[2388]『あなたが「金持ちサラリーマン」になる方法』はサラリーマンへのエール

会員番号8367 投稿日:2019/02/20 00:35

初めて投稿させていただきます。会員No.8367です。

私は40代前半(男)で営業職のサラリーマンです。社員十数人の小さな会社で働いています。嫁と小学生の娘と3人で都内の賃貸マンションに住んでいます。夫婦共働きで世帯年収は800万円です。

私は1年ちょっと前に学問道場の会員になりました。それ以前から副島先生の本は読んでいて講演会の参加させていただいたこともあります。副島先生の言論に触れるようになってから、少しは世の中の仕組みがわかってきた気がするのですが、わかったところでどうにもならないのが現実でした。

アメリカの属国である日本は宗主国のアメリカに搾取され、属国の日本国内でも支配者層がいるという状況。自分の身近なところでは、会社で社長の意にに反する行動はできず、その会社も大口の顧客の意向に振り回されます。家庭に帰れば嫁からは「もっと育児参加してほしい」とか「私だってフルタイムで働いているのに、家事の負担はあきらかにアナタが少ない」と愚痴をこぼされます。収入は嫁より私のほうが多いのですが、いつのまにか嫁には逆らえなくなってしまいました。子どもはカワイイのですが、私の言うことはあまり聞かず、嫁の言うことは聞きます。

私は気づいたのです。副島先生の属国論で説明できる力関係の構造が、何重もの入れ子構造になって私自身をがんじがらめにしていると。自分のようなサラリーマンは、その入れ子構造の底辺に存在しているのだと。

そういったことに気づいたところでどうすることもできません。私の仕事は営業職なのだから売上を出すことが自分の存在意義であり、とにかく売上を出して会社に自分の居場所を作るしかないと思って働いてきました。

このような状況の私に対して、副島先生は『あなたが「金持ちサラリーマン」になる方法』で、私にエール送ってくださっているのだと思いながら一気に読みました。

今は仕事が終らずに残業することもありますが「6時に帰れる人」になれるよう、今の自分が何を変えていけばいいのか考えています(この答えのひとつは、下の者に仕事を任せることかなと思っています)。

私の会社の利益の源泉「米びつ」は明らかなのですが、責任も重く大変な仕事です。
もうすぐ定年を迎える米びつ担当の後任となりそうな人がいないので、私は以前から社長に米びつを担当すると申し出ていました。

この私の申し出を社長がほぼ受け入れてくれていたのですが、つい最近になって、大口顧客の方針変更によって米びつの仕事が半減してしまうことが明らかになりました。こうなるともはや米びつではなく、今やっている業務で自分の売上を伸ばす努力をしたほうが良さそうです。

また、どう考えてもこの先は会社の人員を減らさないとやっていけないと思われます。私は真っ先に切られる人員ではないと思うのですが、リストラの規模によっては危ないです。なのでまずは自分が生き残ることを考えます。

こんな感じですが『あなたが「金持ちサラリーマン」になる方法』を読んで、自分が会社でやってきたこと、自分の考えはそう悪くはなかったと思えて、副島先生にエールを送られて勇気づけられた思いです。

この先どうなるかわかりませんが、『あなたが「金持ちサラリーマン」になる方法』を2度でも3度でも読み直して、サラリーマンの生き残り戦術の指南書にします。

※悲観的な書き方になりましたが、家庭はまあまあ円満で、仕事も楽しみながらやっています。