[2366]お便り

会員番号5533 投稿日:2018/11/02 23:14

今まで2回くらいしか投稿したことがないですが、思い立って書きます。
水曜日に市ヶ谷の本屋に寄ったら、副島先生の新刊2冊がちょうど目の高さの棚に沢山重ねて置いてありました。結構、売れているのではないかと感じました。読まれている割には、私に周りには読者はいないようで、仕組みの裏側、歴史や物事の真実を感じていくようなセンスを共感する人は、いないように感じます。
小室直樹氏のことを書いた上下2巻は眺めただけで買いませんでした。それでも、「現実はやがて私に追いつくだろう」ですか、表紙に書かれた副題には打たれます。私は、実は、大学院生の頃、小室ゼミに1回だけ出たことがあります。田代さんという人が基礎数学の話をしたように記憶しています。今、その方は経済評論のようなことをしているでしょうか、Youtubeで同じ名前の方を見て面影がありました。場所は、本郷のアパートでした。私は、社会学的な内容の方がよかったので、結局1回きりでいかなくなりました。
カッパブックス他、小室氏の本は、結構繰り返し読みました。この前、実家の本を見たら、なんと、森嶋通夫の「マルクスの経済学」を見つけました。古本屋で買ったものです。数ページだけで、読んだとは言えないものですが、小室直樹氏が書かれていたので、その影響で買ったものです。
ついでに、あの80年代前半は、栗本慎一郎にもはまりました。私は、明治大学まで行って彼の授業を何回か聞きに行きました。
副島先生の本に出会ったのは、2009年頃でしたか、佐藤優氏との共著で「暴走する国家…」とかいう対談集を読んだ時が最初です。ロシアにとても興味があるので、佐藤優、鈴木宗男の著作は、雑誌に至るまでフォローしていました。そうした中で、ふと、リーマンショックを予測し、オバマ大統領の当選を言い当てた人ってなんだろう?と、自分の気持ちに引っかかりました。それから引き込まれて、今に至ります。それでは、12月の定例会を楽しみにしております。