[2286]さあ、状況がどんどん変化している。日本が遅れないように、私が、世界で最先端の知識、情報を指し示します。

副島隆彦 投稿日:2018/03/13 13:10

副島隆彦です。今日は、2018年3月13日(火)です。

 私は、自分のビジネス(商売)でもある 「金融セミナー」を一昨日、終わってほっとしています。
イイノホール500人の席が満員御礼になった。参加者に感謝します。

 この日、12時(正午)から始めて、1時間半(90分)の講演を3つやり(トイレ休憩=きゅうけい=は15分ずつしかない)午後5時で終わればいいのに、会衆者(crowd クラウド。出席者、聴衆 )からの質問には全部答えてあげようと、思って、なんと6時10分まで質問を受けながら話した。 

 流石(さすが)に、「もういいよ、十分だ」、「あとの用事がある」、「帰りの飛行機に間に合わなくなる」ということで、最後の方は順番に退席する人がどんどん出た。

 私は、ちょっとやり過ぎたかな、と反省しています。私の話を真剣に聞きたいと、わざわざ遠いところから来ている人たちに、精一杯、自分の能力の限りお話しなければ、と、サービス精神いっぱいでやりました。

でも、「副島、もう、いい。十分だ。ずっと5時間も話を聴いていて疲れた 」で、おなかが一杯、と同じで、頭(自分の集中した思考力)が一杯になっていたのだろう。人間の脳(思考)はあまりに過重な情報量を一気に入れるとやっぱりパンクするようだ。

 脳が自分の判断でシャットダウン(停止)して眠ってしまう。「もう、これ以上のお前の勝手な考えの押しつけや、学校教育での詰め込み授業は止めてくれ」で、脳の防衛機能が働いて、生徒、学生たちは、居眠りを始める。この自己防御反応 は正しい。

 それでも、本も読むけど、直(じか)に話を聞きに来ることも大事だと、私は思います。 6月17日(日)に、私たちの学問道場の 定例会( 自力での講演会 )を東京でやります。 詳細は追ってお知らせします。私の略称「北爆本」の運命の帰趨が決する頃です。こっちは、私たちの会員が、知識、思想、学問を論じるところです。

 次に。 ここの重たい掲示板の 一つ前の、 下 ↓ の
「 [2285] 今こそ姥捨山の復活を13  投稿者:8067浅川京華 」 の書き手、投稿者の 浅川さんに、私、副島隆彦から言っておきます。

 もう、貴女の文章は、私たちの学問道場の総合掲示板である、「重たい掲示板」には相応(ふさわ)しくないので、以後の投稿をやめなさい。 会員をやめなさい、とまでは言いませんが、どこか他のSNSの チャットか、で、ご自分のお仲間を作って、そっちでやりなさい。 以後このことで、私、副島隆彦に、「副島隆彦はおかしい」とか、書いてきても相手にしません。

 貴女(あなた)の話は、これまでに十分に聞きました。学問道場は、副島隆彦の本を読むことを中心にして、まじめで真剣な、知識、思想、学問をする場所です。

 これまでに、まわりの人々とケンカばっかりしてきたであろう、レズビアン婆さんが、自分勝手な考えを、垂れ流す場所ではありません。どこか余所(よそ)に行ってやりなさい。 あなた程度の知能と文章力では、人々を納得、説得することはできまぜん。女のババアの一番、よくないところがどんどん出てきて、見苦しいから、もう、やめなさい。
 
 頭のいい、ここに来る会員の男たちは、あなたの 我が儘(まま)極まりない、投稿文にうんざりしていました。あなたは、私、副島隆彦の本を、もっと真剣に読むか、どこかに行きなさい。

 あなたは、自分が就労している、老人の施設での、老人介護の介護士の仕事を通して、私たちに多くのことを教えてくれた。それで十分です。

 障害者とか、病人でもある高齢者の施設の介護とは、 人間の排泄物の処理をする仕事だ。ウンコとオシッコの 手際のいい処理の仕事だ。これが現代という、高度福祉社会で行き着いた、人類(人間)という、救いがたい生き物が至り着いた、悲劇であり、苦しみになっている。

 自分の親の在宅介護とかで、10年、20年、寝たきり老人の世話の地獄の 介護をやっている人が、日本だけでも500万人ぐらいいる。私たちのすぐ周りにいる。私たち自身が、そうなっている。あるいは介護される順番に来ている。

 この介護の 人間の糞尿処理の仕事が、おそらくこの世の、最下層の仕事だ。それを立派に熟(こな)しているから、この人たちは、尊い職業だとか、崇高な、神さまに近い、人たちだ、と、口で言っても、現実の、人類の生活の実際は、コトバなんかでは、どうにもならないだ。 

 私は、ずいぶん前にも書いたし、映画評論本の中でも書いたが、フランス詩人のアルチュール・ランボー( 1871年の パリ・コンミューンの時、14歳ぐらいで、浮浪者のようにして、熱病に浮かれてパリに寄せ集まった、若者のひとりだった。ランボーは本当の天才詩人だ。

 20歳前でもう詩人をやめて、アラビア半島の先っちょのアデンの港町で、たばこや、武器を扱う商人になって、そして病原菌で死んだ )が、「酔いどれ船」、あるいは、「酩酊船(めいていせん)」という詩集を書いた。

 パリのセーヌ川の中心の中之島(シテ)あたりに横付けされていた病院船の、精神病患者=精神障害者 たちを隔離した船だった。パリの人たちは、誰でも知っていたのだ。

 この船の精神病院で、カトリックの神父たちが、「この人たちは、神さまに一番、愛されている人たちです」と言って、介護の仕事をしていた。ところが、もう、この仕事の大変さが限界に来たのだろう。ある日、このひどくおんぼろの船は忽然と消えた。

 おそらく セーヌ川を流れていって海まで出て、そこで、船ごと焼却処分にされて沈められただろう。これが、近代社会を作った、当時、世界で一番、繁栄していたフランス人がやっていたことだ。

 カトリックのキリスト教会こそは、人類の偽善の頂点であり、諸悪の根源である。
ミケルアンジェロ、ニーチェ、モーツアルト という人類最高の知性3人が、一体、何と死に物狂いで闘ったか。私、副島隆彦の本を、もっと真剣に読みなさい。

 今、2018年のヨーロッパ政治で、「もう、お願いだから、移民は入ってこないでくれ。北アフリカ黒人もアラブ人、イスラム教徒、カリブ海諸国のクリオール黒人も、もう、面倒見切れない。私たちは、もうキレイごと を言っている余裕が無くなった」と。

 あのお高く留(と)まってきたヨーロッパ白人たちが、悲鳴を上げている。それで、この近代500年(1500年代からの)のヒューマニズム=人権尊重主義 の体系が壊れつつある。それが、反移民を掲げる、極右の政党のヨーロッパすべての国での台頭だ。私は、自分に正直に、自分の決断をする人たちが好きだ。

 私、副島隆彦もそうだが、ポピュリスト( 人民主義者。反権力、反官僚)の台頭だ。 そして、アメリカ開拓農民魂から生まれたリバータリアニズムだ。誰も守ってくれない環境では、彼らは、自分自身を、猟銃で守った。

だから。NRA (ナショナル・ライフル・アソシエイション。全米ライフル協会)が正しい。トランプは、何に遠慮すること無く、NRAを強く支持している。NRAは、ミリシア(武装民兵運動)とも近いリバータリアン右派だ。リバータリアンには左派もいる。

 浅川さん。あなたのような女性はたくさんいる。どうせ女性の敵は女性だろうから、男である私は、あんまりもう、お相手しません。あなたが、目指している、上品で奥ゆかしい老女として生きてゆきなさい。 

 きっと、あなたは自分のまわりの多くの人とケンカばっかりして生きてきたはずです。それを、学問道場にまでやってきて、これ以上、不愉快な文章を持ち込まないで下さい。あななの人生の悲劇は、あなた一個のものであって、それが深い怨念の外化(がいか)になったものを、エッセーにして、まき散らされるとまわりは迷惑です。

 この学問道場は、深い知恵と、人生実感を備えた、真に頭のいい人たちが、副島隆彦の本を読むことを中心に集まって、そして、、知識、思想、学問をするところです。 

 貴女の頭では、、私が、それとなく前回、教えてあげた、「人間生来変わらない説=nativism  ネイティヴィズム 8割 (ナチュラル・ラー派=自然法の 保守の思想 )、 と、 それと対決する 人間は、教育で改善できる説 behaviorism ビヘイヴィアリズム 2割。こっちは、ジョン・ロック主義で、ナチュラル・ライツの思想 」 の大きな思想対立など理解できないでしょう。

私の本を、ろくに読んでいないのです。自分の鬱屈した精神のはけ口として、ここの掲示板に、張り付いています。そろそろやめなさい。

「姨(おば)捨て山」 の 民衆慣行を、現代に復活させたいなら、柳田国男(やなぎだぐにお)をしっかり読みなさい。柳田は、明治の碩学のひとりで、ドイツ農業学 と、民族学(これを 弟子の オカマさんの折口信夫=おりぐちしのぶ=が、民俗学=みんぞくがく=に変えた ) の本には、多くの
姨捨(おばすて)、爺捨(じじすて)の事例が書かれて言います。

 それらを、丁寧に、皆に紹介することとかやりなさい。 岩手県の遠野(とおの)市が、現場である、柳田の「遠野物語」では、町からほんの数キロ先の、川の向こうが、姨捨の地で、そこに、担がれて行った老人たちは、そこで死んだ。 

 なかなか死ねなくて、小屋を作って、農業をして何年か生きた老人たちもいた、その小屋の再現とかが、今は、されいている。いったん捨てられたら、村には、絶対に戻ることは出来なかった。彼らは死ぬまで、村の方をずっと見つめていただろう。 

甲斐、山梨の笛吹川 のほとりの、深沢七郎(ふかざわしちろう)が書いた、「楢山節考(ならやまぶしこう)」なら、何度も、映画になったから、日本国民は、知っている。 19歳で大学生だった(1973年)私は、深沢が生きているうちに、なんとか彼が住んだ「ラブミー(自分を愛する)牧場」を訪ねたかった。が無理だった。私の貧しい学生生活には、その余裕が無かった。
 
 欧米白人世界で、当然のように通用している、だが、日本では、高学歴のインテリを気取る連中でも、日本語の壁に守られた、アジア土人だから、いくら、私が、この30年間、努力して、説明してきた、大きな、思想の枠組みを、いくら教えても、分からない。生来、バカなのかな、こいつら、と時々、思います。あるいは、アメリカの戦後支配のソシアル・エンジニアリング(文明化 外科 手術)の、日本人洗脳 というのは、もの凄いものだな、と 思います。

 ここで、ネット上に有った 一文を載せます。単純な頭をした、愛国右翼の人が書いた文です。なかなかいい報告文です。

(転載貼り付け始め)

●「ビル・ゲイツが認めた日本人」

2011年9月21日 「 大和心を語るねずさん のひとりごと 」

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1336.html

 ある女性のお話をします。その女性は、昭和14(1939)年のお生まれで、今年72歳になります。彼女は、中卒で掃除のおばちゃんをしています。けれど彼女は、あのビル・ゲイツ(Microsoft社社長)と対等に話せ、招待される友人でもあります。

彼女は、幼いころご両親を亡くされました。中学を卒業した彼女は、だからすぐに働きにでなければならなかった。関西で育った彼女は、地元の大手百貨店に就職のための面接を受けに行きます。けれど面接官の人は、彼女が孤児であることから、最初から冷たい。

自分を受け入れてもらえることはない、と確信した彼女は、「私のような者に働き口を提供するのも、あなたがたの仕事なのではありませんか?これで失礼します」と、席を立った。

自分ではどうすることもできないことで、自分が評価され、見下される。14歳の彼女は、辛くて、悲しくて、涙が止まらなかった。いまから60年も昔の出来事です。

彼女は、結婚し、一児をもうけ、家計のためにと働きに出ます。仕事は、掃除のおばちゃんでした。出勤は早朝、時間は不定期で、土日も出社。帰宅が極端に遅くなる日もある。
けれど彼女は一生懸命仕事をして、いつしかマイクロソフト日本支社のビルの清掃責任者となりました。30名余の部下を使い、みずからも清掃を行う。

ある日のことです。男子トイレの掃除を終え、清掃道具を持ってそこから出ようとしたとき、背の高い外人と入り口でぶつかりそうになりました。その外人さんは、’ I’m sorry. ‘と言った。おばちゃんは、おもわず「ヒゲ、ソーリー」と答えた。

日本語のわかるその外人さんは、笑いながら、自分のあごの周りを撫でるふりをしながら「ひげ剃り?」と笑った。おばちゃんも笑った。その外人さんが、ビル・ゲイツでした。

大の日本好きであるビル・ゲイツは、マイクロソフト社の中で、いつも日本の作務衣(さむえ)を着ているそうです。他の社員さんたちは、重役も平社員も、みんな背広にネクタイです。ビルの中で、ビル・ゲイツひとりが作務衣を着ている。

そしてどこに行くにも、常にビル・ゲイツには、二名のボディガードがついています。
トイレに行くときは、ボディガードは、トイレの入り口前に立つ。だからそのとき、ビル・ゲイツは、ひとりでトイレのドアを開けて入って来た。

ほんの、ひとこと二言の会話でした。トイレで鉢合わせし、ヒゲソーリーと冗談を言ったなどというのは、誰でもすぐに忘れてしまうような、ほんの些細なできごと。ところが、それから間もなくしてあったクリスマスイブの社内パーティで、おばちゃんは突然、パーティーに参加するようにと内線電話で呼ばれます。

仕事中だし、他の掃除のおばちゃんたちもいるしと断ると、しばらくしてまた内線がかかってきました。「おばちゃんたち全員、参加してください、ビル・ゲイツ社長からの直々の依頼です」というのです。

やむなくおばちゃんは、当日出社していたおばちゃんたち全員を呼び、みんなでパーティ会場に行きました。おしゃれなんてしていません。普段の作業衣のままです。

こわごわと会場に入って行くと、そこにはたくさんの社員さんがいる。ビル・ゲイツもいる。
普通の社員さんだって、ゲイツと直接会話なんて、なかなかできません。そのビル・ゲイツが、おばちゃんを見つけると、とっても嬉しそうな顔をして、よく来てくださいました、とおばちゃんを抱きかかえんばかりに歓迎した。そしてみんなにも、このおばちゃんは、すごい日本人で、自分が大好きな人ですと紹介してくれた。

一緒にいた他の掃除のおばちゃんたちにも、ビル・ゲイツが単なるおべんちゃらではなく、本気でこのおばちゃんを尊敬し、親しみを込めていることがわかったそうです。
それほどまでにビル・ゲイツはおばちゃんを歓迎した。

この話を聞いて、ボクは大変に感動しました。掃除のおばちゃんたちというのは、会社の中ではいわば日陰の人です。トイレで出会っても、廊下ですれ違っても、その存在自体が意識すらされない。

けれど日本びいきのビル・ゲイツは、どんなに汚い仕事でも、どんなに辛くても、何十年でもそれを誠実に行い、しかも「ヒゲソーリー」というくらい、ユーモアとウイットを忘れず、堂々と自らの仕事に精を出す。そんな本来の日本人の典型を、彼女の中に見いだしたのであろうと思うのです。

作務衣を着て、日本が大好きなビル・ゲイツには、彼女が誠実に毎日の清掃をしていること、自分の仕事に誇りを持って生きていること、そして彼女が胸を張って堂々と生きていることを、瞬間に見抜いた。

だからこそ彼の心の中に、彼女への尊敬の念がわき起こり、トイレであった小さなその事件を忘れず、パーティに全員を招待した。そういうことであろうと思うのです。

世界を知る大人物のビル・ゲイツが、日本でただひとりの信頼できる友人とまで称したこのおばちゃんは、今年で72歳になられます。同じ歳の旦那さんは、ある会社の経理をしていて、定年後もその手腕を買われて会社に残り、たいへんな高級をとっておいでの方です。
つまり、彼女は、別に働かなくたって、十分飯を食って生けれるだけの収入がある。

けれど彼女は言います。「働かないと体がなまるし、働くことで毎日人様のお役に立てれることがとっても嬉しいのです」

明治のはじめ、日本にやって来た外国人たちは、日本人がとってもきれい好きで、庶民たちもとってもよく笑い、とっても明るく、自分の仕事に誇りを持って日々を送っている姿に、たいへんな感動をしています。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 上記の文の、トイレ掃除一筋、60年の、72歳の女性は、本当に偉い人だと思う。こういう人たちが、本当に、世の中を、下の方から、支えている。

そして、私たちは、日頃、それを見ないようにして、関わらないようにして、生きている。トイレ掃除のおばさんと、公共トイレで目を合わす人は、あまりいないだろう。

 ビル・ゲイツと 奥さんのメリンダ は、こういう人なのだ。この二人は、ウオーレン・バフェットからの350億ドル(4兆円弱)も受け取って、「メリンダ・ビル・バフェット財団」を作って、アメリカの国税庁の 死んだら相続税狙い の攻撃と闘っている。税理士(タックス・ロイヤー)だけでも、300人ぐらいを雇っているだろう。

 ビル・ゲイツは、一昨年、インドの あまりもの貧しい、というか、穢(きたな)い限りのトイレ事情を知っているので、5億ドル(550億円)を財団から寄付して、「インドの公共トイレや、個人のトイレの普及、改善にに使ってください」とインド政府に渡した。きっとその改善ぶりの監視もしているだろう。

 ビルゲイツは、1995年から、「ウインドウズ95」というのを作って、インターネットに、べたーと食らいついて張り付いて、「そこへの入り口、出口」を作って、それで個人向けのインターネットによって、世界一の富豪になった。アメリカの司法省に独禁法違反で、八つ裂きにされかかった(かつての AT&Tのように)が、ロックフェラーに屈服する形で、アメリカの世界支配のための、「ネットは、世界情報ハイウエイ」だ」ということで、許して貰った。日本の5大電気会社の、大衆向け通信機部門は、ビル・ゲイツ=マイクロソフトの奴隷のようになった。

 つい最近、アマゾンのジェフ・ベソスが世界3位に、ビルゲイツは、第4位に落ちた。 アマゾンを、世界の独禁法違反で、取り締まるべきだ。シカゴ大学の若い女性研究者が、この理論を提出している。

 私が、14年前に、インドに、仏教の遺跡とかを調べに行ったときに、現地でたくさん目撃したが、インドでは、まだ田舎では、ペットボトルを手に、朝になると、貧しい農民の女たちが、道路脇の畑との間で、しゃがんで野外排便をやっていた。 

 ぞっとするような光景を、私は、ガンガー(ガンジス河のこと)のほとりでも見た。さらに先住民の、ほとんど、原始人としかいいようのない特殊な最、最下層の 部族の 何といいっていやら、コトバを失う光景も見た。

 だが、よく思い出してみれば、私(64歳)の少年時代の九州でも、くみ取り式便所が当たり前だった。肥だめ、と糞壺(くそつぼ)とかがあった。それを、この間、トランプが、あの正直ぶりで(私は、、この男の突き抜けた、正直ぶりが大好きだ ) 「 shithole シットホウル、クソつぼ しかないような、貧しい国から、アメリカに、どんどん人間が、押し寄せてくる。何とか食い止めなければ」と言った。 このシットホウル が、クソつぼ の、 ポットン便所の、肥だめ用の、便所だ。つい10年ぐらい前まで、東京の都心の目黒区でも、まだくみ取り式の臭い便所があった、と私は知人から、聞いた。

 ウンコとシッコ(小便)と、便所の話をもっと、もっとみんなで、公然と話すように、社会が、もっと明るくなるべきだ。だが、穢(きたな)い話は、みな、したがらない。

  思い出した。15年ぐらい前のことだ。JR東日本だろうが、ここで、「どのようの鉄道と駅の中を、利用者や外国からの旅行者が、もっと快適に利用できるようにするか 」の審議会のような諮問(しもん)委員会があった。その場で、ひとりの女優が、委員に任命されて出席して言い放ったそうだ。

「 あなたたち。 何を言い合っているのよ。 そんな、議論なんか、どうでもいいから、とにかく駅のトイレをキレイにしなさい。何ですか、あのきたない、不潔な、よごれたトイレは」 と、 この女優は言った。私は、本当に心底、この女優に感心した。誰か、この女優の名前が分かっている人は、教えて下さい。

 このあと日本の駅のトイレは、どんどんキレイになって、さらには、臭(にお)いがしない、臭(くさ)さが上に上ってこない、高級な便器で、どんどんキレイになっていった。国民も喜んだ。

 そして、去年、中国で、習近平が号令を掛けて、全国の公共トイレをキレイにしなさいの、運動が実施された。あの、20年前に、中国に行ったら、ぞっとするを通り越して、きたない限りの公共トイレが、今は、大都市部では、ずいぶんとキレイになったそうだ。 いいことだ。核ミサイルがどうの、権力者どうしの話し合いがどうの、よりも、本当の本当は、こういう、みんなにとっての公共の課題が、一番、大事なのだ。 そのことを、声を大きくして、議論すべきなのだ。

 上記の文で、マイクロソフト社の大富豪のビル・ゲイツが、日本にいるときは、作務衣(さむえ。私、副島隆彦もいつもはこれだ。夏は、甚兵衛だ )で、日本支社のトイレで、知り合った、ビル全部(きっと高層ビルの高級トイレだろう)の トイレ掃除の 責任者の おばさんを 高く評価して、社内パーティの場に呼んで、「あなたが一番、すばらしい日本人です」と抱きかかえて、褒めた、という。

 日本人は、民衆ほど、こういう 水戸の黄門さまが施(ほどこ)す、権力者たちによる、民衆への善行や、いたわり に感激する。 それはそれで、いい。だが、この世の現実は、変わらない。

いいですか。浅川さん。私たちの学問道場は、世界で通用している、高度の知識、思想、学問を、学歴のない高卒のひとたでも、分かるように、どこまででも、私、副島隆彦が分かり易(やす)く教える場所です。 

 文学少女がそのまま大人になって、自分の実感だけで、まわりの人たちに、何か言ったぐらいでは、それで何かの影響を与えることが出来る、などと思わないように。 あなたの判断力、思考力 のレベル は低いのです。このことをもっと、深く自覚して、私の本を、しっかり、30冊ぐらい読みなさい。

 そして、「ここに、このように書いているのは、どういう意味ですか」と、聞きなさい。 私は、会員たちからの質問には、ずっと丁寧に答えてきた。私に、私信メールをくれて、さらに切実な質問をして来た人には、必ず、私の知っている限りのことを、返事メールしてきた。それらは、1万通を軽く超えるはずだ。

 日本国最高の過激言論人で、キチガイ副島と、よばれようが、この人は、枠(わく)の外の人で相手にしてはいけない、とか、アポロ副島と よばれようが、陰謀=陰毛(いんもう)論者と呼ばれようが、私には、こたえない。何ともない。

 私は、ずっと我慢に我慢で、ずっと自分の言論を、貫いて、この土人たちの国に、日本語で、なんとか世界で通用している大きな知識、や思想を伝えよう、教えようとして、30年、頑張ってきた。 

 そうしたら、最近ようやく、70歳ぐらいの私よりも、5歳ぐらい上の、いわゆる全共闘(ぜんきょうとう)世代の、1970年前後の大学闘争(学園紛争)や、第2次安保闘争を、あまり危ないことまではしなかったクラス活動家程度の人たちが、

 「副島隆彦という人は、あっち側(自民党、官僚、体制、支配メディア)に行ってしまった人だと、ずっと思っていたが、どうも、そうではないようだ。私は、彼より少し年上だけど、この人の言うこと、書くことが、どうも一番、優れているようだ 」

 ということで、70歳ぐらいのインテリ、リベラル派の人たちが、私の言論に、ようやく注目するようになった。 やれやれで、ある。

 ここから、極端に、切り詰めて、最高度の知識を、浅川さん、他の人たちにも、教えておきます。 

 Y = C +  I  (ワイ・イクオールズ・シー・プラス・アイ)

 という式(方程式、イクウエイジョン)があります。

 これが、ケインズ経済学 の神髄です。これさえ分かれば、現代経済学(ただしマクロ・モデルだけ)=近代経済学(モダーン・エコノミックス) = 理論経済学 = 計量経済学(エコノ・メトリックス)これらは全部同じことだ、が、分かります。
  
 この式は、Y(国民所得。イールド。総生産、一国の一年間売り上げ、GDPでもいい) = C(消費 consumption コンサンプション ) + I (投資 investment インヴェストメント。研究開発費 R&D )と、普通は説明されている。

 ところが、マルクス経済学(「資本論」の世界) の神髄を表す、式である

 X(商品の価値) = C(生産財) + N (労働) 

(置塩信夫、森嶋道夫 が作った式)

との共通性から、本気で考えたら、実は、この

 Y = C + I の  真実は、 作ったケインズは、ことさらに隠していたわけでは無いけど、 日本で一番、頭のいい人たちでも分かっていない。 

Y (世の中の生産活動。人間の営みのすべて)= C ( 経費。cost コスト 。設備のすべて 。労働者、従業員 ) + I (インテリジェンスの i 。有能な社員。本当に技術開発が出来る人間たち。 value バリュー を生み出せる人たち。そして、天才たちのことだ ) です。天才たちが、天才たちだげが、人類を前に推し進めてきた。

 それに対して、C(消費 )というのは、本当は、‘ 本当の真実 ’ は、能力のない、工場の設備や、会社の建物にくっついてるだけの 会社の命令通りに動いて、言われた通りの労働をする人たち。労働者、従業員 ) のことだ。

 だから、この Y=C+I の C を構成しているのは、会社の建物、工場、機械と、それとあまり変わらない労働者、従業員を足し合わせたもの、だ。

 それに対して、 I (アイ。 インヴェストメント )というのは、会社・企業にとっての、価値の増殖 真の生産活動、会社にとっての売り上げ・利益の増大に本当に貢献、寄与している人たち。有能な社員。そして悪賢い、ずば抜けた頭の経営者 たちのことだ。その国で、いろんな分野で、能力のある人たちのことだ。この人たちが、売り上げ、利益、を上げることで、他の能力の無い、大勢の人たちを食べさせている。

と私が、書くと、すぐにカチンと来る人たちがいる。「みんな、自分の力で食べているのだ」と。 いいから、黙って聴いていなさい。

 大事なのは、この I(アイ) の方がうまく働かないと、企業でも、一国の経済でも(世界全体でも)、価値の増殖がなくなるから、その会社、国家は、潰れてしまう。

 それに対して、C (シー)の方は、固定資産と固定費(毎月必ず、出て行く、家賃、公共料金など) と、 命令通りに動く労働者たち、及び、一般大衆。庶民。 people のことだ。自分たち、パンピーだ。古代ローマでは、ホイポロイ hoi polloi と言った。 

 彼らに対しては、賃金(給料)を払って、経営者、為政者=支配者 は、厳しいけれども、なんとか食べさせなければいけない。 それだから、パン(食料)とサーカス(オリンピックや万博、野球、サッカーのことだ)を与えて、いいように騙くらかす。

ここからが重要です。 ところが、1917年のロシア革命(レーニンのボリショビキ革命)は、人類の理想、社会主義=共産主義 を、この地上で、実現するのだと、言い張って、人類救済教のイデオロギーすなわち、=宗教 に、狂ってしまって、それで、どういうことをしたか。 

 モスクワの街の道路清掃人たちに、「労働英雄」にしてレーニン勲章を与えた。「この人たちが、一番、偉いのだ」と。上記のビル・ゲイツと 同じだ。 

 都市の清掃人や、ゴミ収集人などの最下層の労働者を、他の人たちがやりたがらない一番、いやな仕事をしている 人たちだから偉い、と、崇め奉(あがめたてまつる)ることで、社会主義社会の、人類の 理想の実現を、急激にやろうとした。

 そうしたら、その結末は、悲惨だった。ソビエト・ロシアは、反対派狩りの、政治弾圧と、粛清(しゅくせい。リクイデイション。処刑、殺害 )の嵐と、シベリア流刑の 収容所群島 になってしまった。それが、1991年のソビエト崩壊まで続いた。ロシア人に取っては74年間の地獄だった。

 理想が、牢獄と地獄になった のだ。中国が、遅れてこのことを真似した。そして、中国でも、同じ巨大な悲劇が起きた。人類の理想社会を目指す、壮大な実験は、こっちでも悲惨な結末を迎えた。大量の人間が、殺されるか餓死した。

 毛沢東の大躍進(だいやくしん)運動(1958年―62年。2300万人が餓死 )と、そのあとの文化大革命(1966-76年の10年 )で、合計、一億人ぐらいが、政治弾圧で、殺されたり、自殺したりして、餓死した農民たち死体が、中国全土に転がった。つい40年前までのことだ。

 今の北朝鮮も、支配層は、自分たちでは、理想の社会の建設で、「地上の楽園」なのだと、信じ込んでいる。まるで土人の王国だ。はやく、この一番遅れて、まだ、共産主義宗教に狂っている体制を打ち壊して、2000万人いる民衆を救い出さなければいけない。800万人ぐらいは、すでに餓死したようだ。

私、副島隆彦の この判断、考えが、なんとか理解できますか? 日本の土人の国の、左翼、リベラル派 の皆さんも。

 だから、Y=C+I  の C (コスト)を構成している、能力の無いただの労働者や、一般庶民 を、生きているだけで、大変、すばらしいことだ、で、「彼ら労働者も、価値を生み出す 」として、 カール・マルクスが、自分自身の本心を偽(いつわ)って、剰余価値説(じょうよかちせつ)で、「労働者が生み出した価値の、 上わ前の分を 資本家、ブルジョワジーが、盗む取っているのだ」 という理論を作った。 

 これを搾取率(さくしゅりつ。イクスプロイテイション・レイト)という。今の日本で苦労している若者たちの切実な用語で言えば、「あの会社は、けっこう、ブラック(企業)なんだよ。騙されて、近寄ったら、危ないぜ」なのだ。 

 だから、本当に大事なのは、C(シー)ではなくて、I(アイ)に入る、有能な社員と経営者、と 新しい技術で次の新製品を作って、市場に出して、儲(もう)け(プロフィット。すなわち ヴァリュー)を作り出すことのできる I だ。それを、ただ、インヴェストメント(投資)と隠して言うけれども、

 本当は、このI ( アイ)は、 新しいものを生み出すことの出来る、能力のある人たち、そのもののことなのだ。 この I に入るか、 C なのかで、実は、人間は、ふたつに別れるのだ。

だから、人間は、平等ではない、のです。

 このことを深刻に知っていた、カール・マルクスは、だが、当時の1840年代、50年代、70年だ、80年代の ヨーロッパの悲惨な、労働者階級を救おうとした。ヨーロッパの労働者(農村から、都市に溢れ出してきた元農民たち)が、30歳ぐらいで、重労働と結核で、バタバタと死んでいた。

1848年。この年に、ヨーロッパ全土で、すべての大都市で、労働者たちとインテリ層による民衆暴動、革命 が起きて、ヨーロッパ中が、荒れ狂った。

 このとき、マルクスは29歳で、『共産党宣言』というパンフレットを書いて出版した。ドイツ、フランス、イギリスの 労働者たちが、むさぼるように読んだ。ことあと、マルクスは、各国の政府からの弾圧を受けながら、ロンドンに逃げ延びて(31歳)、そのあとの残りの34年間を、「万国の労働者、団結せよ」の組織作りと、コツコツと「資本論」を書くことに打ち込んだ(1883年。64歳で死)。

 マルクスの 「資本論」(1864年刊、49歳)は、だから、その真実は、1日12時間、こき使われる かわいそうな 労働者階級(ワーキング・クラス)を解放する(だが、それは、人類は、まだまだ出来ない)ための本ではない。この本は、「資本家になりたい、資本家見習いたち が読むべき本」(佐藤優 が解説して言った)なのだ。

 ただし、マルクスは、資本( Das Kapital ダス・カピタール、capital  )というものは、人類という生き物の中に生まれた、価値のいろいろな姿、形 であり、それが、いろいろに変態(変身、変形。メタモルフォーシス という)するものなのだ、と、大きな謎を解明した。

 資本(キャピタル)は、お金 だったり、商品だったり、土地だったり、生産設備(機械)だったり、それから、資本家そのもの、や、労働者そのものだったりする。これを「労働力商品」という。

 だから「体が資本だ」、「私は、自分の体だけが資本で、自分の体を売ることでしか生きて行けない」と、売春婦、商売女が言う場合、この「体が資本」も、また、正しい使い方である。資本(論)というのは、そういう 人間世界で、いろいろな形に変わるもの、の壮大な理論のこと、なのだ。

 変態とは、チョウチョや蛾(が)の幼虫である芋虫(いもむし)が、サナギになり、そのあと、脱皮して蝶(ちょう)になることだ。 いうことを解明した本だから、今も、人類の最高級の偉大な本なのだ。
それと、「賃労働 と 資本 の非和解的な、永遠の闘い」の原理も明らかにした。今の中国には、経営者や政府と交渉したり、闘ったりする、労働組合がない。だから、しかたなく裏(うら)労働組合がある。

そうだ。 この 4月28日から、東京の神田の岩波ホールで、映画「マルクス・エンゲルス」が上映されます。真のインテリたちは、この映画を見に行くべきだ。 私は、2カ月前に、試写会で見た。
原題は、” The Young Karl Marx ” 「ザ・ヤング・カール・マスクス」だ。
 若き日のマルクスや、当時の 他の 大物の政治活動家の知識人、思想家 たちが、ずらずらと、出てきて、私は、ただひたすら、彼らの姿を 拝んだ。

今、中国の真に頭のいい、若者たちが、ドイツの、フランクフルトの西の、もうほとんd、ルクセンブルク公国に近い、 トリーア の小都市(ライン川の支流の モーゼル川沿い)の、マルクスの墓参りに、たくさん行く。 教祖さまの墓への 巡礼(ピルグリメッジ)だ。

 だから、大間違いは、 街の掃除人や、ごみ収集や、トイレ掃除、施設の介護職員たちを、「労働英雄」にして、 それで、世界をひっくり返してして、しまおうと、考えた、過激で、過剰な、理想主義(ジャン・ジャック・ルソーから始まった) が、その後の人類に、どれほどの大きな災いをもたらしたか、だ。彼らを憎んだ体制側、国王たちは、彼ら左翼を血の弾圧で、たくさん殺した。日本でもそうだ。

 能力のある人間(I)と、能力の無い人間たち(C)を、きちんと差別して、
Y=C + I の式の、 Iに だれに入れ、 後者の 会社の設備と同じものである、能力の無い人間たちを、C (費用。固定資産。消費するしか能が無い者たち、あれ? ) に、冷酷に入れることを分かること、で、私は、この 巨大な真実を、日本国民に、教えなかればいけない、と、この30年間、孤軍奮闘してきた。

(ここに、あとで、下記の本 の P103 とかを貼り付けます) 

上記のことは、私は、最近の自分の金融本にも書いた。真に頭にいい人間になりたい人は、私が、2年前に書いて出した、『 日本が中国の属国にさせられる日』(KKKベストセラーズ 刊、 2016年4月刊)を、真剣に読みなさい。 浅川さんも、この本を買って、しっかり読みなさい。

 そして、分からない箇所が出てきたら、真剣に、私に質問しなさい。地頭(じあたま)と、世間知(せけんち)は、十便にあるのだから、一所懸命に、辞書とか引きながら、うんうん言いながら、この本を読みなさい。 それが、いやだ、自分には向かないとか、訳が分からない、あるいは、そんなクソ理論なんか、私は関わらないね、というのであれば、学問道場から去りなさい。

 ご自分のウンコ取りの仕事 と、レズビアン(LGBTQ 。この Q は、Queer クイーアで、「その他、変な性行動をする人たち」だと書いたら、また、こいつらから顰蹙を買うのかな?)で、作られているその、牢獄の中からだけ外側を見ていないで、もっと知識人になりなさい。  

他の人たちも一緒です。もっと、真剣に私の本から勉強しなさい。そして自分でも考え込んで、それから、皆でここで議論すればいい。会員たちには、私は、いくらでも教えます。

 急に 森友(もりとも)問題が再燃して( 誰が、裏から仕掛けているのか。真実は、財務省の主流派の、ドン 長岡實=ながおかみのる=派だろう。1998年に、ノーパンしゃぶしゃぶで、アメリカの卑劣な攻撃を受けて、「大蔵落城(おおくららくじょう)」になった愛国派官僚たち、が、朝日新聞と組んで、ここらで、安倍に引導を渡そう、ということだろう )で、

 国会前 に、また若者たちが集まりだして、「安倍やめろ 」の激しい集会を開き始めている。私、副島隆彦も、過激派学生運動あがりだ。 君たちの気持ちは、イヤというぐらい、泣きたくなるぐらい、分かります。しかし、私は、知識人で有り、人生の苦労をたくさん積んだ、もう、いい年の爺だから、まだ、その現場には、行きません。(でも、昨日、帰りに乗った、タクシーをそっちの方に回ってもらって、君たちの姿は見ましたよ。笑)  

 私は、君たちに、高橋源一郎 やら、上野千鶴子 程度の知能ではない、もっと頑丈で、世界で通用している最先端の政治思想、民衆思想を教えようと思っています。 頑張って、闘って下さい。他の人たちは、自分が生きていく生活の苦労で、打ちひしがれて、何にも出来ないんだ。

最後に、上記の 引用文の ブログを書いている 愛国右翼の 人の文の、最後の部分、

「・・・明治のはじめ、日本にやって来た外国人たちは、日本人がとってもきれい好きで、庶民たちもとってもよく笑い、とっても明るく、自分の仕事に誇りを持って日々を送っている姿に、たいへんな感動をしています」 

だけどね。 イザベラ・バードという、イギリスの諜報部員の、元気な探検家、旅行家の 女で、蝦夷(ほっかいどう)にまで、単独旅行をした(ほとんど駕籠に乗ったようだ。ピストル、と 雇った優秀な、ひとりの日本人の若い通訳を連れて ) 記録のことだろうけどね。

 イザベラ・バードは、「日本は、ノミ、シラミ、ハエ、蚊で、南京虫だらけで、不衛生で、・・・その他、恐ろしいぐらいに、きたない家の中だ。外国人の 私に、薬をくれと、民衆がせがんでくる」と、

 当時の日本の真実も、たくさん書いている。 「過ぎし国のなんかと」みたいな、「 日本は、清潔できれいで、日本人は親切で、屈託なく笑い 」みたいな、自民族崇拝で、礼賛ばかりするのも、いい加減にしなさい。 

 日本の右翼や、反共保守たちには、リベラル派の人たちが持っている、優れた知能、学問や、知性、現状を批判する精神 が無いのだ。生来、頭が良くなくて、学校でも勉強が出来なかった者たちが、右翼や、反共(はんきょう)保守になるのだ。この人たちを、いつまでものさばらしておいたら、いけない。 

 今日は、私は、「 共産主義(コミュニズム)は、自分たちでも、イデオロギーだ、までは、認めている、けれども、本当は宗教だ。間違いなく、宗教の一種だ 」 までは 話した。 ところが、どうも、資本主義(しほんしゅぎ。カピタリスムス) もまた本当は、宗教なのだ。 だから、滅びるときには、滅びる。そのあと、人類は、どういう思想を見つけてゆくのか。このことをは、今日は、書きません。

それから、さらに、人権(じんけん)も、ヒューマニズム(人命の過剰な尊重主義)も、デモクラシーも、各種の自由主義思想も、宗教だろう。

 そして、何と、物理学と 数学も、宗教の一種、であるらしい。 私は、ようやく分かってきたぞ。こいつらの正体が。大きな真実を、暴き立ててみせる。

 あれこれの物理現象 そのもの は、宗教では無い。客観的な実在 (オブジェクテヴ・リアリティ)である。だから、現代物理学(量子力学)が、作った、原爆(=核兵器(初めのものは1941年に、密かにドイツで完成した )そのもの は、実在である。核兵器は、虚妄ではない。 

 だが、核分裂反応から作った核兵器、以外の、その後の、物理学は、どうも、宗教である。ほとんど何も進歩、発展していないらしい。それと、技術(テクノロジー)の進歩は別である。テクノロジーは、実在である。 私たちの生活の役に立っている、あらゆる技術は、宗教では無い、客観的な実在である。

 今の宇宙についての現代物理学の説明などは、宗教そのものだ。何が、ビッグバンだ。量子だ、重力だ。何にも分かっていないくせに。 彼ら 物理学者、数学者 という連中 は、現代の大僧正、大司教(アーチビショップ)どもだ。 私たち人類を幻想と虚妄で、支配する者たちだ。打ち倒さなければいけない。

 「 物理学の数学的証明 」というのは、ほとんどは、インチキであり、宗教の呪文、祈祷(きとう)、唱名(しょうみょう)、念仏 お題目と同じようなものらしい。私たち人類を、高級学問。複雑な数式、難解な数式で、騙(だま)くらかすための、「学問」らしい。 共同の幻想(吉本隆明=よしもとりゅうめい=という思想家が、日本でこの共同幻想論を、唱えた)。

原題物理学、数学までが、共同の幻想 =宗教 として、訳も分からず、私たちの脳を支配する。私たちは、奴隷にされている。

私、副島隆彦は、渾身の力を振り絞って、これらを、今から叩き壊してみせる。
  
副島隆彦拝