、 最下層(一番下の下流=かりゅう=)の国民が、出現している。 この 一千万人の日本人の 希望を、すくい上げるために、山本太郎と、 立花孝志 が、出現したのだ。

今から50年前に、それまで、日本共産党が持っていた、日本の最下層の、一番の貧乏な層の国民を、公明党が出てきて、奪い取った。このことも十分に深く仕組まれていた。

日本共産党は、もう、その、 共産党の、名前を変えて、棄てて、「日本民衆党」か「日本人民党」に看板を変えるべきだ。 ロシア革命(レーニン、とスターリン)と、中国革命(毛沢東)が、やってしまった、血塗られた、赤旗の、共産主義革命の、悪の部分を、今こそ、表に出して、公然と払拭するべきだ。

よくて、あの ロシア革命、と 中国革命は、「平等社会を作ろうとした、人類の大実験だった」。この大実験をやってみたが、大失敗した、のだ、とはっきりと自覚すべきだ。 それで、どれぐらいの ロシア人、中国人、それから、東欧や、その他の民族、国家にまで、被害が及んだか。多くの理想主義の、まじめな人間が、大量死させられたことか。

このことを、そろそろ、日本共産党は、自分たちも、実は、ヒドい目に遭ったのだ、と、正直に告白するべきだ。日本人の共産党員は、ロシアや中国からの命令を受けて、「武装蜂起せよ、暴動を起こせ」と言われて、それで、大間違いを犯した。

ソビエト・ロシア(コミンテル)の為に、どれだけの日本人共産主義者が、その後、犯罪者扱いされて、悲惨な人生になったか。ほとんどの日本の左翼は、「戦争反対、天皇制反対」を言ってビラを撒いた程度だ。それで、政治警察(特高、内務省刑保局)に捕まって、簡単に転向しない者たちは、拷問にあって、戦前、殺された者が、作家の小林多喜二(こばやしたきじ)を筆頭にして、数百人いた。

それが、日本共産党の歴史だ。1955年から (6全協、第6回全国協議会)からは、暴力路線を全て棄てて、貧しい層の日本国民を味方に取り込むことに専念している。

だから、今の日本共産党は、何も悪いことはしていないのだから、自分たちの過去を正直に語って、日本の 民衆、大衆と、大きく和解して、労働者階級(レイヴァラー・クラス)を率いる政党になるべきだ。あるいは、他の野党の、大同団結で、大きな政党になるべきだ。いつまでも意地なんか張っていてはいけない。そうしないと、安倍晋三たちの、「燃えるような反共(はんきょう)の精神で、実際に、いつも、信念が燃え上がっている」 反共だけ、 を根本教理とする、奇っ怪な集団が、布教して、経営者や資産家たちを、折伏(しゃくぶく)し続けてる、本当は、空無であるのだが、この悪魔集団に、勝てない。

この50年間で、共産党に替わって、上手に、公明党が、日本の最下層の 選挙の票(支持)を握ってきた。ところが、どうも、創価学会、公明党の信者、支持層の生活水準が、この20年間の、政府与党(自民党べったり)振り で、たっぷり貰(もら)える、土建屋利権と、福祉利権 (公明党の市会議員と、市役所の中の学会職員たちの、ネットワークが機能して、福祉住宅や福祉施設に全員を入れる、とかも、そうだ ) の分配が効いて、生活水準が、かなり上に上がってしまった、ようだ。

そうしたら、さらに、その下に、一千万人の、新しい、真の貧困層が、日本に出現した。これは、この20年間の、金融、経済の大不況のために、起きたことだ。

これは、日本の政治の失敗が、もたらしたものだ。アメリカべったり、で、アメリカに屈従して、属国奴隷(ぞっこくどれい)をやらされ続けて、すっかり、その習性が身について、アメリカの言いなりになって、どれだけでも、アメリカに資金を奪い取られて、貢がされている。それで、国民がこんなに貧乏になってしまった。 世界(外国)から、見たら、日本の、この惨(みじ)めな、惨状は、丸見えだ。

政権に、見苦しく、しがみつく、自民党のゴロツキ政治家たちが、悪いのだ。
 私たちの日本国は、本当に、暴力団と、気色の悪い、凶悪な政治宗教団体によって、支配されている国だ。

棄てられた、日本人の一番、下のド貧乏人層の、怒り、怨嗟、憎しみが、これからの日本国を動かす。ここには、まともな就職も出来ない若者たちが、含まれる。この最下層の日本人、一千万人が、これから、暴れ出す。彼らには、何も、持っているものがない。棄てるものがない。

この受け皿となる、まったく新しい、政治家たちが、出てきたのだ。まだまだ、これから出てくる。私は、彼らの動きを、日本国民のために、凝視して、鋭く、警告を発する。私の眼力から、逃れられると思わない方がいい。

私、副島隆彦こそは、いざとなったら、NHKの本部の前どころか、自民党本部や、財務省や国税庁、金融庁 のまん前で、「日本のゴロツキ政治体制 を、ぶっ壊す!」をやれる、これまでの、人生で実際にやって来た、その実績のある、先駆者なのだ。ということを、みんな、忘れないで欲しい。 私だって、いざという時は、動くさ。学問道場の 弟子たちを、引き連れて、やりますから、その時は、会員たちも、集まって下さい。

副島隆彦 記