[2414]大阪G20で、本当は、何が話し合われたか。明日は、私たちの定例会です。
副島隆彦です。 今日は、2019年6月29日(土)です。
大阪G20 に 集まった首脳たちは、表に出ない裏側で、一体、深夜まで、何を真剣に話し合っていたたのか。今日29日 昼は、米中の貿易交渉が、激しく行われている、とニューズ報道があった。何らかの妥協が、米中のトップ( トランプと習近平 )で図られるだろう。
私は、G20の シェルパ(事務局、事務方=かた= )から、驚くべき情報を 昨夜遅く、いただいた。
何と、プーチンと、習近平と、トランプが、3人で会って、話し合うという根回しが激しく3大国の事務方で徹夜で、行われていた、というのである。もし、これが、実現したら、まさしく、世界の歴史上の「3帝協商(さんていきょうしょう)」になる。 あるいは、私が、唱えてきた 「第2次ヤルタ会談」だ。
真に驚くべきことだ。 もし、この3帝会談、あるいは、3帝協商(トライアンタント、Triple-Entente )が、実現したら、 これからの世界は、米、中、露 の 3大国による 協議と協調によって、動いてゆくことになる。
副島隆彦です。
この 3大国の 指導者の会談の 目的は、私の予想では、 INF(アイ・エヌ・エフ、中距離 弾道ミサイルの 制限 交渉。 500から1000キロ飛ぶ。核兵器を積むことができる )であろう。
今回は、3人の指導者の 会談は出来なかったようだが、きっと、近いうちに、行われるだろう。
私の 洞察では、6月7日の サンクトぺテルブルクでの、プーチンと習近平の会談の場に、ヘンリー・キッシンジャーから、電話があった。その場で、世界戦略家(ワールド・ストラテジスト )である キッシンジャー博士 が、次のように言っただろう。
「 3人で会談してくれ。そうすれば、世界は、安全で、安定する。 私ももう、長くないから(95歳)、今のうちに、 3人が、仲よく話し合ってくれることが、私の願いだ。 トランプには、私から、よく言っておくから」 というものだったろう。
これが、私たちが生きている今の世界だ。 私たちは、この世界の動きを、間違うことなく大きいところで、しっかりと把握していなければいけない。
3人の 独裁者(ディクテイター)が、会って話し合うことが、何の良いことなのか、という批判もあるだろう
明日の 定例会(私たちの講演会)に、来てください。まだ少しだけ席が空いているそうです。 当日券がありますので、そのままで、いらしてください。 この 3帝協商、あるいは、第2次ヤルタ会談が、実現するだろう、 の 話もします。
副島隆彦拝
・6/30(日)「学問道場」定例会
『「絶望の金融市場」及び「国家分裂するアメリカ政治」発刊記念講演会』
講師:副島隆彦、
古村治彦、中田安彦
開催日時:2019年6月30日(日)
12:15~
会場:JR「田町」駅 建築会館ホール
・上記定例会のご案内は、コチラ↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html