[2199]俗ニーチエについて おまけ

8067浅川京華 投稿日:2017/10/10 04:09

2182『俗ニーチエについて おまけ』で、ニーチエが「この2千年もの間、私達がキリスト教徒であった事に対して、つぐないをしなければならない時代がやって来るはずだ」と書いていたと知り、正に今日の、狂気のイスラム教主義者のテロに脅える欧米の事じゃないか、と驚愕した、と書いたが、今日の、この問題の背景には、キリスト教対イスラム教の対立がある、宗教戦争である、と、今更だが気付いた。そして、キリスト教がイスラム教に勝つ事は、もはや絶対に、どう見ても、無い。しかしその事に、欧米人は気付いていない(あまりに怖ろしい事だが)。ただ一人ニーチエだけが、遠い昔から、この事を見抜いていた。で、改めて、欧米人でも中東の人間でもない、イスラム教ともキリスト教とも無縁の日本人は、やはりこの事に対して、徹底的にどちらの見方もせず、無関係でいるべきだ、と思う。北朝鮮危機報道についての私の考えも「まともに相手して騒ぐから、ミサイル発射なんぞするんだ、放っとけ」で一貫している。私の周りの人間も、ニヤニヤしながら、私のこの意見に頷く者は多い。だから私は、去年の今上天皇の退位希望表明以後、執拗に本気で、今こそ大政奉還を!と言い続けている。何があっても戦争はしないと貫ける人は、今上天皇ただ一人、既存の政治家に、それだけの人間がいるとは思えない。私のこの意見に「天皇の政治利用だ!とんでもない」などと言う人がいるだろうか?だったらあなたが、何が何でも日本が戦争に巻き込まれないようにしてくれ、である。