[2157]洗脳による恐ろしい偽善

ナカヤマ 投稿日:2017/07/09 19:52

会員の中山です。
 先日、都議会議員選挙の前々日に、ある宗教団体に所属している古い友人からその宗教に直結している政党候補者に投票を要請する電話がかかりました。
 私がそのようなことでその候補者に投票などしないことを十分わかっているにもかかわらず上からの指示で架電しているのでした。
 私はさすがに「自分の頭で考えて電話してきたのか?」と問うことはできず、「必ず勝つから、心配するな。結果はもう決まっている。私の一票がこの際何の意味もなさない。」と言いました。
 大昔、私がサラリーマンだった頃、彼に恩があったからです。
 彼は木更津在住で上からの指示に従って電話してきたのは明らかでした。
「ただし、その政治団体のトップは全く支持できないが、彼ら(彼女ら?)が必ず勝つ」話しました。
 彼は何の反応も示しません。

 私の書きたいことはこれからです。
 私の母は数年前より認知症に罹り、私は仕事もままならない状態であることを知っている彼はなんと私の母のことを「大変心配している」とのたまうのです。
 数年前なら激怒して怒鳴りつけるところを何とか我慢して「木更津にいるあなたが心配する意味は何もない。それは無駄な心配です。」と話しました。
 よくあるくだらない話ですが、これがキリスト教だけでなくどんな宗教に帰依する人々の精神構造なのでしょう。

遅ればせながら、先ほどから副島先生のニーチェ本を読みだしました。まだ全部読み終わらないのですが、P64~65に偽善というものの本質をど真ん中で言い当てている記載があって素晴らしかった。

 宗教団体に与しなくとも小学校、中学校で知らず知らずのうちに洗脳されてきたことがよくわかる文章です。
 私は性格破綻者なので親切に転載しません。
 
 このご本は(まだ読了前ですが)今までの先生の著作の中でもトップランクに位置するもののように感じてよっくりと考えながら、今までの自分の思考経路を否定しながら読んで、益々性格破綻して死ぬ準備をするつもりです。