[2279]俗ニーチエについて 付記 続き

8067浅川京華 投稿日:2018/02/22 04:00

副島先生の『ニーチエに学ぶ 奴隷をやめて反逆せよ!』に、コジマは、前夫との間に子供が二人あった、との記述があるが、これは間違いである。ブランデイ―ヌという娘が一人いた、である。

昔私は、副島先生の「私が日本で一番頭が良い」という発言を読んで「こういうことを言って、全然自惚れ臭が無い人も珍しい」と思った。「絶望的な気持ちで、事実を言っているだけなんだな」と感じた。が、最近の副島先生の「私は頭が良い」「この人は頭が良い、この人は馬鹿」と括った言い方には、正直言って、聞くに耐えないものを、私は感じ始めている。
私なども子供の頃から「頭の良い人、悪い人」と差別して、その前提で、ものを考える所があった。でも、年取るごとに「こういう考え方は、自分好みのものを括って考えた、錯覚でしかないな」という思いが強くなってきている。
人は生まれつきで決まるのか、それとも教育によって決まるのか?という問いについては、私は「人は生まれつきで決まる。教育の力など、無きに等しい。どう見ても、そうだ」と、今まで生きて来て思う。だから、生まれながらの天才、という人種も実在するが、天才も、才能が涸れる、なんて事はザラにあるし、ある点では天才でも、それ以外ではロクでもない人間、というのもザラにいる。選ばれた特別な人間は、一人もいない、これが真実である。ある人の人生のある部分だけを見ると、もの凄く不幸だったり、えらく幸福だったりするが、ト―タルで見れば、誰の人生も、それなりだ。運の良い人、悪い人、など存在しない。
「どこかに私と同レベルの頭の良い人がいると思っていた。この人はそういう頭の良い人、こいつは悪い人」という括り方は、女の子の「どこかに私の理想の王子様がいる」「運命の人がいる」という幼稚な思い込みと、本質的に同じ、と、はっきり言って思う。

本題。『人間の原型は女であるという事実』で私は「(旧約聖書の)イブはアダムの肋骨からつくった、なんて話は大嘘だった、事実は逆だった」と、ちょっと言ったが、この、事実を隠蔽して、、男女差別なる大嘘をでっち上げた(実は)張本人であるという点でも「キリスト教こそ諸悪の根源」というのは事実だ。