[239]震災の重大さを示す写真をご紹介します

古村治彦 投稿日:2011/03/15 21:12

古村治彦です。

2011年3月11日、東北と関東地方を大地震と津波が襲いました。現在、福島第一原子力発電所では第1号機、第2号機、第3号機、第4号機が震災により大きな被害を受け、核物質が空気中に出てきています。

私は地震の時、東京にいて大きな揺れを感じ、慌てて外に出る玄関のドアを開けていました。日頃の備えを全くしていなかったことを反省しています。

さて、この度の大地震では海外メディアも大きな関心を寄せています。私はロイター通信の写真特集ページを見て驚きました。今回の大地震では地震や津波だけではなく、原子力発電所の破損も大きな関心事です。私は日本のメディアが報道しない写真を見て、今回の震災の恐ろしさを感じております。

私が震災の恐ろしさを表現していると思う写真をいくつかご紹介したいと思います。

お母さんが娘さんと何とか話そうとしている。娘さんは福島の原子力発電所の近くから避難したあと、核物質が検出され隔離された。娘さんがいるのは、高濃度の核物質の検査、洗浄、隔離のために用意された施設。東北地方の二本松市にある。2011年3月14日 REUTERS/Yuriko Nakao
http://jp.reuters.com/news/pictures/rpSlideshows?articleId=JPRTR2JTNF#a=6

福島の原子力発電所の近くから避難してきた男性が核物質を帯びているかの検査をされている。場所は二本松市にある、核物質の検査、洗浄、隔離のために用意された施設。大地震と津波によって死者は1万人以上になると推定されている。2011年3月14日撮影。REUTERS/Yuriko Nakao
http://jp.reuters.com/news/pictures/rpSlideshows?articleId=JPRTR2JTNF#a=8

毛布を持つ避難している人々。一時避難所に入るのに行列をつくっている。彼らは大地震でダメージを受けた
福島の原子力発電所から放射能漏れが起きたために避難をしている。2011年3月12日撮影。REUTERS/Jo Yong-Hak
http://jp.reuters.com/news/pictures/rpSlideshows?articleId=JPRTR2JTNF#a=12

古村治彦拝