[2283]私は、手術して退院して元気です。さあ、頑張るぞ。 

副島隆彦 投稿日:2018/03/04 08:09

 副島隆彦です。 今日は、2018年3月4日(日)です。

  私は、昨日まで、病院に入院していました。無事退院しました。
 都内の病院で、前立腺肥大(ぜんりつせんひだい)の削り取りの手術を受けて、その後の回復を待っていました。

 削り取った箇所からの出血がなかなか止まらなくて、血尿がずっと出ました。それで10日間も入院していました。元気で退院しました。さあ仕事を再開するぞ、の意気込みです。 病室ではずっと静かに考えていました。周囲からたいした情報も入りません。その方がいい。体と頭を休めることが何よりも大事だった。 

 さあ、3月11日の金融セミナーに向かって、最新の世界の金融・経済の知識と情報を整理して、最高度のお話が出来るように準備します。下 の方に、セミナー参加の申し込み詳細を載せます。 ただし、このセミナーは、投資家、資産家向けです。 

 そうでない、ここの読書人(どくしょじん)の会員たちは、6月に、学問道場の自力での講演会を開きますから、そちらに来て下さい。そこは知識と思想と学問の話をする会です。

 この3月2日に発売された拙著『 米軍の 北朝鮮爆撃 は 6月! 』 (光文社刊)の、そのままの内容が実現するであろう、まさしく6月の講演会(定例会)で、ワイワイと皆で盛り上がって、お話しできるでしょう。


米軍の北朝鮮爆撃は6月! 米、中が金正恩体制破壊を決行する日

私が、入院している間にも、世界の金融、経済の動きは、裏側で激しく動いていたようです。私は、それらの動きへの、大きな理解にすでに到達しています。それを、満を持して、遠慮無くズケズケと、全面開花(目下、全国で咲き始めている、桜の花のように)させようと思います。 

 投資家、資産家の皆さんは、いらして下さい。 まだ、席が、少しだけ空いています。

( 加筆します。あと5席あるそうです。当日払いでいいそうですので、予約申し込みの手続きを以下のサイトから行ってください。加筆おわり )

この、日本における「お金の決済(=支払い。セツルメント)」の異常な遅れ」中国、アメリカに相当、遅れてしまった。このセミナーへの申し込みひとつ、即座にネットで決済することさえ、させてもらえない。いちいち銀行の窓口に行って振り込みをしている人が多い。 

 日本の、愚劣なバカ官僚たちが、ネット決済の技術の進歩に邪魔ばっかりするから、こういうことになったのだ。iモードの お財布ケータイや、スイカ、パスモなど、日本の先端技術にはいち早い、開発力はあるのに、「金融業にしか、お金の決済は許さない」という 官僚、お奉行さまたちの、頑迷で因襲固陋(いんしゅうころう)な、頭が、今の事態を生んでいる。コンビニ決済、スマホ決済の時代になんたることだろう。責任を糾弾すべきことだ。このことも当日、話しします。 

 一件だけ、最新の新聞記事を載せましょう。

(転載貼り付け始め)

●「日経平均、一時600円超安 米の追加関税や円高を嫌気」

2018年3月2日 日本経済新聞

 3月2日の東京株式市場で、日経平均株価が大幅に3日続落した。下げ幅は一時630円を超えた。トランプ米大統領が、鉄鋼とアルミニウムの輸入制限を発動する方針を表明し、(前日のNYで)米ダウ工業株30種平均が大幅に下落した。投資家心理の悪化が東京市場にも波及した。

 午後1時時点の日経平均は、前日比604円18銭(2.78%)安の2万1120円29銭。取引時間中としては2月14日以来、約2週間ぶりの安値を付けた。東証1部の約9割の銘柄が下落している。日経平均は前日までの2日間に665円下げており、3日間の下げ幅は約1300円に達した。

 追加関税(ついかかんぜい)の影響が懸念され、新日鉄住金や日本軽金属ホールディングスは4%超下落した。「これまでより踏み込んだトランプ氏の発言で、保護貿易主義が強まるとの懸念が広がった」(三井住友アセットマネジメントの市川雅浩氏)といい、海運などの景気敏感株も売られた。外国為替市場で1ドル=105円台まで円高が進んだことも、輸出関連株の重荷になっている。

 株式市場では「米金利が再び上昇したり、円高が一段と進んだりすれば、日経平均は2万円程度まで下落する可能性がある」(東海東京調査センターの平川昇二氏)との声もあった。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 私は、今度の金融セミナーで、 これから、先の3年、さらに3年の計6年の中期レインジでの金融予測、予言をします。 
 戦争経済(せんそうけいざい。 war economy ウォー・エコノミー)での、アメリカ政府の金融政策(マネタリー・ポリシー)の、大きな画策、景気管理、そして、どこまでは、株式市場を崩しても構わない、という悪辣(あくらつ)な動きも、全部、丸裸にしようと思っています。

それから、CTA を使った、巧妙な Flash crash  フラッシュ・クラッシュ暴落 が、また、起こされそうなこと。  ウォーレン・バフェット(バークシャー・ハサウエィ)の投資術、投資思想について、それから、最近のノーベル経済学賞を貰った、 ビヘイビアラル・サイエンス( behavioral science ×行動科学)の、オカシナ学問である、「心理学の経済学」である、ダニエル・カーネマン(2002年の受賞者)と、その子分であるリチャード・セイラー(昨年末に貰った)の「 行動(こうどう)ファイナンス理論」とは、何者なのか、をグサリと、分かり易く解説します。

それから、日本にずっといて、日銀と大蔵省の 政策の裏の部分を暴き立てて、 『円の支配者』(2001年刊)で、 量的緩和(りょうてきかんわ。イージング・マネー=副島隆彦が言うジャブジャブ・マネー) の政策思想を作った、 “ QE (キュー・イー) という言葉の生みの親 ” である、 

 リチャード(リヒャルト)・ヴェルナー(51歳)(私は、彼に2003年に 原宿のオフィスに会いに行っている ) の、驚くべきその後の生き方。それらを話します。  

 それから、はやりビットコインの仮想通貨(暗号通貨 cipher currency サイファー・カレンシー)の、これからと、未来のことも話す。  私は、この先の、短期(半年)の金融予測と、中期(6年)の予測、そして10年、20年先の 長期での世界が、こうなる、金融市場はこうなる、

 も、自信を持って話せる(すなわち予言者)自信で、全身が漲(みなぎ)ってきました。私のこの元気( 気の元。きのもと)を、当日、参加する人たちにお分けしたい。

 私の 来たる金融セミナー 3月11日(日)は、東京都心の日比谷公園の南側のイイノホール ( 飯野海運 が持っている立派なビルの大ホール)で行います。 投資家と資産家で、時間とお金のある人は、是非来て下さい。 

【副島隆彦の“予言者”金融セミナー 第15回】

(ここから ↓ 申し込んで下さい )
http://kokucheese.com/event/index/508487/

「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第15回」

*会場:イイノホール&カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町2-1-1
*日時:2018年3月11日(日)
*開場・受付/11:00~ 終了/17:00 (予定)
*受講料:15,000円(税込)/全指定席

<セミナーの主な内容>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.NY発で株式が暴落を始めた。金(きん)は上昇し始めた。この動きの背後にあるものは何か。
2.戦争の陣太鼓が聞こえる。米国による北朝鮮爆撃は、いつか? この戦争の日本への影響は?
3.トランプ政権の「戦争で経済を刺激する」(ウォー・エコノミー)を、逆手にとって、大暴落した時にドン底値で拾い、終戦の直後の、大暴騰、急騰(きゅうとう)、大値上がりで、さっと売り逃げるの日頃(ひごろ)を教えます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
以下のページからお申し込み下さい。
http://kokucheese.com/event/index/508487/

( 広告終わり )

副島隆彦です。 私が、以下に載せるのは、ここの学問道場の新規の会員になってくれた人とのやりとりメールです。この人は本当に頭がいい。それで、その内容をここに載せます。

 私、副島隆彦の本を真剣に読んで会員になって、ここに結集している皆さんに、「こういう大きな理解をしさえすれば、副島隆彦が、説明している 世界思想 のこれまでの各流派が、ハッと分かるようになるのだ」 と、分かって貰(もら)いたいからです。私、副島隆彦は、世界中で 実際に 通用している、大きな理解を、ずっと、ずっと、皆さんに教えて来たのだ。

 それを、そろそろ、一人一人の学問道場の会員が、自覚して、さっさと、この国ごときでは、ずば抜けて頭のいい人間になってください。それが、副島隆彦の願いで有り、学問道場をこの19年間やってきた、私の目的、大義(たいぎ。cause コウズ )でした。

(転載貼り付け始め)

2018年3月4日

○○○○さまへ  副島隆彦から

 この度は、私の弟子たちが運営しています学問道場の会員になってくださいまして、私からもお礼を申し上げます。私は、この10日間、前立腺の肥大症で、入院、手術していましたので、お返事が遅れて申し訳ありません。

○○ さまが以下のコメント欄でお書きの、 

「 副島さんの著作を読んで分かったことは、人類は誕生の段階から 「権威主義 vs 自由主義」、 「キリスト教会 vs グノーシス派」 、 「自然法(natural law ナチュラル・ラー) vs 人定法( positive law ポズイ(ジ)ティブ ・ラー)」、 「カトリック思想 vs ディオニュソス(=ニーチエ)思想」、「グローバリズム vs リバータリアニズム」と、 歴史を貫く ”2つの思想の対立軸” がある」 

 と 貴兄がお書きのとおりです。ここまで分かって下さると、本当に、感激です。あなたは生来、頭のいい人です。

ここまで、透徹な 思想の 二項対立、すなわち、=二元論(dualism デュアリズム)、メソドロジー(学問土台学、方法学 )における ダイコトミー( dichotomy 二分法、 にぶんほう) で、大きな理解を、貴兄が、すでに出来ている。 私のこれまでの本から、大きく学び取っている、ということに、 私は、大変驚きました。 

 この大きな理解に到達している人は、私の会員、読者、弟子たちでも、そんなにはいません。この次元での理解に到達している、ということは、○○さんは、すでに副島隆彦の同志である、ということです。

 全国に、私がこれまでに、同志認定した人が500人ぐらいいます。 ほとんどは私と同年齢、同世代で真に頭のいい読書人です。○○さんは、私より一回り下(十干十二支で)ですが、私が弟子入りを勧めるほど、の若さではありません。 
 
お書きの「・・ニーチェは生前、周囲に思想を理解してもらえず、気が狂う思いをした・・・今の官僚支配、白痴化ニッポン、国民覚醒せず立ち上がれないと、ニッポン ジンが世界からゴミ扱いされる」 にも私は強く賛同します。

「 ・・インターネットの登場により、人類の覚醒が始まった。次は暗号通貨の登 場、ゆくゆくは通貨発行権 を公権力から引き離す。やがてさらにAI技術の実用化が進み、量子コンピュータにソフトが乗ってしまえば、 暗記脳データ詰め込み人間たちである官僚達 は、お払い箱」 になり、

「 テクノロジーの進歩により、具体的に未来を見通す事が出来る。近(きん)未来は、リバータリアニズムがメインストリームに違いない」

と○○さん は、お書きです。この未来予測に、私も賛同します。ただし、私は、これほどまではテクノロジー(技術)の進歩、進化を評価していません。楽観論には立ちません。 それは、○○さんが、冒頭で、「人類の誕生から」と書いているとおり、ずっと人間という、このおかしな生き物は変わらない、という考え方を、私はするからです。

私、副島隆彦の考えは、私たち現生人類 自身を、「人類(ホモサピエス)=
「知恵のあるホモ(人)、賢いホモ 」と自分自身を、厚かましくも、ズーズーしくも呼んだ、この 愚か極まりない生き物=キチガイサル、気違い猿( 高等猿類 ape エイプの  次の anthropo  アンスロウポウ ) のことをそこまで高く楽観的に評価しない、できない からです。

 人間はどうせ、生まれたときから、それぞれの個体ごとに、死ぬまで変わらない、という ネイテビム nativistm 8割。 
 
 それに対して、人間は教育と学習、環境の力で変わりうる改善できる とする behavioral science (ビヘイヴィアラル・サイエンス)= behaviorism ビヘイビアリズム (× 行動科学、行動主義。 1940年代からのアメリカの学問統合の立場。 ジョン・ロック主義。日本語の訳語がどうも致命的によくない )の立場 2割。 

 この「8対2」 の 思想的立場だからです。 ○○さんなら、即座に私のこの考えをを理解してくれるでしょう。

 私は、このネイティビズム nativism  vs ビヘイビアリスム behaviorism の 大きな対立軸を、 学問道場が始まった 1999年(もう、19年になります)の、今日のぼやきの一番最初の方に、ガツガツ書いているはずです。 それは、やがて、『属国日本論 を超えて』(2002年刊)という本に書いてまとめました。

 ○○さん、どうぞご自分でお書きの取り、「学問道場に参加、覚醒を促す記事をアウトプットしてゆきたい」のおとり、重たい掲示板に、どんどん遠慮無く、ご自身の理解、見識を書いて表明して下さい。きっと他の会員たちが喜んでくれると思います。

今後とも学問道場を宜しくお願いします。 副島隆彦拝

「副島隆彦の学問道場」会員(新規お申し込み)

On 2018/02/21 11:43, ○○○○様 wrote:
(略)           46歳
ご職業 : 自営業
会員の種別 : 一般会員

コメント: 学問道場の記事、いつも楽しく読まさせて頂いております。副
島さんの著作を読んで分かったこと、 人類誕生の段階から
「権威主義vs自由主義」「教会派vsグノーシス派」「自然法論vs人定法
論」「カトリック的思想vsディオニュソス的思想」「グローバリズムvsリバ ータリアニズム」 呼び名は違えど、人類の歴史を貫く、型が同じ ” 2つの思想の対立軸” が あることが分かった。

これまでは前者がメインストリーム。権威を疑う者は殆どいなかった。

が、インターネットの登場により、人類の覚醒が始まった。次は暗号通貨の登
場、ゆくゆくは通貨発行権を公から引き離す。やがてAI技術実用化進み、量子コ ンピュータにソフトが乗ってしまえば、税金泥棒、暗記脳データ詰め込み官僚達 は、お払い箱。 

ニーチェは生前、周囲に思想を理解してもらえず、気が狂う思いをしたが、今は 違う。

 テクノロジーの進歩により、具体的に未来を見通す事が出来る。近未来はリバータリアニズムがメインストリームに違いない。しかし今の官僚支配、白痴化ニッポン、国民覚醒せず立ち上がれないと、ニッポンジンが世界からゴミ扱いされるのでは? と危機感を感じる。

そんな中、学問道場に参加、覚醒を促す記事をアウトプットしてゆきたいと考え ています。

(転載貼り付け終わり)

 副島隆彦です。以上の通りです。上記の文から分かるとおり、今年(去年暮れ)のノーベル経済学賞をとった、行動主義(ビヘイビアリズム)の経済学」のリチャード・セイラー(72歳、シカゴ大学教授)たちが、一体、どういう経済学の知識、思想で生きているか、ピンとくるでしょう。

それに対して、「オレはよう。副島さん。そんなムズカシイ学問の話なんか、どうでもいいんだよ。このあと、どういう投資をしたら、カネが儲(もう)かるのか、教えて欲しいだけなんだよ 」 と、ワザと ヒネたことばっかり言っていないで、

 私、副島隆彦が、世界で通用している政治思想、経済思想の話を、徹底的に分かりやすくなはしますから、厭(いや)がらないで、分かりに来なさい。

 真に地頭(じあたま)がいい、世間知(せけんち)のある、真に賢い人なら、学歴なんか無くても、最高度の世界理解に、一気に到達できるのです。そのために私たちの学問道場は有る。この世の大きな真実を暴き立てるために、私たちの存在理由(レゾン・デートル reason d ‘etre )がある。

副島隆彦 拝