[2191]詩織さんが正しい.

澤田 正典 投稿日:2017/09/22 21:24

 澤田正典です.今日は平成29年9月22日(金)です.

 詩織さんという方が,正式な手続きを踏んで提出した被害届がありながらも,とうとう,警察にも検察にも逮捕されること無く,山口敬之という強姦犯罪者が,日本国において,公式には,罪に問われぬようです.検察審査会が「不起訴相当」と判断したんだそうです.ひどいものである.

https://mainichi.jp/articles/20170923/k00/00m/040/011000c

 こういうことが,今の日本では起きてしまうのだ.

 悲しいことです.そのうち,殺人事件が起きて,証拠のビデオとか血痕とか全部残って,犯人の居所が全部わかっているにもかかわらず,殺人犯が野放しにされて平気な顔して本とか出して,しかも,検察審査会は「不起訴相当」とするのでしょうね.私は,今の日本政府が,そういう国家権力犯罪を平気でやる存在だということが,よくわかりました.

 私は,詩織さんという方がすべて正しく,詩織さんには一切落ち度は無いと判断します.そして,山口敬之という元TBSの記者とかいう,見るからに人相の悪い不届き者には,どうせすぐ,天罰が落ちると思います.

 国家権力と日本政府自身が犯罪者となって居直っている現実には,恐ろしいものがあります.不正選挙ぐらい,屁とも思わない連中が,今の日本政府である.本当にこいつら,日本人なのかと疑います.

 私は,こういうときは,堂々と詩織さんの味方をするべきだと思う.国家権力よりもヤクザよりも,もっと怖いものがあるのだ.

 私は,日本人の大多数である,まともな常識人にとって,これからも厳しいサバイバルは続くだろうと覚悟しています.

 ニーチェが天才だと思うのは,キリスト教会という巨大な宗教団体の自己正当化や偽善を真っ正面から糾弾できた点にあると思います.ただ,ニーチェという方のすごさは,ヨーロッパ言語を母国語とする方たちにとってこそ,腹の底から理解できることなのだろうとも思います.

 ニーチェは古代ヨーロッパ諸言語が,ものすごく良くできた方のようですから,現ヨーロッパ諸言語のオリジナルについて当時,キリスト教の宗教家たちよりもはるかに詳しかったのでしょう.だから,あの巨大な宗教団体に立ち向かう言論すら,手にできたのでしょう.言語は人の意識と心を作りますから,言語を深く知るものが強い力を持つ.ニーチェの方が,キリスト教会よりも上なのだと思います.

 私は日本語を母国語とする日本人だから,キリスト教会にもニーチェにも肩入れする気は無いが,たぶん,ニーチェの方がまっとうで正しいことを言っていると思います.キリスト教会だけじゃ無いけれど,弱者救済の思想はほとんどの場合,嘘だ.弱者救済を大義名分にしながら実は自分自身の救済をし,弱者救済は自己正当化の道具にしているだけであり,本当に弱者救済する気なんて,最初から最後まで無いのだから.しかも,その偽善に,自分自身で気づいていない.これを「我良し」というのだと思う.「我良し」は滅びるでしょう.

 私は,弱者救済は,実現可能な範囲を広げながら,どんどんやるべきだと思っている.ただし,それを実現したければ,日本国を豊かにしなければならないと思うし,今みたいなヤクザと区別のつかないような日本政府や外国に蚕食されっぱなしの日本国では,弱者救済もへったくそも,なくなってしまうだろうと思う.

 職の無い若者や,職があってもブラック企業で刑務所よりひどいところで働いている人もいるだろう.そんな状況で弱者救済など,公務員の偽善としか思えない.副島先生がおっしゃるとおり,一度,公務員は全員クビにした方が良いと思います.

 私は,子供の頃,そこそこ百人一首とか覚えていたつもりだけれど,今ではすっかり,ほとんど忘れてしまいました.万葉集も,とても,読みこなせない.私は,日本語のオリジナルが,よくわかっていない.

 ただ,おそらくは言霊学の研究が,日本語の神髄に一番近いところにあるだろうと判断しています.小笠原孝次先生や七沢賢治先生の系統の学問が,おそらくは正しいと思います.

 言霊学も,すべてでは無いかもしれないが,日本語のオリジナルは,中央アジアもしくはヒマラヤの方にあると判断しているようです.どのような経路で,それが日本までやってきたのか,もしくは,日本から,行ったのかもしれないけれども,解明すべき謎は,まだまだ控えていると思います.

 澤田正典 拝