[2103]「 副島隆彦の “予言者” 金融セミナー第13回 」 が、3月26日(日)に開かれます。

副島隆彦 投稿日:2017/03/03 11:20

来たる3月26日(日)に、「第13回 副島隆彦の“予言者”金融セミナー」が開かれます。

私は、目下、次の自分の金融・経済本の書き上げに集中しています。

ドナルド・トランプというポピュリスト運動(反官僚の民衆叛乱)から出てきた、希代の大統領が何をやるか、やらかすか。心配で仕方が無い人たちが、今も日本にもたくさんいる。自分たちには理解できない種類の人間だからだ。これまでの自分の経験と知識では、とても対応できない野獣のような人間だ。 

 私、副島隆彦だけが、日本では自信をもって、「この金髪ゴリラは、こういう男であり、こういう信念(人生観)で動く。だから、これから、こういうことをする」とはっきりと説明できる。私の、この30年間のアメリカ政治思想研究の成果から言える。

「ど穢(ぎたな)いまでの、トランプ・マジック(魔術)で 世界経済は、おそらくこのあと少しは良くなる。「秘密のアッコちゃん の、秘密の株つり上げ」を、NYの自分のお仲間の、どきたない大物経営者、博奕うち、企業乗っ取り屋たちが談合して、トランプ当選の前から、さっさと秘密で(笑い)実行した。これで、爆上(ばくあ)げで330兆円(3兆ドル)儲かった。と、トランプ自身が、自慢げに、3月1日の演説でしゃべった。 世界中の投資家たちにとっては、儲かったから良いことだ。素直に喜ぶべきことだ。

「トランプのやることは、不可解だ。信用ならない。あいつは危険な人間だ」などと、言っている者たちは、負け組だ。人の足を引っ張ることしか知らない負け犬だ。このほか、あれこれ、たくさん私は話すことが山ほどはある。

 この特異な人物であり、本当に先見(せんけん)の能力のある、優れた指導者である、金髪ゴリラだからこそ、いろいろ世界の、一番上の、裏のことも全部分かるのだ。しかもこいつが、米大統領という公式権力( こん棒、腕力、破壊力)まで手に入れてしまった。世界は完全に、この男に、振り回されている。

 これから先の予想が付かない。だからコワイ。従来の支配者たち( establishment 、エシタブリッシュメント) は、今も、「トランプを殺したい。早く暗殺してくれ 」と思っている。日本でも、だ。だから専門家、有識者、インテリどもが、偉そうな金融分析、経済評論文を書けなくなって、みんな困り果てている。それでトランプの悪口と、悲観的な予測ばっかりが溢(あふ)れている。「トランプさんって、大丈夫なの」と、一般国民も心配している。それよりも、自分の心配をした方がいいのではないか。

 私、副島隆彦 は、世界の政治勢力としては、トランプ支持でトランプ派だ。だから、トランプたち、とんでもない博奕うちで、大物汚れ実業家たちだから、だからこそ、 トランプが、大戦争( ラージ・ウォー、WW3、第三次世界大戦)をしないで、世界民衆のために、なんとか世界を維持するのなら、それに賛成する、という立場だ。 

「アメリカは、もうカネがない。外国を助ける余裕はないんだ。大借金だらけで首が回らない。だから、諸外国は自分のことは自分でやってくれ。オレは、アメリカ国内の立て直しで手一杯だ。自国内の問題に対応することで、精一杯だ(これが、アイソレーショニズム。=国内問題優先主義。外国になるべく関わりたくない) 」が、トランプの本心の、一番重要で、すべての出発点だ。 アメリカ・ファースト! とは、「アメリカ国民のことが一番大事(ファースト)。外国のことは、セカンド」という意味だ。みんな、そろそろ分かりなさい。

3月1日の演説でも、「私は世界の代表ではない。私はアメリカ合衆国の代表だ」と、トランプは言った。

 それに対して、従来のままの延長で、「まだまだ、お札と国債を刷り続けるべきだ。この緩和マネーで、国家帳簿の帳尻を合わせるしかないんだ」と、ヘリコプター・マネー(ヘリマネ)派の 、従来の インタゲ(インフレ目標値政策)論者どもは、言っている。

それを、最近は、クリストファー・シムズというノーベル賞学者が言い出している。

 それを、アデア・ターナーという英国の金融官僚が援護射撃して、これを、極(ごく)悪人のジョージ・ソロスが、吹聴して回っている。1月6日に、来日して、安倍晋三に、ソロスが、ターナーを連れて来て、「ヘリマネ(じゃぶじゃぶマネー)をもっとやれ」とご進講に来た。これに、浜田宏一(はまだこういち)も、「毒を食らわば皿(さら)まで」で、さっさと追随したそうだ。この者たちは、すべて、ヒラリー派だ。

 このシカゴ大学系の マネタリスト( その中の一派が、合理的期待形成仮説派=合理的な経済の予測は出来る派)の、極(ごく)悪人の「主流派」経済学者たちは、まだまだ、じゃぶじゃぶマネーをやって、行くところまで、行く気だ。その果てに何があるのか。この「 前人未踏の (イスカンダル星を目指す) 宇宙戦艦ヤマトの 波動砲(はどうほう)の人たち」は、あーあーあーで、・・・・あるいはやっぱり大戦争 かな。こいつらは、フェイク・マネー(ニセのお金)だ。人類を大きくだます者たちだ。

 それに較べれば、トランプたち、どぎたない大物実業家たちが、世界首都(ニューヨーク)で連合して談合でやっている、インチキくさい経済活動の方が、ずっと、リアル・マネー(本物のお金)を、動かしている。さあ、どっちが勝つのか、だ。副島隆彦は、これから先の 世界の金融と経済の動きを、大きく読み破ったぞ。

 だから、来たる3月26日(日)の私の金融セミナー(東京)に来て下さい。私が、5時間しっかり、私の知っている限りのことを、全部、話します。徹底的に分り易(やす)く話します。そのあとその内容を、本にします。

 ただし、この金融講演会は、投資家と、小(こ)金持ち、小(しょう)資産家層のための講演会です。5月28日(詳細はまだ未定)に、学問道場の会員向けの、読書人、インテリ向けの講演会をやりますので、会員たちは、そっちの方に結集してください。

 この金融セミナーでは、この他に、日本の年金をアメリカに差し出して、ぶったくられて、「アメリカ国内のインフラ整備(日本の新幹線を通勤新線で通す、とか。ただで日本に作らせる)に使う」とかだ。

エネルギー政策では何をするか。「景気を回復させる」には、何が必要かなども、話します。
 トランプ(アメリカ)の、外交・軍事(安全保障)が、世界の各地域(リージョン、region)を、どのように処理するのか、とかも大きな観点から話します。

今度の金融セミナーは、やはり、ひと言でいえば、「ムニューチン財務長官の チョップ・ショップ  chop-shop。マグロの解体ショーだ」だ。何のことだか,分からないでしょうが、私が、当日すべて話します。投資家の皆さん、どうぞお集まり下さい。

あ、それから、この3月9日に、私の今度の、新刊『 税金恐怖政治(タックス・テロリズム)が 富裕層を追い詰める』(幻冬舎=げんとうしゃ=刊)が全国の書店で発売になります。金持ち、資産家たちに、まさしくタックス・テロリスト(徴税テロの実行者たち)である 国税庁、税務署との 闘い方(あるいは、上手な逃げ方)も、私が気合いを入れて、本気で話します。

 副島隆彦の金融セミナーは、以下の要領です。

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■「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第13回」

 会場:ヤクルトホール 東京都港区東新橋1-1-19 ヤクルト本社ビル

 日時:2017年3月26日(日) 

 開場・受付/10:00~ 終了/17:00(予定)

 受講料:15,000円(税込)/全指定席

   参加したい人は、以下のサイトから申し込んでください。

   http://kokucheese.com/event/index/456484/

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  今度の金融セミナーの会場の「ヤクルトホール」は、東京の新橋駅のすぐそばです。

  世界の最新の政治変動 と連動する、金融・経済予測(予言)を、副島隆彦が思いっきり話します。
これからの投資のためと、自分の大切な金融資産を守りたい人は、3月26日に来てください。

 副島隆彦 記