[2110]政治とカルト
本日は、3月19日、会員の関本克良です。
菅野完さんの単独インタビューは本当に見事でした。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00352502.html
上記インタビューの中で、私が注目したのは、迫田(国税庁長官)とならんで、松井一郎、大阪維新の会代表の写真を提示して「こいつがワル」と強調しているところです。
更に、松井に繋がっているであろう人物として、稲田朋美防衛大臣の実の父である、椿原泰夫の名前を挙げて、関西における、稲田(椿原)→在特会(レイシスト)→維新の会、という構図を示している点です。
稲田大臣の実の父親、椿原氏は、「頑張れ日本!全国行動委員会」の京都本部代表であるが、同会は、成長の家の創始者、「谷口雅春先生を学ぶ会」と関係があるようです。
「谷口雅春先生を学ぶ会」http://manabukai.org/
「学ぶ会」は、「立教の原点に立って光明化運動を推進展開し、「本流の復活・天皇国日本の実相顕現」を目指します」と書いている。宗教団体「生長の家」の本体ではないが、いわゆる生長の家「カルト(異端信者)」団体と言えるだろう。
こうした動きにたいして、成長の家の信者はどう思っているのか分からないが、恐らく、日本会議と繋がるなど、政治活動を進めることには否定的な信者が多いだろう。
ここで重要な事は、宗教的背景をもつ「カルト」と」「政治」が繋がっている点だ。
こちら、「谷口雅春先生を学ぶ会」は、憲法学者の百地章が関わっているようだ。
百地章は、ウィキペディアによると、「日本会議の政策委員を歴任。機関誌「谷口雅春先生を学ぶ」の編集人なども務めた」とある。ここで、日本会議と生長の家「学ぶ会」が繋がっているようだ。
稲田朋美は、講演会(下記サイト)でも、「私はですね本当に谷口雅春先生の教えをずっと自分の生き方の根本において参りました」と言っている。
“愛国”小学校計画 推進したい勢力とは?
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/you/feature/post_128576/
稲田の父親、椿原は、話(下記サイト)によると、京都府立高校教諭であるが、
京都府教育長企画室長を務め、日本会議的な歴史教育に力を入れているようだ。
【椿原泰夫】「頑張れ日本全国行動委員会」京都・発足発表[桜H22/11/4]
https://www.youtube.com/watch?v=SKCP-tmbmWY&feature=youtu.be
また、稲田の夫、稲田龍示弁護士は、弁護士法人「光明会」の弁護士である。
弁護士法人 光明会
http://www.komyokai.com/lawyers/
この、稲田龍示弁護士は、成長の家とつながる韓国光明会会長の金海龍の
息子ではないかという情報がある。
以下、引用
http://www.kyobunsha.co.jp/author/888.html
金海龍
韓国光明会会長。1925年北朝鮮黄海道に生まれる。1952年朝鮮日報に入社。
地方部長を経て同社大邱支社長に在任中生長の家の教えに触れ、知人を集めて1975年「光明会」を創設。
その後1988年「韓国教文社」を設立し、月刊『光明』誌を発刊。
『人生を支配する道』(1) (2)、『無心無我の生活』等の著書(韓国語)と、『生命の實相』を含めた多数の訳書を通じて光明思想普及に専念している。
引用終わり
どうも、椿原、稲田夫婦が成長の家とそこから派生した「学ぶ会」そして、
日本会議、現在のカルト政治とかなり関係がるようだ。
政治とカルトについて研究を進めるべきだろう。
関本 拝